Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2017年04月18日

VRで書道パフォーマンス。

東アジア文化都市2017京都でのトーチカさん製作の映像作品でも
そうでしたがVR(バーチャルリアリティー)を使ったライブパフォーマンスを披露するイベントがありました。

詳しくはご紹介できないのですが
巨大なモニターを使いショーにするモノだったのですが
今まではVRの紹介やゴーグルをはめて見てもらう事が前提だったのを
モニターの映像のみで楽しんで頂くというモノ。

確かにお客さんにとってはその方が気楽ですし
より多く方を対象に楽しんで頂く事ができます。

この企画がスタートし色んな方法を思い描き、話し合いました。
今回のショーでは実現できなかったモノもあったのですが
その内の一つが「東アジア文化都市2017京都」の映像作品のメイキングで
使われている私が映像の中に実際に登場している表現。
映像で合成する訳ではなく、ライブでもこの表現はできるのです。
書いた文字を突き抜けるなんてVRならでは。

東アジア文化都市2017京都プロモーション映像メイキング



他にもライブだからできるパフォーマンス企画はあったのですが
それはまた機会がありましたらご紹介させて頂きます。
撮影:株式会社 Skeleton Crew Studio

衣装:TIRINITAS

とにかく単に私が見ているバーチャル世界をモニターで見て頂くというよりは
その世界を疑似体験できる様に構成し、映像作品としても面白く表現する様にしました。

きっとこれからもっと面白い表現が可能に成っていく世界で
想像している表現も実現できるときっとスゴク楽しめるモノだと思いますので
今後の機会も非常に楽しみです。

企画&協力:株式会社 Skeleton Crew Studio
  
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2017年03月15日

VR書道(!)で映像作品に参加 東アジア文化都市2017京都

東アジア文化都市2017京都というのが今開催されていまして。詳しくはHPを。

簡単に言うと日中韓の文化交流なのですが
今年は京都市、長沙市、大邱広域市の三都市にて開催。

そのプロモーション映像の制作に関わらせて頂きました。

製作の中心はトーチカさん。
色んな方面で活躍されていますので
PIKAPIKA等の代表作を見れば分かる方も多いと思うのですが
私もNHKのクリエーター番組で何度か作品は拝見した事がありました。

他に
NAZE (現代美術)
Shing02 (作詞・MC)
山路敦司 (作曲)
CEKAI (グラフィック) 敬称略 

など京都を拠点に世界で活躍する若手アーティストさん達とご一緒させて頂き
カッコいい映像作品が完成しました。

製作東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
ディレクター:トーチカ

この映像の詳細はHAPSのHP http://haps-kyoto.com/timetravelguide/へ。

制作チームからのメッセージ
「歌詞にある"time travel"という言葉は,この作品の映像や音楽におけるtraditional(伝統)
ancient と modern(古代と現代)の行き来を示しています。
それは京都というまちの特性であると同時に,過去から未来を眺める
あるいは未来から過去を眺めることによって,人間の知恵や歴史,ヴィジョンを捉え
そのことによって過去を乗り越えた先にある未来としての平和を象徴しています。」

ここ最近VRを使った書の表現に関わらせて頂く事が多く成ってきましたが
今まではヘッドセットを付けた人だけが分かる世界でした。
それをまた編集し、映像と一緒にする事で
新たな表現ができています。


「音」が横を向くと「♪」に成るなんかはVRならではの表現ですし


この「香」なんかも立体的。

龍なんかスゴクカッコいい表現ですよね。

今後メイキングの制作も進んでいるらしいので
ソレも是非お楽しみに。きっと楽しめると思いますよ。

  
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2017年03月13日

炒める専用お豆腐とイタリアンなお豆腐。男前豆腐店

男前豆腐店株式会社から新商品が続々と発売に成りましたよ。

「炒どうふ」と書いて(ちゃーどうふ)
絹ごしでありながら濃厚でしっかりとしたお豆腐で
炒めるお豆腐として最適!
豆腐ステーキはもちろん、野菜炒めやゴーヤチャンプルーなんかでフライパンでジャンジャン炒めても
ほとんど型崩れしない程のしっかりさ。
濃厚で食べ応えもあるので、ガッツリいきたい男性にもオススメですよ。

文字は「炒」の字の編とツクリを離す事で火のインパクトを
表に出す様にしました。
個人的には横書きの「ちゃーどうふ」の文字バランスが特にお気に入り!

またこの「炒どうふ」。日本アクセス「春季フードコンベンション2017」で行われた
「この春夏注目の新商品グランプリ」にて冷蔵部門で 1位に選ばれました!
京の石畳」、「昆布だしのきぬ」に引き続き幸先の良いニュースでホント嬉しい。


昨年発売に成り
私も大のお気に入りの
「枝豆」と「ゆず」プレミアムがパッケージを新たに
また、「とまと」と「バジル」も追加して
4種類のプレミアムシリーズと成りました。


私は「枝豆」と「ゆず」は塩とゴマ油でいただく事が多かったのですが
追加された「とまと」と「バジル」はオリーブオイルですよね。
イタリアンなサラダに持ってこいです。

夏に向けてスカッと元気なパッケー字にしてみましたので
是非店頭で見掛けましたらお手に取ってみて下さい。
男前は期待を裏切りませんよ。

*近くのスーパーでは手に入らないという方。
 実はネット販売でも手に入れる事ができます。
 コチラをご参考に http://rokenro.com
  
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Posted by HIROSHI UETA at 13:53Comments(0)依頼作品/made to order

2017年03月08日

徳島での個展終了!@森珈琲店

2月いっぱいまで開催しました個展「そのひととき」
無事に終了しました。
わざわざ関西圏からもお出で頂いた方もあり
誠にありがとうございました。
懐かしい顔や学生達も多く来てくれ
暇する事は全くありませんでした。

長いと思っていた1ヵ月間の展示も
始まってしまうとあっという間。

徳島初な事もあり“初めまして”な方と出会う事が多かった本展でした。
ギャラリーとは違い、喫茶目的で来た方が
ふと目にとめて、コメントを頂いたり
お話させて頂いたりという感じでしたので
素直に嬉しい「そのひととき」でした。

また作品を目的に来て頂いた方にも
森珈琲店さんの魅力を知って頂く機会にも成り
嬉しい言葉を沢山頂いたり
森さんからも良いご縁を多く頂きました。

その中に藍染め作家さんがいらっしゃって
こんど一緒にモノ作りに参加して下さる事に成りました。
前々から興味があった藍染め。
早速ご自宅にも伺わせて頂きました。


こんなモノが取り入れられると思うとワクワクします!

良い機会を頂き
原点を思い出し、決意する事もあり
得るモノが沢山ありました。

会場となった森珈琲店さん。
掲載頂いた徳島新聞さん。地元情報誌あわわさん。
ありがとございました。
「また展示して」というお客さんもいらっしゃいましたので
いつかはその声も採用されると思います(笑)。

またお目に掛れるのを楽しみしています。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 22:24Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2017年02月20日

開催中!個展「そのひととき」

現在開催中の徳島駅前の森珈琲店での個展「そのひととき」

もちろんたまに暇な事もありますが
新聞や雑誌を見て来られたり、フラッと入られた方も興味持って資料なんかも見て下さったりと

・・・そうそう新聞と言えば

徳島新聞さんが2月5日と15日の2回も掲載して下さいました。
2回目は写真付き!
京都もそうですがやはり徳島も地元新聞の影響力は強い様で
色んな方が見に来て下さってる様子。
有難いです。

一般の方もですが
四国大学の学生も良く来てくれています。
他の大学ではなかなか学生が動かないなんて聞いた事ありましたが
ウチの方は感心な子が多いみたい。

私も学生に向けて展示した所もありますから
何処か盗む所があるのならドンドン盗んでいって欲しいです。

そんな学生のひとりがこんな印を作ってくれました。
上手いですよね!
色んな所でジャンジャン使わせてもらおうと思います。

この個展「そのひととき」は2月いっぱいまで展示しています。
私はあと20日、27日、28日は15時頃~閉店18時まで店内におります。

他にも集中講義の授業で20日~24日は徳島にいますので
時間は分かりませんが授業前、授業後なんかも出没していると思います。
どうぞ森珈琲店まで足をお運び頂き
美味しい珈琲(ハーブティーも評判良いです)と共に楽しんでいって下さい。






  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:09Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2017年01月23日

個展そのひととき@徳島

徳島駅前の森珈琲店が今年30周年を迎え
馴染みの作家にこの一年は作品を展示してもらうという企画で
この2月を担当させて頂く事に成りました。
詳しい経緯はコチラで。

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-そのひととき- 上田普 書作品展
会場森珈琲店
会期:2月1日(水)~28日(火)
営業時間:7:00~18:00 (日・祝/8:00~18:00)無休
作家在喫茶日:1日、11日、12日、18日、20日、27日、28日(15時頃~閉店)
------------------------------------------------------------------------

作品は10点前後でそんなに多くは展示できませんが
お気に入りのモノと新作を持ちこみたいと思っております。

森珈琲店に展示するという話をすると
何人かに「良いお店でするんだね」という言葉を頂きました。
30年間一貫して素敵なサービスと美味しい珈琲を提供されてきた証ですね。
もちろん、だから私も通ってきたのですが
実際にそういう声を耳にすると嬉しく成ります。

どうぞ作品や珈琲の味はもちろんですが
あなたの前にどんなカップで珈琲が運ばれて来るのか。
振り子時計や、聴こえてくる阿波弁、伝票に書かれたひと言。
そんな“そのひととき”を楽しんで頂ければと思います。

ちょうど四国大学書道文化学科の卒業制作展も
2月16日~19日四国大学交流プラザで開催してますので
ぜひ卒業生の4年間の成果も一緒に楽しんでいって下さい。
(私も講師として一点出品致します。)


  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:24Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2017年01月08日

新春のグループ展「egaki初め」

寒中お見舞い申し上げます。
早速ですが新年一発目の展示会です。
「egaki初め2017」


会期:2017年1月13日(金)~22日(日)
   11:00~18:00(会期中無休)
オープニング新年会1月14日(土)15時~18時
   ゲストに今ノリにのってるsilsilさんによるライブペインティングパフォーマンスもあります!
私は13日(金)、14日(土)、17日(火)、22日(日)に会場に居ります。
会場アート○美空間Saga
   神戸市中央区下山手通2-13-181F

今回は真っ黒と真っ白なシルクスクリーンの作品2点を用意しました。(DMの作品は出品しません)
結構気に入ってる作品なので是非ご覧頂きたい。
(写真では上手く撮れないので、実際にご覧頂くしか仕方ない(笑)。)

本展は
それぞれの作品のイメージ音楽が紹介されていますので
来場者は気に成る作品の音楽をリクエストする事ができます。
音楽と共に作品を鑑賞頂きの作品イメージをより膨らませて頂ける趣向と成っていますので
私が普段どんな音楽を聞いて制作しているのかも垣間見れる感じですね。

私の他にも15名の作家が出品しています。
宮本信代(墨の絵)、辻めぐみ(掛軸)、ハヤシジュンジロウ(アクリル画)
MISHAGRAPHICA(イラスト)、藤澤憲彦(立体)
他にも漆、ガラス、陶芸など様々。

どうぞ新年の清々しい気分でお立ち寄り下さい。




  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:41Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2016年12月30日

2016年と2017年に向けて。

いよいよ年の瀬ですが
今年も色々ありました・・・とTVやラジオなんかでやってるので世間の事は置いといて。

たまに自分のブログを振り返るのもイイですね。
今年何をやってのかよく分かります。
ずっと前の事と思ってたのが今年の事だったりしますから
月日が流れるのは早いというのが嘘の様。

羅列すると。

Kyoto VRの方々との出来事も今年でしたね。
その関連でLIMITSの舞台でVRバトルもしました。
男前豆腐店さんの新商品も幾つか書かせて頂きましたし
叶匠寿庵さん、居酒屋、ホテルなんかもできました。
酒心館でミュージシャンとのコラボイベント個展
イギリス行って石も削りました。小学校でのワークショップ。
コラボ服も出来ましたし。
年間ベストプレゼンターを頂いたMTRL京都でのマスキングカラーのアートワーク。

今年も色んな方のご協力のもと挑戦させて頂きました。
ありがとうございました。
その都度興味持って見て下さった方もいらっしゃってありがとうございます。

来年は早々に
・1月13日~22日@アート○美空間Sagaのグループ展「egaki初め」。
・2月は徳島駅前の森珈琲店での個展。
その間に先日の発売になったT.A.Sさんとのコラボレーションしたコートに引き続き
・羽織コートとシャツも発売開始になる予定ですし
・クリエイティブユニット、トーチカさんとの映像作品も公開になります。
 ・・・と楽しみが続々。

*T.A.Sさんとのコラボレーションコートは現在神戸のJUNK SHOPでも取り扱って頂いています。
 手に取って確かめたい方は是非店頭へ。
*T.A.SさんのHPではインタビュー記事も掲載されています。
 こちらも是非ご覧下さい。

来年は酉年。みなさん羽ばたいていきましょう!
どうぞ来年もよろしくお願い致します。
今年一年ありがとうございました。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 23:42Comments(0)

2016年12月20日

和歌を書いたコートが発売開始!!

-天の海 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ-


万葉集に収められた柿本人麻呂の歌。
「夜空の海に、雲の浪がたっている中を
月の船に乗って、星の林に漕ぎ隠れるゆく」

1,300年前の歌とは思えないほど新鮮に感じる
ロマンチックな歌をプリントされたコートが発売されました。

京都のファッションブランドTALK ABOUT SOCIETY(T.A.S)さんとのコラボレーションです。

カッコ良くて暖かくて、そして軽いんですよね。
オーバーサイズなゆったりとしたシルエットと
嬉しいパーカー仕様で、高級感のある光沢のある生地で作られた
全てがmade in Kyotoな一着。

この歌を選んだのは、夜空、月を詠ったのが非常に日本的で
想い描いた景色がたまらなく美しかったから。
(コレの制作後にイギリスに行ったのでパフォーマンスでもこの歌を書いてました。)
書いた書は流麗にしつつも、可読性がある様に万葉仮名は使わず
そして、古筆の枡色紙の様に一見一行書に見えながらも
実は二行が絡んでいる散し書きにしました。

そのプリントはイカスミやホタテ等の天然素材の
オリジナル京都プリント。
通常のインクによる、生地にのっかるTシャツプリントな感じではなく、墨が紙に浸み込んだ様な
グラデーションある表情が生まれました。

同系色のボタンも景色になってくれて、ボタン側にプリントしていますので
全て締めると和歌が半分ほど隠れるというチラリズムな表現。
いくつかボタンを開けて見せるという着こなしも楽しめますね。

タグをも


T.A.Sさんと嬉しいWネーム。

色は黒とレンガの2色で
サイズはM(ユニセックス)、Lの2サイズは
T.A.SさんのHPから購入できます。

shop: http://lob45.com/shop/
   look bookのページでは大きな画像で確認できますし
   また今後順次発売されるシャツや羽織なんかもいちはやく見られます。
Look book: http://lob45.com/1875-2/
   それらは以前から一緒にさせてもらってる
   TRINITASさんがパターンを起こしていますのでトリプルコラボな商品ですよ。

今後のも楽しみですが先行発売されたこのコート。
着て出かけるのが嬉しく成る冬のアイテムとしていかがでしょう。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 05:25Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2016年12月12日

個展「かなで」@アート○美空間Saga 報告。

今年行った個展の“いまさら”な報告です。

7月に神戸で行った個展「かなで」
酒心館で行ったミュージシャン、朗読とのセッションイベントの直後に開催しました。

かなで=奏=仮名手。

仮名文字は和歌を書く為に生まれた様なモノで
仮名自身が歌を奏でる音符みたいなモノなんじゃないのか。
一連の作品を通して見る事で
ひとつのストーリー(音楽)が生まれないかと思い制作しました。

また最近今更ながら墨にすごくハマりつつあって
それを最大限生かせるモノを作りたいと
20~30年は経った紙や墨で制作しました。
時間の経ったモノは枯れると言うのですが、墨色が良く成ると言います。
「いぶき」

また硯と墨にも相性があるという事も理解できてしてきましたので
その墨色を生かす硯の選択も考えて制作しました。
作品「うずくまる」

「あふ」

「ざわめく」

「ひとり」

nnnn写真ではなかなか伝わりませんね・・・・。

奥の部屋は酒心館で見て頂いた作品、パフォーマンスのアーカイブの様に。
動画でも見て頂ける様にしました。


その動画

また大人気のTRINITASとのコラボ。今回の新作はTシャツ。


黒は墨、藍色は藍の墨を使い2色の展開。
少し和風なテイストのTシャツを作ってくれました。

また嬉しい事に5年前に制作した人気の「いのり」ブレスレットも
神戸の小さな手紙さんのご協力で復活。

目で、耳で、着て、楽しんで頂けるイベントになったのではないでしょうか。

そんな個展の様子はSagaのブログでもご覧頂けますのでぜひ。

今回私の裏テーマにクラシックの演奏の様に「2時間位楽しめる様な展示」はできないかなぁ・・・。
というのがありました。見れば見るほど色んなモノが見えてくる・・・みたいな。
動画や服を着替えたりで時間を引き延ばす事はできた(笑)とは思うのですが
さすがに2時間掛けて作品をじっ~くり見る様な人は居なかったかな・・・。
でもそんなモノを目指してみようと思います。




  
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2016年12月02日

徳島で初めての個展

今も非常勤講師で徳島の四国大学に行ってますが
学生時代を徳島で過ごしました。

休日によくやってたルーティンに
ポッポ街を通り、“そごう”の画廊を見て
今はもう無く成ったVIVREで服を物色、東新町商店街を抜け
もう一件の古びた画廊を見て。道すがら本屋、古本屋、CD屋なんかを物色。
CITY(これも無く成った)に立ち寄り
最後に行き着く駅前の森珈琲店

学生の私にとってはチョット背伸びした佇まいの珈琲店でしたが
店内では誰かの作品展をやってて、それを見ながら珈琲と煙草。
というのが好きな時間でした。

当時、芸術を感じられる場所が街中には少なくて
2件の画廊と森珈琲店が唯一の灯火でした。
(今も同じ様な事を京都でやっているのですが)

新しいモノ、流行りモノを服屋や本屋で知り。
美術や表現の眼を画廊や、古本屋、CD屋なんかで勉強してたんですよね。
今は意識してやっていますが、その頃は無意識にただ飢えてたというか・・・。

珈琲にしても
京都でホントに美味しい珈琲を出す「珈琲伽藍」という珈琲店と出会い。
そこの近くに住みたいと思って住処を探し、通ってた程なのですが
そこで使っていた豆が神戸・萩原珈琲のモノで(そこで初めて萩原を知ったのですが)
なんと徳島の森珈琲店で出していたのも萩原の珈琲だったのです。

非常勤になる前、卒業後久しぶりに森珈琲店に立ち寄り
ふと珈琲缶を見ると「萩原の缶」!
味もわからず飲んでいた珈琲が、今でも美味しいと思えるモノだった事が
なんか嬉しくなったのでした。

前フリが長く成りましたが
その森珈琲店が来年30周年を迎える。
それを記念して来年の一年間は月毎に今まで縁のあった作家さんに
作品を展示してもらう事にされたそうで
私は2月に展示させて頂く事に成りました!!!

昔はただ憧れの様な場で
まさかこんな時が来るなんて思っても居ませんでした。

徳島で初めての個展を森珈琲店でできる事をホントに嬉しく思っています。
徳島そして四国の皆さん。
2017年2月は是非美味しい珈琲と共に作品に会いに来て下さい。
私もたまに珈琲を楽しみに行きますので。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:36Comments(0)道程個展・グループ展/Exhibition

2016年11月22日

こんなのでした「Jazz&朗読とのコラボレーション」

今まではひとつイベントをやれば、結果報告をしていましたのに
最近全くできて居りませんでしたので夏までさかのぼって。

7月に参加させて頂いた神戸・酒心館ホールでのイベント「音楽と書と朗読による空間
を振り返ります。

会場の酒心館ホールは神戸・灘の有名な「福寿」を造られてる酒蔵メーカー神戸酒心館さんの
酒蔵を利用した立派なイベントスペースです。

今回のイベントの為に作品を2点制作したのですが
その一点が
スタートを飾ってくれましたヴォーカルユニットBe in Voicesさんの曲
「未来ノオモイデ」からイメージしてというモノでした。
Be in Voices

曲はyoutubeにもありますので聴いてみて下さい。
歌詞の「“きみ”に出会う為に“ぼく”が生まれた来た」という言葉。
そして“パズル”と“カギ”というキーワード。
そこから制作した作品が
「きみとぼく」

“きみ”と“ぼく”の文字が重なり合っているのが分りますかね・・・?
そして左下にはエンボスでパズルとカギが入っています。

会場では歌う前に作品の紹介をして頂きました。


そしてもう一点。
朗読の藤沢周平作「朝顔」をテーマに。
(短編なのですぐ読めると思いますのでもし気に成る方は読んでみて下さい。最後に驚かされます(笑)。)
それを元に制作したのが
作品「あさがお」


朝顔の可愛らしい花なのに何故か少し荒々しい線で・・・それは読んで頂くと分ります。
油煙墨なのですが青く色が出ました。紙は結構古いモノです。
沢山咲く朝顔の花の重なり、立体感を表現しました。
軸は軸先や本紙の上下に付けたインド更紗の生地で
朝顔が巻きつく竹のイメージを入れて頂きました。
ピアノ伴奏を入れての塚本さんと平松さんによる朗読の様子。

その後は
長島雅枝さん(アルトサックス&Vo)とユン ファンソンさん(トランペット&Vo)と
それぞれの演奏とセッションさせて頂きました。
長島雅枝さん

セッションの仕方は音楽やってる時と全く同じ。
くる音に対して私が書き、私が書くモノに音が帰ってくる。
たまにアオリ、そしてアオられる。
そんな駆け引きをライブの中でやりつつ
いつ終わるのか誰も分らない・・・(笑)。

これがホント楽しかったんですよね~!

長島さんやユンさんも同じ気持ちだったみたいなのでホント嬉しかったです。
その様子は見る事ができますのでコチラで雰囲気だけでも楽しんで下さい。

私は字を書いている様で実はほとんど書いていません。
お互いの演奏を少し聴いて長島さんは「光、輝」、ユンさんは「影、闇」とテーマを決めて
たまに書いているのですが、ほとんどはただセッションしていました。

出番前に音を聞きながらイメージを膨らませつつ墨をすり、その辺りに香りを漂わせています。

長島さんとの時はお客さんの中を通る様にコの字に紙を敷きました。

イベントの終わりにユンさんと

このイベントを主催、企画そして司会をして頂いた廣島さん。
ありがとうございました。ホントに貴重な楽しい体験をさせて頂きました。
なかなかこんな贅沢な環境はそうそう揃わないと感じています。

このイベントで多くの方と出会うきっかけを頂きました。
新しい事にも挑戦させて頂き、これらがイギリスでのデモンストレーションに繋がったのだと思っています。

最後になりましたが、ご来場頂いた皆さんありがとうございました。
またどこかでお会い出来るのを楽しみにしています。
その時はコレを超える事をしないといけませんね・・・汗。 精進します。

  
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2016年10月25日

音で体で体感できる作品「Art neiro + move 絵音色 + 動展」@ちゃやまちプラザ

初めお話を聞いた時は何の事か理解できませんでしたが
何やら作品から色を拾らい、音に変換。
それを音楽家が曲に仕上げて、音楽と共に作品を鑑賞して頂ける。
それ用の作品を作って欲しい。って

話をきけば面白そうですけど・・・・から始まった企画ですが蓋を開けると
ベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞したアニメーション作家さんだとか
元タカラジェンヌさんだとか、インタラクティブアートだとか
なんか面白そうなイベントの開催です!

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Art neiro + move 絵音色 + 動展
「絵画色の音+アニメーション+インタラクティブアート」
色ってどんな音がするのだろう?この絵からは、どんな音が流れるのだろう?
+動 心の奥底から身体全体へ揺さぶる体験を楽しみましょう!
日時:2016年10月28日(金)~30日(日)の3日間
         28(金) 12:00〜19:00
     29(土)&30(日) 11:00〜19:00
会場ちゃやまちプラザ MBS毎日放送 1 Fロビースペース
   阪急電車 梅田駅茶屋町口より北へ徒歩5分 JR大阪駅徒歩10分 
入場無料
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「Art neiro」コーナーでは、展示される絵や版画などの作品に、音が流れます。作品の色を音階に変え、作品のイメージが曲になる。視覚と聴覚を使って、より深く作品を楽しむことができる展示です。版画の大崎緑さんは元タカラジェンヌだそうですよ。お会いするのが楽しみ!
「move 絵音色」は、ベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞したアニメーション作家和田淳さんの短編アニメーション3作品上映。独特の空気感とユーモアはヤミツキに成りますよ。
「動展」は、身体を動かしながら、芸術を体感できるコーナー。双方向のコミュニケーションの中で、鑑賞したものにしか分からない一人ひとり違った体験を味わうことができます。

≪出展作家≫
+動
和田淳 アニメーション作家
大阪芸術大学デジタルマッチョ (インタラクティブアート) 市川 衛 有吉正騎 天野真由美 三澤 涼 今村優希 小林真由美 原 奏人 栗本智皓 浅井友紀子

Artneiro
上田普 書家
奥田一生 イラストレーター
大崎緑 版画 
hare イラストレーター
北田久美子 kuhくうPiecesof cloth Art テキスタイルアート
越田博文 音担当

有限会社アラカワ紙業 ダンボールポールアイランド 
企画協力 大阪芸術大学デジタルマッチョ
主催企画 Art studio kuh 北田久美子  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:47Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2016年10月11日

イギリスで石と書のコラボレーション

イギリスではウェールズ・フィッシュガードのブルーストーンの造形作家(Bluestone Sculpture)のダレン(Darren Yeadon) さんとコラボレーションもしてきました。

ダレンさんは以前はイタリアでも活動されていましたが
現在はウェールズでコミッションワークやオリジナルアートワークの製作をされています。
ダレンさんの作品

彼の扱うブルーストーンは硬くて有名な石だそうで
ストーンヘンジの使ってた石もそれだとの事。
ストーンヘンジの石は数千年後の今も残っていますので
きっと私達のもその気に成れば千年以上残りますw。

コラボレーションの話を聞いた時は石作品の制作には時間が掛るでしょうし
メールでやり取りし、データを送りながら進めるのかと思っていましたが
現地で石を見ながら制作していく事に成りました。

共同製作初日の朝、ダレンさんから「さあ、この石で何をする?」って
シャメが送らせて来ました。
私は全く想像もできなくて「we will see」とだけ返信して工房に向かったのでした。


実際に石を見てると、京都の庭師さんの仕事を思い出しました。
なので私なりにこの石の上下と正面を決め提案すると
「それは良いアイデアだ」と快諾!
その入りが良かったのか、その後は私の考えと方向性を快く受け入れてくれました。

とは言っても、もちろん私も彼のスタイルや作業の仕方、アイデアも尊重しながら
意見を聞き、伝わらないければサンプルも見せてくれながら進めていきました。

上下を決め、底と成る部分を平らに。
(私は埋めるのだと思ってましたが、切りました)
底辺を作る。

立てた様子。もうカッコいい!

約350kgの石を手作業で動かすスゴイ男!

ダレンさんの話だとこのブルーストーンは磨けば中から黒い層が出てきて
磨けばその黒い中から白い星が出て来るんだという事。
「石の中に星の輝く宇宙がある」そんな風にイメージし
和歌にもよく詠まれる「月」と書く事にしました。

そんな事を話していると彼は「じゃあ私は光や太陽の様なエネルギーを表現しよう」と言う事に成り
互いに担当面を決め、それぞれに表現する事に成りました。

まさしく、地球の半分が昼の時はその反対側が夜に成っている訳だし、陰と陽。
私達農耕民族は月を基準に農作物を作る訳で、ピッタリな表現だと感じました。

あともう一提案。
「何も手を加えない所も作ろう!」
私達の文化は如何に自然を表現するかだから、私達が立ち入れない部分も必要だと思う。
という事でお互いの面と、手を入れない所を決めました。
墨を磨って

「月」と書く

アウトラインを削る。


決して石の埃を吸ってはダメという事で。ナウシカみたいなマスク。

コチラはダレンさん側。
放射線状に線を引き
切り。

溝を作っていく。

表面の層を削りとる。

両サイドから。

黒い層が出てきた。

荒手から徐々に細かく12段階ほどの工程で磨き、光ってきたら

中から天の川みたいな星が出てきた。

ダレンさんのも切り終わるとギザギザの模様が生まれ。

磨きおわり。この黒い色は2週間程するともっと黒さが増すんだそう。

「月」に見える?


下の方に互いのタイトルとサインを私は日本語、ダレンさんはウェールズ語で。
私は「月影」と名付け

、彼は「太陽」

ここまでの工程がたったの3日間。思ってたよりメッチャ速い!
その3日で、概ね作品は形にする事ができました。
滞ること無く、順調に作業が運んだ事もありますが、私がウェールズに居てる間に何とか形にしようと
私を送ってからもダレンさんが1人でコツコツ作業を進めておいてくれたからです。感謝。

完成した全体像は見られませんでしたが
なかなか素敵なモノができたと確信しています。
すごく気に入ってしまいました。
その後も、このままだと低い作品に成るので
この辺りのブルーストーンを土台にし

こんな感じで積み上げるんだそうです。

完成すればフィッシュガードのローワータウンと呼ばれる港に設置される予定。
こんな感じの可愛らしい港。周りにはB&Bやカフェも点在していました。

設置されたらこの港のB&Bに泊まって絶対見に行きたいですし
作品を挟んで2人で写真撮りたい。
また絶対帰って来るからね。と固く約束したのでした。

昼に一緒に食べたベーコンエッグサンド美味かった~!




  
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2016年10月09日

ウェールズの古城で書デモンストレーション

こんな事をやって来ました!

ウェールズのSt. Davids(セント・デイヴィッズ)市にあるBishop's Palace(セント・デイヴィッズ主教邸)

石造りのスゴイ建物ですよね。
こんな素晴らしい所でデモンストレーションさせて頂きました。

こちらがそのポスター。私巨人でしょw!

近くからだと


中に入ると


そして会場はココ。


13~14世紀の中世に建てられたというかなり大きな建物です。
隣にはウェールズで唯一の大聖堂がありその大聖堂がある事で
この町は小さいながらも市としての称号を受けたんだという事でした。

St. Davids Cathedral(セント・デイヴィッズ大聖堂)

準備


紙は1.5m×10mモノを4本用意して頂き
それを敷き詰め6m×10mのサイズにするのですが
風が強く紙が巻き上げられて破れそうになったり、敷き詰めるのもひと苦労。
何度か心が折れそうに成りながらも
ちょっと敷いてはオモリを置き、ちょっと敷いてはオモリと
皆さんに手伝って頂きながら
なんとか敷き詰められました。(いつも準備と片付けがホント大変なんですよね。)

今回のテーマは「時間と未来へつなげる」という事。
こんな歴史的な会場を見ていると
石を一個一個積み上げてこれを作った多くの人々とその時間。
今までここで行われた様々な出来事。
ここに足を運んだ多くの人が想像できます。
また未来への私達の責任と役割なんかも感じられました。
という事で
そういう内容の文章を先ず書いて

時間や年を表す干支の十二支を全て

その中でも龍(辰)はこのウェールズのシンボルでもあり
虎(寅)は私の干支なので


時計方向に書いて行きながらも墨を重ねる事で埋まっていく空白部分も時間の経過を意。

で、こんな感じに成りました。



その後英語で必死に解説し無事会場を汚す事も無く終えられました。
(座っているのは足の裏が墨だらけなので歩き回るとその辺を汚すから。)


気が付けばお尻の筋肉が痛かったり
足首が捻挫気味だったりw。

とにかく役目を果たせた事の安堵感と
興奮気味にみんなが喜んでくれた事がホント良かった。
ご協力頂いた皆さん、サポート頂いたfishguard arts society
Sasakawa Foundation、Daiwa Foundation
ありがとうございました。

  
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