Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2016年05月06日

塗料でアートは作れる?-「塗装力」-展@神戸

作品制作の材料と言えば画材ですが
塗料なんかはいかがなモノか?
色も幅広くあり、屋外でも変色しない丈夫な材料で
また最近は高機能なモノも多く出ているという。

防水はもちろん、温暖化対策として直射日光が当たっても高温に成りにくい遮熱塗料や
ガラス面に書けて、乾けば剥がれる塗料。「マスキングカラー



参考作品「“化”けの皮を剥ぐ」

傷が消える自己治癒塗料。
汚れても、雨が降れば汚れが流れ落ちる防汚塗料。
塗れば黒板ができる塗料。
電気を通す導電性塗料。その逆の絶縁性塗料。
光を貯める蓄光塗料。等など・・。

ちょっとワクワクする様な機能じゃないですか?
普通の画材では考えられない。

そんな塗料を使ってアート作品は作れないのか?
というのが今回の企画。
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「塗装力~塗料×アートが生む魅力」
2016年5月12日(木)~17日(火)
11:00~18:00(最終日15:00まで)
アート○美空間Saga 神戸市中央区下山手通2-13-18
参加アーティスト:荒木俊成silsilヒラタシノ、Chapi Happy、加藤浩史寺西紀光、と私。
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私は水性塗料と、蓄光塗料、撥水塗料なんかを使って作品を制作しました。
また15日(日)13:30~蓄光塗料を使ったパフォーマンスとトーク「塗装力をアート力へ-その可能性-」も行います。

今回は塗料の専門家NEOの西村三津雄三さんの企画です。
塗料に付いての質問でしたらなんでもお答え頂けると思いますので
色んな疑問、質問をぶつけてみては・・。
他にも黒板塗装、写真フレーム塗装等のワークショップやイベントは目白押しです。
https://www.facebook.com/events/982007671882420/ (FBページ)
コチラをご参考に是非足をお運び下さい。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 05:25Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2016年05月03日

アーティストの場所を残したい!

2003年頃でしたでしょうか?
京都で初めての個展している時に
たまたま版画作家さんがお出でに成り
大阪の泉屋君の近所に版画工房があるという事を教えてくれました。

その頃、版画制作のできる所を探していた泉屋君が
早速出向いたのが摺り師の今泉さん働いてらした工房。

その後今泉さんが独立され、今泉版画工房ができ
私も泉屋君の紹介で今泉さんと知り合う事が出来たのですが
その今泉さんの知識、経験、お人柄は多くのアーティストを呼び寄せました。

ここにある道具、機材は今泉さんの経験を元に手を入れたモノが多くて
理にかなった、使い勝手の良いモノばかり。

エネルギーの塊というか、あそこに行けば何かある、何かに出会える。
そんな雰囲気の中で絵本「龍潭譚」は生まれましたし。
「絵本化鳥」も生まれ
一昨年3人展をした上田バロン君とも
モッチモッチさん、河田さん、白木原さん、渡辺さん、西山さん、TALAさん等の素晴らしいアーティスト、
額縁の「天勇」の皆さんとも出会えました。

2階の工房で制作し、1階の天勇で額装。アーティストには完璧なロケーションでした。

事ある毎にこういう事をよくやっていました。

私が版画を作ると言えば、作品の複製品を作るモノだと思っていましたが
今泉さんの考えていたのは、私だからできる版画を作る事でした。
その為に色々実験にも付き合って頂き
思考錯誤を一緒にし、ようやく私のシルクスクリーン作品も何点か作らせて頂きました。

この経験が他の誰かとコラボレーションする時に
その特徴を理解し、いかに引き出すのかを考えるという今の制作スタイルが
出来たのだと思います。

そんなお世話に成った今泉版画工房の存続が危ぶまれています。

今泉さんが体調を崩され、工房閉鎖を考えていた所だったのですが
お世話に成った版画作家達が力を合わせ、今泉さんが戻られるまで工房を引き継ごうとしています。

引き継ぐ為の移転や、貴重な道具類の持ち出し
その為の費用の捻出に、お世話に成った多くの素晴らしいアーティストの作品が
クラウドファウンデングの方式で出品されています。

ただでさえ数少ない版画工房で、ここまで自由に使わせてくれ
設備が整っている所が他に無いのだそうです。
私も含めアーティスト達には最後の砦の様な場所をまもる為。

ご覧頂くだけでも結構です。ぜひ下記のリンクに飛んで頂き
https://readyfor.jp/projects/print-silkscreen-art-studio
私達の思いを感じ取って頂ければ嬉しいです。
是非ご協力の程宜しくお願い致します。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:14Comments(0)

2016年04月23日

Jazzな墨の絵-宮本信代 墨の絵展

墨絵ではなく「墨の絵」。
普通”墨絵”というのはそれを描く為の筆法というのがあって
それを用いて描くのが一般的。
昔の墨絵の指南書を見ると
この部分は「八」を書く様にとか、「心」を書く様にとか
書の筆づかいで解説していたりする。

昔の人の日本画や墨絵の線がイイのは
当たり前の様に書もたしなんでいたからという訳。
(墨や筆は普段の筆記用具でしたしね。)

母 宮本信代は長年書の世界に居り、一番多い時で
300人程の生徒が居たんではないだろうか。
しかし、突然デッサンや油絵学び、洋画を描く様になった。
しばらくは油絵で地方の公募展等に出品していたが
本人曰く「匂いが嫌い」という事で
絵筆を長年親しんだ墨と書の筆に持ち替え
洋画を描く様に成った。

そういう訳で墨絵ではなく、墨の絵が生まれた。
そんな宮本信代の描くジャズの世界は----------------------------
日時:2016年4月28日(木)~5月10日(火) 5/4(水)休廊
     10:00~18:00(最終日16:00まで) 
会場:帝国ホテル大阪2F アート・ギャラリー尾山
(JR大阪駅桜橋口より帝国ホテル行きのシャトルバスが出ています。)
作家在廊日:4/29, 5/1, 3, 5, 8, 10
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私が本場シカゴで買ってきたブルースの写真集は
もうボロボロに成ったと、帰っても来ないが
それをキッカケにミュージシャン達を描く様に成ったのだと思います。
それらを中心に風景、人物等の墨の絵が展示されます。

お近くの際は是非会場に足をお運び下さい。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:12Comments(0)お薦めの展示会

2016年04月17日

国宝だらけの書道展

4月12日から大阪市立美術館で始まった
「王羲之(おうぎし)から空海へ」~5月22日まで
これは大注目の展示会です。

私もまだ行けていないのですが
行った方の図録を拝見すると
国内の国宝だけでも35点、重要文化財、重要美術品など多数。
それ以外に台北・故宮博物館からも名品が続々。

こんなの滅多にできない企画だと思います。

超メジャー級を挙げても
王羲之、欧陽詢(おうようじゅん)褚遂良(ちょすいりょう)、虞世南(ぐせいなん)、
顔真卿(がんしんけい)、智永、蘇軾(そしょく)、王鐸(おうたく)
空海、最澄、嵯峨天皇、小野道風、藤原佐理、藤原行成、藤原定家、藤原俊成、紀貫之、西行
良寛、本阿弥光悦、松花堂昭乗・・・・などなどなど。

この中の一点でもあれば企画展が開催できるほどの名品揃い。
例えるならバッハからマイケル・ジャクソンまでの様な書道展(笑)。

書道に興味無くても是非見て欲しい展示会です。

書はもちろんですが
名品はそれにふさわしい表具もされているモノ。

その昔、書の名品を手に入れたら
お金をはたいて正倉院を開けさせ
宝物の裂(きれ)で表装をしたという話もある位
昔の人は掛け軸にお金と神経を注いでいました。

また歌集を作る時はその時の天皇の勅命で作ったりしていますので
その紙(料紙)、書き手もその時代の一級の人の手によるものです。

中国の書には沢山の印が押されていると思います。
その印は所蔵印ですので、その数だけ人の手を渡って来た名品である証。
その時代の皇帝の印も沢山あるはず。

書以外にも見所満載でしょ。
今までの書道の歴史のほとんどを網羅する様な大注目の企画展。
私は間違いなく週末は避けておきます。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:55Comments(0)お薦めの展示会

2016年04月13日

モーツァルトにハマる。

「花冷え」って良い詞ですね。
まさしく散る桜と冷たい風の京都ですが
今日は最近ハマっているモノをご紹介。

今まで何度も音楽の話はしてきましたが
ブルースやジャズ等ブラックミュージックばかりでした。
しかし今回はクラシック音楽のお話。

最近よく行く音楽喫茶があり
普通は私語厳禁みたいな所が多いのですが、ソコでは
マスターが合間あいまに作曲者や演奏者の
お話をしながら聴かせてくれる。

もちろんステレオもイイのを揃えてくれているので
家では聴こえて無かったミュージシャンが足でとっているリズム音や
声の様な息使いも感じられます。

あらめてクラシックをキチンと聴くとやはり良いモノですね。
リズムもメロディーも複雑に交錯していて、挑戦的な作曲者もいますし
演奏者によっても全く表現の仕方が変わる。
何となくですがクラシックの面白さが理解できました。

そこで改めて聴かせてもらったモーツァルト。

天才と言われて幼少期は人気があったモーツァルトも
晩年(享年35歳ですって!)は借金をするほどの極貧生活だったとの事。
「天使の様な幼少の頃とは全く違うよ」と聞かせて頂いたピアノ曲が
すっかり気に入ってしまいました。

音数の少なさ、音の間合い、余韻、ストーリーの展開。
私はどうもオーケストラよりもソロ演奏の方が好きみたいで
それを初めに聴かせて頂けた事が良かった。

さっそく次の個展のテーマに取り入れようと思案中です。
K475やK457ってタイトルにでもしようかな・・。
(動画22分45秒辺りからK475が聴けます。)

  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:31Comments(0)書道とブルースの境。

2016年03月30日

海外の方に書道ワークショップ


少し前の話ですが
青年海外協力隊(JOCA)のプロジェクトで
オーストラリアとニュージーランドからの大学生104人に向けての
書道ワークショップを2日に掛けて行いました。
少しパデモンスレーションと書道の歴史、漢字の成り立ちをクイズを交えながら見てもらって
ワークショプのスタート。
筆の持ち方から
半紙に筆運びの練習を簡単にしてから漢字の練習。
リクエストにも答えて手本も色々書きましたが
最近は携帯があるので
自分で調べて、半紙に書いている人もチラホラ
なぜか「冷蔵庫」や「きつい」って書いている人も・・・なぜ?



とにかく和気藹々な雰囲気で
皆さん楽しんで下さっている様子でした。

書道のイベントと言えばデモンストレーションを見てもらう事が多いのかも知れませんが
絶対体験する方が楽しい!

6m×6mの紙を用意し大きく俳句を書いて頂きました。
俳句は「初時雨 猿も小蓑をほしげなり」(芭蕉)や「探梅や 枝のさきなる 梅の花」(高野素十)
俳句の解説や季節を感じ取る日本のセンスのお話をし 
さあ書いていただきましょう!



仲間からの声援をあびながら
書く時は真剣に
書き終われば拍手と笑い声も上がる。
大いに盛り上がり無事終える事が出来ました。

この時の様子はJOCAのサイトでもご覧頂ける事ができます。
http://www.joca.or.jp/information/h27/0205.html
綿密な企画と段取り、当日のサポートも頂いたJOCAの皆様の
気配りや、人を巻き込んでいく盛り上げの素晴らしさもワークショップの成功に大いに繋がったと思います。
ありがとうございました。

私も大いに楽しませて頂きました。
学生達にはまたオーストラリアで展示する時には遊びに来てと言ってありますので
実現しないといけません!
写真提供:Imada photo service
  
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2016年03月17日

男前豆腐店オリジナル手ぬぐい発売開始!

平仮名バージョンの「おとこまえ」なお豆腐も発売に成り
近所のスーパーで見掛ければ、つい大人買いしてしまう今日この頃ですが
グッズが充実してる所も男前豆腐店さんの素敵な所。
今までもお面やジャージ、前掛け、Tシャツ等お豆腐屋さんらしからぬ
グッズ展開をされてて楽しませてくれています。

という事で
この度『酔っぱらったらエア三味線』という名の手ぬぐいも発売されました。
今回はフル平仮名バージョンで「おとこまえとうふてん」です。
三味線も劇画タッチでカッコいいですよね。

手ぬぐいのイメージからでしょうか
書く時に何となくリヤカーを引っ張りながら売っているお豆腐を想像して
そのラッパの「と~ふ~」って音色も頭を巡っていました。
「う」が長いのはそのせいか・・(笑)。


『酔っぱらったらエア三味線』

価格はなんと500円
これはもうエア三味線をやるしかありません!

もちろんカバンやポッケにしのばせて汗を拭くでもよし。
頭に巻いてもよし。
銭湯にコレひとつで全部済ませるなんて粋な事もできますね。

お求めは男前豆腐店HPのショップこちらから是非どうぞ。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 18:37Comments(0)依頼作品/made to order

2016年03月01日

男前豆腐店より本日発売!!

閏29日を挟んで今年ももう3月。
先月四国大学で集中講義を行って来ましたが
今年で3年目になる集中講義。
初めて受け持った子達が卒業を迎えます。
少し感慨深い思いもありますが
新しい門出。楽しいその後の人生を歩んで欲しいと思います。

さて本日から発売の3商品をご紹介!

男前豆腐店さんから商品名を書かせて頂いた
「京の石畳」「ゆずプレミアム」「枝豆プレミアム」です。

「京の石畳」

なんと既に
日本アクセス 春季フードコンベンション2016
・「バイヤーズグランプリ」冷蔵(和日配)部門1位
・「これは使える!」食品ランキング 冷蔵(和日配)部門1位

と二冠に輝いてるとの事。発売開始から嬉しいニュースです。

この商品はなんと驚きの9個パック!
それを石畳の模様に例えて「京の石畳」と名付けられました。

今まで男気のあるイメージの男前豆腐店さんの文字を
「おとこまえ」と平仮名バージョンにし、品のある柔らかで奥ゆかしい京の印象を。
「京の石畳」は正統派に見えつつも、“石”の重心を左に、“畳”の重心を右にする事で
少しゆらぎを感じる様にしています。

石畳の上を歩く赤い和傘を持った舞子さん・・・小説の最後の様な余韻を残しますね・・。

良く見て頂くと、帯やかんざしがシルバーで印刷されててキラッとしています。
ココも私のお気に入り!
このディティールのこだわりに、私は男気を感じました。

あと2商品は

「ゆずプレミアム」「枝豆プレミアム」

お豆腐にゆず、枝豆。これはもうイメージしただけでも美味しいですよね。

こちらも平仮名バージョンの「おとこまえ」です。
商品名の“ゆず”と“枝豆”は懐を大きく、親しみの持てる文字を意識しました。
“ゆず”はコロコロとした筆の動きでふくよかな印象に。

“枝豆”の“豆”は何となく右を向いているでしょ・・・?。
コレも直線上にありながらも“枝”の重心は左に。
“豆”の重心は右に。と心持ちずらす事で揺らぎを持たせました。

どちらも文字全体では中央が膨らんでる♦(ダイヤ)型に成っているんですよね。
きっと店頭では並んで陳列されるでしょうから
お互いのビジュアルの印象を統一する為にその様にしました。

以上制作の裏側でした(笑)。

なんにしろ食べて美味しくないとお話に成りませんよね。
しかしそこは男前豆腐店さん。
味はまかせて下さい。
期待は裏切りませんから!

是非お近くのスーパーで見掛けましたら迷わずカゴの中へ。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:04Comments(0)依頼作品/made to order

2016年02月02日

墨を磨る楽しみ。硯(すずり)制作現場見学

教室で参加者を募って硯の制作の工房を訪れてきました。

以前、最近は墨を磨る人が少ないという話をしていましたが
すらないのだから硯を必要とする人も少なくなってきているのでしょうが
しかしながら、これから筆を持って・・と考えている人の中には
墨をゆったりと磨る様な時間を求めている人もきっと多いはず。

林京石さんの硯

実感として墨を磨って書いた方が墨色が美しいのはもちろん。
サラリとした書き心地
墨と硯の吸いつく様な滑らかな感触
すれてきた時の墨の艶感も見てほしいと思うのです。

墨は価格でおよその判断はつくのですが
硯は石ですので、その希少価値や古美術品的価値
有名無名で値段が上下するので本当に難しいモノ。
中国ので凄く良い有名な硯はあるのですが
これも偽物があったり、値段程じゃないモノがある事も事実。

正直どの辺りを買えばイイのかと悩むのですが
だったら日本の石の、日本の職人さんが正直に作ったモノ(和硯)を使えば良いんじゃないかと思うのです。
最近の職人さんはチョット洒落た硯も作っていますしね。

実はこんなに小ぶりで可愛らしい。小筆で書く程度ならこれで十分。

日本で有名な硯の産地は山梨の雨畑硯。
山口の赤間硯。高知の土佐硯。宮城の雄勝硯等がありますが
残念ながら今はどちらも職人さんが減ってきている様子。

今回伺った
京都の長岡京市で制作されている林京石さんは
雨畑で修業され、雨畑の石で製作されている30代のお若い方。

仕事場。

実演しながら御紹介下さいました。

師匠はもうお亡くなりになってしまったという事ですが
貴重な原石は師匠から受け継ぎ、自分の一生分位は確保しているらしいです。

雨畑の特徴は目が細かく硬いので
発墨良く、鋒鋩も崩れにくい、手のひらを当てるだけの湿気でも
吸いこまない程の水持ちもの良さも評価されています。
(水を吸い込んでいく様な硯は良くないと言われます)


硯を削る道具。肩で押すように使います。体験させて頂きました。

ある程度形成すれば、研ぎで仕上げていく。
研ぎながら石の良い層を出していくというお話でした。


小さいのは砥石。砥石も良いのは高いのですよね・・。


師匠の望月知石さんの硯。


試しに作ってみたという平板状の硯。
1、2滴の水を磨る程度。手紙を書くならこれで十分。
手軽な感じがイイ!


林さんの硯を物色。
試し磨りもさせて頂きながら磨り心地の違いも体験させて頂きました。


鋒鋩が詰まってきても職人さんが居れば手直しして頂けるので安心。
そんなに買い換えるモノでもありませんからじっくり選んだ
お気に入りの道具で、必要な分だけ墨を磨り、墨色を楽しみながら書く。

急ぎの場合はメールでもイイですが
季節の御挨拶や、お礼状
書道の勉強にも墨を磨る楽しみがあるのって素敵じゃないですか。






  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:02Comments(2)文房四宝書道教室

2016年01月07日

新春「egaki初め」展・神戸

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年の年賀状にはこんな感じで・・・さるのとし

早速ですが新年のグループ展に参加させて頂きます。
egaki初め」 
日時:2016年1月8日(金)~17日(日)
    11時~18時 会期中無休
*オープニング新年会:1月9日(土)15時~18時
*私は9日、10日、12日、13日、17日に在廊しています。
会場アート○美空間Saga 
    神戸市中央区下山手通2-13-18観音寺ビル1F
    tel 078-321-3312

まさに私にとっては書き初めなのですが、他のアーティストさんには描き初めですよね。
と言いましても絵画だけでなく、バックやテキスタイル、ジュエリー、立体、インスタレーション
キネティックアートという動く作品までありますのでナニゾメに成るのか分りませんが
とりあえず17名のアーティストによる展示会です。

今回はそれぞれの作品が音楽をテーマにしていまして
音楽と作品がリンクする様に成っています。
なので「この作品の音楽を・・・」と言って頂ければ聞く事ができるという企画に成っています。

私は普段から音楽を聴きながら制作していますし
音楽から作品をイメージする事もよくあります。
最近はお気に入りの喫茶店があり、蓄音器のSP版レコードからクラシック、ジャズ
昭和歌謡まで聞かせてくれ、「雨のイメージで」とリクエストすれば
色んなパターンで聞かせてもらってイメージを膨らませたりもしています。

という訳でいつも通りの制作ではあるのですが
普段は聞いて頂く事の無い作品の奥にあるリズムを感じて頂ける企画に成っていると思います。
数あるお気に入りの中から厳選した3曲をテーマに新作3作品を用意しましたので
是非々々音楽と一緒に楽しんで頂ければと思います。
参加アーティストの情報はこちらをご覧ください。
(ちなみに私の作品画像はイメージとしての過去作品なので出品作品とは異なります)
その内の一曲はコチラ↓ ポロポロポロしたピアノがたまんない・・・。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 05:09Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2015年12月29日

2015年のお礼と来年の予定。

2015年も無事に終えられそうです。
去年の出来事と思っていた事が
ブログを見直して「ああ・・今年の事だったのか」と思う事も幾つか。

という訳で、いつもは月日が流れるのは速いモンでとよく言いますが
今年はなぜか長く感じていて、なんだか得した気分です。


毎年旅行会社CSセンターさんカレンダーのビジュアルに
作品を使って頂いているのですが
画像を改めて探してみると今年の作品が少ない!
確かにグループ展は幾つかありましたが
個展は1回でしたしね。
どうもデザインのお仕事が今年は多かった様です。

墨屋さんの製造見学から、墨を改めてキチンと使おうと見つめなおし
すった墨をどうすれば布に使えるのか研究をし作った
TRINITASさんとのコラボ服。
泉鏡花作品の絵本化第三弾「朱日記」の発売があり。
男前豆腐店さんの商品の文字を書かせて頂き
大阪のギャラリー佑英さんでは初めてのパフォーマンスで
ギャラリーを墨の空間にしてしまいました。
カナダ時代からお付き合いがあったすぎはらけいたろうさんとも
初めて一緒にビルのお仕事も出来ましたし
ホルモン串焼き屋さんもできました。
最終的にはアイドルのNMB48のお仕事まで・・・。
ワークショップも幾つかやらせて頂き、多くの方に「楽しかった!」と言ってもらえましたし
何より大切な人と沢山出会う事が出来ました。

初めての事も多くありましたが、色んな事に挑戦させて頂き
振り返るとホント楽しい一年でした。

来年は早速1月8日~17日の神戸でのグループ展がありますし
末には海外からの高校生104人のワークショップ。
男前豆腐店さんから新たに4商品とオリジナルグッズの発売。
7月には神戸での個展と、調整中ですが9月には再びイギリス・ウェールズでのアートイベントも控えています。

楽しみはまだまだ続きますので
どうぞお楽しみに。

色んな方と出会いお世話に成った一年ですがホントにありがとうございました。
2016年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

さあ年賀状やらなきゃ!!!

  
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2015年12月18日

ヒトをツクルとはどうゆうことなのか?「奥田美紀セラミックアート展」

以前神戸のアート○美空間Sagaで開催した
you may dream展の優勝者奥田美紀さんの個展が開催されます。

「人体の不思議」展って以前どこかで開催され、スゴイ入場者数だったとか・・ありましたよね。
人間の輪切りとかが展示されてる様なモノだったと思いますが。

ちょっとした医学番組見ていても
カラダって不思議な事がいっぱいです。

意識して動く手足とは別に
自分の体なのに無意識に動いている内臓や、呼吸。
そして生きる為にはこの無意識の方が大事なんですから
意識の方は無意識の方に生かされてるのか、動かされてるのか・・。

・・・・なんて。

前置きが長く成りましたが
奥田さんの作品は陶器なんですが人体(内臓)をモチーフにして
何だか艶めかしいというか、生々しいというか・・。
硬い無機質な素材で、有機的なモノを表現をされています。

詳しくはないのですが、技術的にも非常に高いのだと思います。
ホントに細かい仕事をされてて、複雑な細工です。

是非実際の作品を見て、触れて、考え巡らせてみて下さい。

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MIKI OKUDA CERAMIC ART SOLO EXHIBITION
日時:2015年12月18日(金)〜23日(水・祝)
    12時~19時(最終日 17:00)
 『MAKING OF THE HUMAN BODY』
  モノをツクルとはどういうことなのか?
  ヒトをツクルとはどういうことなのか?

* トークイベント 12月20日(日) 15時~ 
  テーマ:『 HUMAN BODY の人類学 』 鈴木 伸二 (文化人類学)
〈トークの後、ささやかなパーティをいたします〉

会場アート○美空間Saga 
    〒650-0011 神戸市中央区下山手通2-13-18 観音寺ビル1階
    TEL  078-321-3312
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Posted by HIROSHI UETA at 03:38Comments(0)お薦めの展示会

2015年12月14日

12/14 KBS京都“ぽじポジたまご”に出演します。

突然ではありますがTV出演させて頂く事に成りました。
しかも本日12月14日(笑)。

KBS京都 “ぽじポジたまご”10:30~11:55 です。
私の出演は11時20分頃の予定です。

この番組に出演させて頂くのは確か3回目。
初めては2008年の事で、TV出演も初めての経験。
行きのタクシーは無言で、帰りのタクシーでは大反省会でした。
あれから7年。少しは慣れたのかなあ・・?
そんな事は無いだろうなあ・・・生番組だし(汗)。

とにかく今までの事や、今年の出来事などお話させて頂く予定です。
2015年の良い締めくくりが出来そうです。
御都合宜しければ是非ご覧頂き、笑ってやって下さい。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:21Comments(0)メディア/Media

2015年11月05日

NMB48 5周年渡辺美優紀さんの書道パフォーマンスの裏側

書道パフォーマンスって市民権を得ましたね。
「書道パフォーマンス」って言葉もここ7.8年の事だと思いますが
多くの方の知るモノに成りましたし
書をする者には無くては成らない表現方法にも成ってきた様な気が致します。
そこまで広めるキッカケを作った愛媛県立三島高等学校書道部さんの
書道業界における貢献はホント大きいですね。

webnewsより

さて
大阪難波を拠点に活動されてる女性アイドルグループNMB48さんが
5周年をむかえ10月20日~22日の3日間、大阪城ホールで記念コンサート開催されました。
初日のオープニングではメンバーの琴や日本舞踊、迫力の和太鼓、殺陣等のパフォーマンスがあり
渡辺美優紀さんは縦4m50×横3m60もの紙の上で特大の書道パフォーマンスを披露されました。

今回この書道パフォーマンスの監修をさせて頂いたのですが
元々渡辺美優紀さんご自身も書道をされていた有段者。
少しのコツを伝えただけで、書自体を教える事は必要ありませんでした。
サスガでしたね。存在感のある迫力の字を書いてくれましたし
素晴らしいパフォーマンスでした。

日刊スポーツwebより

しかし、準備の方はなかなか大変でした。
今回もひとりでは抱えきれない部分があると判断したので
iD.の泉屋さんには企画会議にも参加して頂き、デザイン側からの客観的な意見を頂きました。

書く文字はNMB48のデビュー曲「絶滅黒髪少女」のPVの中で披露されてた
「恋」に見せかけての・・・「変」の一文字なのですが
演出的に、書き上げればスグ吊り上げて、その下にメンバーが集まり曲が始まる。

墨は垂れないのか?紙の強度は大丈夫なのか?どう吊り上げるのか?
その見せ方(単純に紙を縦長にするか、横長なのかという部分から)、
大阪城ホールという大きなステージでどの程度の大きさが見栄えするのか?
それを可能にする筆の大きさは?

これらを考え、準備する事が私の仕事のほとんどだったと思います。

ワークショップやパフォーマンスをやっていた経験がこういう所で生かされるのですね
大体の問題はスグに答えを持っていたのですが
問題は大きさでした。
事前に大阪城ホールに行ってステージの下見をする訳もいきませんし(笑)・・。
筆と紙の大きさのバランスが合っていないと見栄えもしませんし・・・。

最終的には、夜なか家の前の道路で
筆の動く範囲を考えつつ、動作のイメージを独りでやってみて
メジャーで寸法測ったり・・・端から見ると怪しい人に成っていましたね(w)。

今回の筆は京都古梅園さんにお世話に成ったのですが
ホントに無理を言って色々調べて頂き
様々な大筆を時間の無い中、取り寄せて頂きました。

使用した筆は全長110cm、穂先33cm、筆だけで2kg以上もある大筆。
これが濃墨を吸い上げればかなりの重量に成ります。
それを使って初日の緊張の中、あれだけのお客さんの前で見事に書き上げた渡辺さん。

ネットニュースでも多く、その書が記事になりビジュアルに使われた所を見ると
結果は一目瞭然ですね。 お見事でした。
日刊スポーツ記事

私もリハではありますが大阪城ホールのステージに上がってしまいましたし
NMB48の皆さんの真剣な取り組みを見させて頂き、多くの刺激を頂きました。
6年目に向かう彼女達の今後の活躍も楽しみですね。

企画協力:iD.泉屋宏樹
  筆   :京都古梅園










  
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2015年11月04日

自然と人をとりもつ会社のガラスアートワーク(ハイテック株式会社)


地温調査研究会のお話は以前致しましたが
その時に声を掛けて頂いたハイテック株式会社さんが
オフィス移転の機にガラス面に・・・というお話を頂きました。

ハイテック株式会社さんは国内外の地質調査や遺跡調査等の土木、建築に関わる企業で
地球と対面しながら、人の暮らしの根本を支えるお仕事をされている会社。

当初は企業の看板的なお仕事なのだと思っていましたが、お話を伺いますと
仕事は国や大学等と一緒にするモノばかりなので
いわゆる広告では無くて、企業理念でもある「水、緑、大地」のメッセージを子供達や
そのお母さん達に向けて伝えたいとの事。

皆さん土木のイメージってどう思っていらっしゃいます?

私も以前フト気付いた事なのですが
都会で見る空以外の景色の全て(道路、建物、橋、木々、川はもちろんミゾに至るまで)
土木の人の仕事ばかりじゃないか!・・・と。これってスゴクないですか!?

まさしくハイテックさんとのお話で
今、私達が普通に暮らせて、景色や買い物を楽しみ、川辺で寛げるのは
土木のお仕事の方が整備してくれているからで
「水、緑、大地」と「人」が共存する為のお仕事をされてるという事がよく分かりました。

今回私一人ではこの仕事は出来ないと思い
iD.の泉屋宏樹さんにも立ち会い、協力して頂いたのですが
お話の中で「子供に対するメッセージ」というので私達が思い付いたイラストレーターが
カナダで一緒だったすぎはらけいたろうさん。
彼ならきっとその雰囲気を叶えてくれるだろうと声を掛けさせてもらいました。

正直可愛らしいすぎはらさんのイラストと私の字が似合うのか不安はありましたが
そこはiD.さんの腕次第とも思っていましたので
お任せしつつも、途中でお互いに何度も調整しながら製作させて頂きました。



大きいですよね。縦2m30cmガラス面は角を曲がって側面にも続いていて
横幅全部で14mほどあります。
ブラインド-を閉めれば、よりハッキリと見えます。



角にシンボル的な木を配置し
自然の動植物と子供が共に居る所を表現しています。
室内から見ると




影も綺麗ですし、木の葉の印刷に工夫をしてステンドグラス的にも。



すぎはらさんのイラストもデジタルの完成ながら手描きの暖かみを入れる為
スゴく工夫して細かいグラデーションで表現してくれました。
ブラインド-を閉めても



想像以上にシルエットが綺麗。
また街路樹の銀杏が黄色く成ると
室内からイラストの緑の木とのコントラストが綺麗になるハズなのです。

今回、外からの見た目はもちろんなのですが
社内の方々や訪問された方も楽しめる室内環境も重要な要素のひとつでした。

私の字もすぎはらさんの色味を入れる事で
見事にマッチしてくれました。iD.さんお見事!

この町の人に「じゃあ待ち合わせはゾウさんの下で・・」とか
会社の方にも「お猿さんとカエルのある会社です」みたいな話に成ると嬉しいなぁと想像しています。

こういった事に資金を使うなんてなかなか無い昨今の風潮の中
この様な機会を頂いたハイテック株式会社さんに感謝をしつつ
どうぞ今後とも私達そして未来の世界の人々の暮らしをどうぞ宜しくお願いしたいと思います。











  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:04Comments(0)依頼作品/made to order