Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2014年02月05日

松山の「花蝶」と川越シェフ

これも年明け(1/3)の話なのですが
正月に妻の実家の愛媛に行った帰りに
お店ロゴ制作と作品をお買い上げ頂いた松山のお店「旬菜 花蝶」に
伺わせて頂きました。

「旬菜 花蝶」ロゴ

また神戸での個展でお買い上げ頂いた作品「雪月花」も
店内に展示されて居りました。

この作品用に壁面を用意して頂き
スッポリ収まっています。


個室に成ったモダン和風でオシャレな店内はユッタリとして
沢山出てくる海の幸や、お肉に、もう限界というまで美味しく頂きました。
シェフ自ら生産地に足を運ばれる事もあるそうで
その時のお話も交え、旬の物を食べさせてくれます。

私もまだお店情報不足で申し訳ないのですが
(詳細分かりましたらまた改めてUPします。)
この「旬菜 花蝶」は完全予約制ですが、一見さんでも予算に合わせて瞬時に対応頂けるという事です。
松山市三番町Nビル4階にあります。

また、この日ちょうどシェフの専門学校時代の同級生だという
川越達也さんもいらしゃってて
色々とお話を伺わせて頂きました。

川越さんはTVのまんまにこやかで
自然と皆さんにお気づかいされてるご様子は
サービスのプロなんだとつくづく感じました。

また学生時代のお話や、これまでの道のり、メディアの事、お店の事
こちらの質問に対して気さくにお話頂き
有名な方だとしても、やはりひとりの人間な訳で
その等身大の姿を見せて下さったのだと思います。

料理の世界の方ですが、やはりやっている事や道のりは
私達の世界と違いはありませんでしたし
参考になるお話ばかりでした。
そしてそのプロ意識の高さとそれに対する努力には
本当に驚かされ、私も妻もすっかり川越シェフのファンに成ってしまいました。

お別れに「またお仕事でご一緒出来る時を楽しみにしています」と言って下さったので
一層頑張らないといけないと誓った新年でした。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:25Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2013年10月13日

神戸で個展「上田普作品展-書裂-」


DMより 作品「夢をえがく人」
サイアノタイプ(青写真) 940×600(mm)


前回神戸で展示してもう2年も空いてしまったんですね。
ハヤイナー。

さて。
よく言われる「堅苦しい、難しい、分からない」書の表現を
もう一度見つめ直し、今の表現として一度裂いて解体してしまおうという展示会。
「上田普作品展-書裂-」を開催致します。

モノクロの世界を思い浮かべられると思いますが
書とそれを描く人間が一緒に写り込んだ青写真の技法を用いた屏風作品や
文字が今にもとろけ落ちそうな色彩、素材豊かな作品。
立体的に表現され手に触れられる書まで。
今まで見た事の無い書の世界に迷い込んで頂きたいと思います。

上の画像はサイアノタイプと言われる青写真(日光写真)の技法を使った作品。
(DM写真で作品全体が見える様にしたのは今回が初めてかも知れませんね。)
書いている私も写って居ますでしょ。
この技法を使った屏風も用意しましたよ。
他にも胡粉や雲母なんていう日本画の画材も初めて使いました。

どうぞ足をお運び頂き、楽しんで頂ければと思います。

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上田普作品展-書裂-
日時:2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)
   11:00~19:00 会期中無休
会場アート○美空間Saga 
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13-18 観音寺ビル1階
TEL 078-321-3312

ワークショップ:10月27日11:00~ 定員:先着10名 、参加費:1,000円(雨天中止)
        青写真(日光写真)の技術を用いた書の作品の制作をして頂きます。
       道具は用意致しますので、手ぶらでご参加下さい。
作家在廊日:10/25日㈮・26日㈯・27日㈰・30日㈬・11/2日㈯・3日㈰・4日(月祝)
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作品「“な”の旋回」
  
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Posted by HIROSHI UETA at 06:18Comments(0)作品/Works

2013年06月26日

掛け軸完成

掛け軸が完成しました。
実寸を図るのを忘れていたのですが
洋間でも違和感なく展示出来る事を考慮して
縦1m程度で通常よりも短くおさめています。

作品「ながれ」 藍の花、中国画仙紙
藍の花はいつかも書きましたが
藍を瓶で発酵させる際に出てくる結晶の事。


本紙(作品)上下のだけに同系色の裂を付け
左右は無し。
その代わりに紫がかったインド更紗をスジで入れて頂きました。
軸先は鉄の様なやや鈍く光沢のある六角形の陶器。


作品「おむな(空蝉)」 墨、中国画仙紙

空蝉(ウツセミ)とは源氏物語に出てくる女性(空蝉)から。
蝉の抜け殻の意で、掴み所のない女性の事と理解した。


白い紙に、白地の裂を使ったので
赤や朱、黄色等の差し色を入れようかと色々考えましたが
グレーというかシルバーというか・・の生地を
作品の影が落ちているかの様に細く入れて頂いた。

そうする事で作品が少し浮いているかの様な
錯覚が生まれるかなと思いまして。
横より縦が若干細く成っている。

軸先はチーク材の様な色の寄木。
色合わせだけ見ると私のよく使ってる額装とそっくり。

モダン風でもなく、民芸風でもない物が出来上がった様に
感じていますがいかがでしょう?

今回度々表具師さんの所で打ち合わせをし
仕事を見せて頂きましたが
見えない仕事の多い事に頭が下がりました。

いつか仕立て直しされる事も考え、掛けた時の姿を見据え
巻く時の不都合が無い様に
事前、事前に手を打つ表具の技術に関心させられ通しでした。

やっぱり掛け軸は面白い。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:46Comments(0)作品/Works

2013年05月23日

自分とは何なのか?作品「我」


「我」myself
膠、ベーキングパウダー、墨、メディウム

以前紹介してました4月末に開催された「とよヌー」展
出品した作品を紹介します。

依頼内容は主催者の「曽根原豊土さんをある意味丸裸にして欲しい、制作方法は自由」という物。

私も曽根原さんにインタビューしてその人を理解し
どう料理しようかと色々考えましたが
結局投げられた問いには答えない事を選びました。
(制作しない、という意味ではなくてね)

「自分とはどんな存在か」というのは
きっとどんな人でも気に成るテーマだと思います。
人にどう見られて? どう思われているのか?・・・とか。

確かに、それは時に人に教えて貰う事でもあるし、自分で発見する事なのでしょう。
しかしそれらは、すぐ変化し埋没していく。そんな不確かさの方を表現する事にしました。

制作の仕方は
「我」を膠で書き、乾く前にベーキングパウダー(ふくらし粉)をまぶして文字を形成。
その上にからアクリルのメディウムに墨を混ぜた物をブッカケ、文字を泡化させました。

メディウムはハチミツみたいなトロッとした光沢のある物を使っているので
ほっておいても表面はツルッとして平らに成ってくれます。

黒い鏡面化された画面を覗くと自分が写り
その中には泡に成っていく「我」の文字。それんな作品が完成しました。

自分の確認と存在意義を問い続けられる。
そんな作品に成ってくれないかなあと思っています。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:09Comments(2)作品/Works

2013年02月21日

シンガポールの和食レストラン。作品「をんな」。


作品「をんな(源氏物語のをんなシリーズ藤壺)」
1480×1260(mm)

シンガポールの和食レストランEZOCAに納品しました作品の第2弾です。
この作品は2008年に京都のarton art galleryで発表した作品です。

なかなか大きな作品ですので
ホテルの様な大きな施設にしか収まらないと思っていたのですが
なんとシンガポールに行くことに成りました。

この作品は
源氏物語に登場する藤壺を「をんな」の3文字で表現したものです。
藤壺は光源氏の義理の母親ながら、彼と結ばれ子供を授かります。
表向きには出来ない激しい気持ちをエンボスで内に秘めさせ
表向きの凛とした姿を墨で表現しました。

写真には写りにくいのですが
左側に「を」右側に「な」のエンボスがあります。
墨の波線の様なのが「ん」です。

この大きな作品の額装にご協力頂いたのが大阪の「天勇」さん。
レストランオーナーのKさんのご意見で金をバックに使い
木縁はダークブラウンにしますと
落ち着いたながらも豪華な印象に成りました。


そして店内に飾られたのがこんな感じ。

←クリックして大きくご覧下さい。



ひきの写真ですがスゴク象徴的な作品に成ってくれていると思いません?
発送で何かと手間取り色んな困難がありましたが
無事収まってくれて安心しました。

また今年は
3月19日~arton art gallery で個展も用意しています。
どうぞお楽しみにしていて下さい。


日本食レストランEZOCA 
           EZOCA JAPANESE CUISINE
           The Quayside Isle 31 Ocean Way,
           Sentosa,#01-12 Singapore
岩崎建築研究室



  
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Posted by HIROSHI UETA at 16:46Comments(0)作品/Works

2012年10月06日

京昆布舗 田なか


先日「京昆布舗 田なか」さんに作品の納品を致しました。
店舗を改装され和風モダンな店内に
作品をご依頼頂き「そぞろ(歩き)」を納めさせて頂きました。

京町屋の格子窓の模様をエンボスで加工した
「そぞろ(歩き)」は昔の名残を残す古川町商店街にお店を持つ
田なかさんにはピッタリです。

他にも田なかさんの店舗ロゴ、主な商品名、包装紙等の文字も
書かせて頂いてます。



また昆布を中心とした商品はどれをとってもいつも美味しく
手で削りとられる朧昆布、ダシパックは色んな方に贈らせて頂いていますが
いつも好評を頂いています。昆布飴も懐かしくって大好きなのですが・・。

秋の紅葉に京都に来られる際は
平安神宮、祇園、知恩院、一澤信三郎帆布の
近くにある古川町商店街にも是非お立ち寄り下さい。
京昆布舗 田なか(ネット販売も可) http://www.eonet.ne.jp/~kyokonbu/
古川町商店街 http://www.furukawacho.com/





  
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Posted by HIROSHI UETA at 18:09Comments(0)作品/Works

2012年07月05日

ぐるぐる


作品「らせん」A4サイズ

7/1まで開催されていました「121人121色」展に
出品していた作品。

テーマが「ものがたり」という事があり
悩んだ挙句“線”にストーリーを持たせる事にしました。

別々の薄い紙に“らせん”の一文字ずつを書き
線がつながる様に重ね合わせました。
で最後にもう一枚何も書いていない紙を合わせて
レイヤーを重ねる様に作ってあります。

“ら”から順番に線がコチラに向って来る。

そして最後にコチラに飛び出てくる訳です。
そんな作品にしました。

ちょっと面白い物が出来たと思うのですが・・・?
  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:08Comments(2)作品/Works

2012年05月20日

京都で展示中!熱帯魚書?


「つどい」 アクアリウム作品
アクリルレーザー加工 魚:ブラックゴースト&グラスキャットフィッシュ
コラボレーションwith株式会社a.a.c.


昨年の神戸での個展で評判の良かったアクアリウム作品を
先週から京都文化博物館・別館内のアートンさんに展示してあります。

作品の解説はこちらで。

目にも涼やかですし
背骨まで透けて見える透明な魚と
黒くて奇妙な動きのする魚は見飽きる事がありません。

雰囲気良く展示されていますので
是非お近くの際はお立ち寄り下さい。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:25Comments(0)作品/Works

2012年05月02日

京都のギャラリーで展示中


展示作品「ひびき」

いよいよゴールデンウィーク突入ですね。
本日から約一ヶ月ほど京都文化博物館・別館のarton art galleryの常設展示で
私の作品も展示されています。

artonさんとは2008年の個展からのお付き合いで
同施設で毎年開催されてる京都アートフリーマーケットで知り合いました。

今回はシルクスクリーンの作品3点と
半立体の作品2点が展示されています。
現代アートギャラリーにには珍しく今回は和テイストな展示がされている様。

現在文化博物館・本館では民芸の芹沢銈介(せりざわけいすけ)展も開催されていますし
どうぞお近くの際は一緒に楽しんで頂ければと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:08Comments(2)作品/Works

2012年01月20日

作品入れ替えました。


作品「いのり」Pray 
シルクスクリーン 大理石粉 黒谷和紙 510×340(mm)
silkscreenprint, snowpowder on KUROTANI(KYOTO)Japanese paper 
協力:今泉版画工房

京都芸術センター(元明倫小学校)内の前田珈琲さんに
長らく作品を一点展示させて頂いてますが
今年に入り久しぶりに上画像の作品に展示替えしています。

一見白いだけの作品ですが
よく見て頂くと白い砂状の線で描かれています。

以前紹介させて頂いたアクセサリー
元作品ですね。
どうぞお近くの際は覗いてみて下さい。
チナミに
前田珈琲さんのラベルの文字も
私の書いた物ですので、メニューを開いた際は
一緒にご覧頂けたらと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:54Comments(0)作品/Works

2011年12月30日

絆の本当の意味。


「きづな つな つなぐ」 900×600(mm)×3 
綱型エンボス 蝋 黒谷和紙

                              <クリックで大きく見られます→>
2011年は様々な事がありました。
で 今年を表わす一文字は「絆」でしたね。

私も「手をつなぐ」という事をテーマに作品展をしました。

しかし、実はこの「絆」というこの漢字の成立を調べますと
「牛や馬を綱で繋ぎとめる」「拘束する」という意味合いが出てきます。
「繋」ぐも同様。今の意味とは違いますが糸ヘンである理由が分かりますよね。

という事で「綱」を調べると
ツクリの岡は、金属を鋳造する時の型と火の意味があり
綱に「断ち切りがたい、つながり、きずな 」の意味が現れました。

そこで今年神戸のSagaさんで展示した作品。
3枚の和紙に渡り、繋がる様に縄模様をエンボスで入れてあります。
真ん中は縄で「な」の形をしています。

蝋を溶かして書いた部分は半透明に成るので
バックライトで文字が浮かび上がる様にしてあります。

きづな

つな

つなぐ

言いたい事伝わったでしょうか。
今年の事を忘れないでこれからも手を取り合っていきましょう。
皆さま良い年をお迎え下さい。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:58Comments(0)作品/Works

2011年11月16日

砂と光の書(木津川アート2011展示作品)


木津川アート2011無事に終わりました。
今回も多くの方にお出で頂き、新しい出会いや再開
御近所さん達との暖かいふれあい等
木津川アートらしいアットホームな雰囲気で楽しませて頂きました。

お出で頂きました多く皆様、御協力頂いたボランティアスタッフの皆様
面白い作品を見せてくれた作家の皆さんありがとうございました。

2回目の開催という事で、地元の方も楽しみして頂いてて
「今回はどんなの?」と前回との違いを楽しんで頂いた方
私の作品を目指してお出で下さる方もいらっしゃり
嬉しい思いも多くさせて頂きました。

前回とは全く違った表現」と多くの方に言って頂いた作品を紹介します。
画像はクリックして大きく見られます

入って正面「つなぐ」と地面に書いた「手」「と」、紙の上の「手」地面の「と」と「を」 

今回のテーマは夏からの個展に引き続き「手と手をつなぐ」事。
一人ひとりが繋がっていく事を、一粒一粒合わさって文字に成るというコンセプトで
全て砂で文字を表現しました。

地面にある文字は砂を置いただけですし、紙の上の文字も
砂を貼り付ける様にして制作しています。

展示場所の倉は薄暗く、2ヶ所の天窓と入口に引いた暗幕の下から入り込む
自然光だけでご覧頂きました。

砂が紙に付いている様子。「つなぐ」の「つ」の後ろから入ってくる直射日光が右の壁に当たり
鏡で左の壁の鏡に当て、正面「つなぐ」の足元の鏡に当たる様にしている。
時にはプリズムが見られる。

方3時頃以降この天窓からは、直射日光が入り込む為
それを鏡を使って反射させ、光の線を入れる仕掛けもしています。

しかし、太陽と光の移り変わりは速い物で
ドンドン光の当たる場所が変わるので、慌ただしく鏡の場所を移動させていました。




これらの作品は今回だけの展示でもう既に作品は無く成りました。
砂は掃き集め、紙の作品も2度と使えません。
こういうインスタレーション的作品の制作は初めての試みでしたが
得る物が多く有り、お客さんの反応も面白かったです。

今は予定ありませんが、またの機会がありましたらこういった物も
制作してみたいと思います。 楽しみにしていて下さい。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:16Comments(3)作品/Works

2011年09月02日

手をつなぐ事で出来る事


一部拡大 作品「つなぐTSUNAGU」hand in hand
シルクスクリーン、大理石粉、黒谷和紙
silkscreenprint, snowpowder on KUROTANI(KYOTO)Japanese paper
334×547(mm) 協力:今泉版画工房


シルクスクリーンによる作品です。
和紙の上にシルクで表現しようとした際
和紙に合う雰囲気を考え
日本画で使っている胡粉の様な表情が出せないかと考えました。
厚みのある、あのポッテリとした白の表情です。

試行錯誤の結果、大理石粉を使いこの様な作品が出来ました。

「つなぐ」の文字は、視覚的にも
中央で互いに手をつないでいる様に書いています。

難しかったのは
均一な線じゃなく、暖かみのある抑揚のついた線で書く事と、
人の体には直線というものが無いので、曲線で結んでいく事。
筆が近道をしてしまうと曲がる所がどうしても角に成ってしまいます。
決して小さく廻らない様に、「大きく大きく」と心掛け書きました。

大理石の粉で表現した線は
良く見ると立体的に見せてくれています。
白い画面に、白い線。
非常に清楚な作品が出来ました。

一人の力じゃ小さ過ぎるから
「人と手をつなぐ事で出来る事」それがテーマです。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:40Comments(0)作品/Works

2011年08月28日

書と魚のコラボ3


アクアリウム作品「つどい」
横幅60cm work with株式会社a.a.c.

カラフルな印象のあるアクアリウムを
モノクロで表現した作品です。

文字は「つと(濁点は付けていない)」で
黒い魚(ブラックゴースト)2匹で「い」を表しました。
「い」がその辺を浮遊しているという事ですね。

浮遊という言葉がピッタリな動きをしてくれるブラックゴーストと
背骨が見える程透明なグラスキャットフィッシュ
のキャラクターも相まって
非常に人気の作品でした。

写真としましては設置場所のせいで逆気味な事が残念なのですが
実際は自然光だけで見る作品として考えましたので
これで正解なのです。

文字部分は画面のわりにシンプルな線で
魚の動きを表すような伸びやかな物をイメージし
今までと同じ様に
アクリル板にデータ化した文字をレザーで焼き
その上を黒に着色しています。
分かりにくいですが「つ」はアクリルの裏面に
「と」は表面に加工して文字の立体感も出しています。

カーテンの様な細やかなエアーと
透明でユラユラと泳ぐグラスキャットが
涼やかさと遠近感を見せてくれ、
黒の細い線が画面を引き締める。
水草を入れていない事もクールな印象を引き出していると思います。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 13:09Comments(0)作品/Works

2011年08月19日

書と魚のコラボ2


アクアリウム作品「ながれ」
縦60×横30×奥行30(cm)  協力: 株式会社a.a.c.
これはエアーと文字が一体化する様に表現した作品。
中央からポコポコと一本のエアーを出し
それと重なり合う様に文字がある。

文字はこれも書いた物をデータ化し
アクリル板2枚にレーザーで加工して頂きました。
先ず、「つなぐ」の様にアクリル板表面に「ながれ」の文字を焼いた物。
そしてアクリルから文字自身を切り抜き出した雄雌。
その3枚を張り合わせ文字に厚みを付けて
斜めから見ても立体感のある文字に仕上げてあります。

エアーも文字も縦に流れる線で表現しましたので
水草も縦のラインが出来る様な細い物を選んで頂きました。

魚はいわゆる熱帯魚として一般的な物で
エンゼルフィッシュ・ネオンテトラ・コリドラス
光は青系の強い光を使い
水槽の上をオープンにしてありますから
壁や天井にも水紋が映り込むようにしました。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:37Comments(2)作品/Works

2011年08月13日

書と魚のコラボ

暑いですね。
まったく茹(う)だるとはこの事です。

という事で少し涼やかな作品を紹介していきます。
先日終えた、つなぐー書の可能性―展に出品していました
アクアリウムとのコラボレーション作品です。
この作品は株式会社a.a.c.の浦田さんの御協力で出来ています。

作品「つなぐ」水槽の横幅30cm
下から光を薄く入れ
文字をボンヤリ浮かび上がらせる様にした作品。
アクアリウムって光だよな~。と思っていましたので
どの様に光を入れるか試行錯誤しました。

文字は一度データ化し、レーザーでアクリル板に焼き付けて頂きました。
よく見て頂くと線の重なりが見えると思いますが
アクリルの表裏から加工をしてあるからです。

アクリルはガラスと違って水に入れても透明度が落ちないので
真ん中にスリットの様に入れても正面から見ると
文字だけが浮かんで見えてくれます。

エアーを入れなくても大丈夫な魚をチョイスして頂き
見た目にも静かな水槽が出来がりました。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:30Comments(0)作品/Works

2011年07月29日

コラボ作品紹介 無事終了!つなぐ-書の可能性-

く感じて居ました12日間のイベントも
あっと言う間に先日26日をもって無事終える事が出来ました。

多くの方にお出で頂きありがとうございました。
くは岡山、香川、滋賀、
母校徳島の四国大学からも学生や先生方も足を運んで下さったり
新聞を握りしめて「普段書道展は見ないけど、これは見ないといけない思った」とおっしゃる方。
皆さん一様に「来て良かったー!」と言って下さった事が非常に印象的でした。

今回本当に色んな事に挑戦させて頂きました。
私一人では出来ない事が、人と手を繋いだから出来た表現。
そういう物を展示する事で
書道に限らずその先の可能性の拡がりを感じ取って頂きたかったのでした。

初めて神戸での展示でしたが、神戸の方の反応はとても素直で
驚きと、楽しみの声を多く聞けました事
多くの書道従事者が喜んで下さった事は
少しはそれを伝える事が出来たのかなと感じました。

ラボレーション作品を一部紹介致します。

作品「いのり」ネックレス、ピアス、ブレスレット
い線で表現した物を、立体に削り出す事は非常に困難でありつつも
それを苦心の末、実現して下さったのは神戸のNANOISTyakさん。
非常に繊細で、素敵な物が出来上がりました。
素材は硬くアレルギーの少ないステンレス。


すごく大きい様に見えるかも知れませんが、人形が小さいだけでピアスと同じサイズです。
作品「つどい」アクアリウム
常に人気の高かった作品。
カラフルな印象の熱帯魚のアクアリウムをモノクロで表現しました。
黒い魚2匹(ブラック・ゴースト)に「い」の役割をになってもらっています。
ヒラヒラと木の葉の様に泳ぐブラック・ゴーストと
背骨の透けてる透明なグラスキャット・フィッシュ。
そのキャラクターとあいまった、シンプルな水槽に
多くの方が見入って下さいました。work with 株式会社a.a.c.




「つなぐ」レザーバック
ンドメイド・レザークラフトのopen sesame.(オープンセサミ)さん
と一緒にデザインから取り組んだ手縫いの牛革のバック。
取手の付け方、形状は「つなぐ」というコンセプトから生まれました。
シンプルながらも手の込んだ作りで、カッコイイ良く
見た事の無いカバンが出来ました。
シルクスクリーンで革にプリントし、A4の物がスッキリと入るサイズに成っています




他の作品は追って紹介させて頂く予定です。

回「人と手をつなぐ事で出来る事」をテーマに展示致しましたが
私自身が人とつながっている有難さを多く実感した様に思います。
頭の下がる思いに成りました事が何度ありました事か・・。

御協力頂き、何かとご迷惑をお掛けしたかも知れない
関係者の皆様本当にありがとうございました。

最後に私が不在の折に芳名録に書かれていましたお客様のコメントを紹介致します。
品を見させて頂き 心の底から暖かいやさしいパワーを頂きました」
まで見た事のない 楽しい書の展来会でした」

  
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Posted by HIROSHI UETA at 06:14Comments(2)作品/Works

2011年07月03日

手をつなぐことで出来ること

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上田普 つなぐ-書の可能性-展 2011年7月14日~26日
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個展まで残り僅かに成りました。
私も追い込みに入ってというか
いよいよ追い込まれてきました。

まだ仕上げなくてはいけない作品もいくつか・・。
いつもの事ですが
作品を展示し終わるまでは
この緊張感は続きます。

さて今回御協力頂いてる
アクセサリーのNANOIST yakさんや
レザークラフトのopen sesame.さんの
商品も徐々に上がってきています。

アクセサリーは
数年前の個展ので「この線がアクセサリーに成ると綺麗だと思います」と
言われた時からの念願でした。
レザーバックは
シルクスクリーンの作品を作りだした頃から考えていた事で
デザインまでも考えさせて頂きました。

私の夢想が現実の形と成るのも
こうやって個展が開けるのも
「人と手をつなぐことで出来ること」。
色んな方々に助けられて
今回の展示は成り立っています。
さあ頑張りますよ~!

  
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Posted by HIROSHI UETA at 23:45Comments(4)作品/Works

2011年05月23日

書とアクアリウムのコラボ


先日打ち合わせと、実験を兼ねて
アクアリウムの制作メンテナンスをされている
株式会社a.a.c.さんに伺ってきました。

7月に開催する展示に向けて色々動いている訳ですが
「つなぐ -書の可能性- 」を銘打って
人が様々な人と手をつなぐ事で何が出来る(生れる)のか
という事を表現したいと思っています。

という事でコラボ企画の一つ
熱帯魚と書のコラボの打ち合わせな訳です。

その道にはその道のやり方、見方もあり
その目線を教えてもらいながら、一つの表現を模索する事が楽しく
遣り甲斐がある訳です。

アクアリウムで考える事は
光、水、生き物である熱帯魚。

ただ見た目のカッコ良さを追求すると
水の中の環境(生態系)を無視する事にも成りかねません。
そのバランスが大事な訳です。

画像はイメージ画像です。
どうなっているのか不思議でしょう?
合成ではないですからね。

まだまだ詰めないといけない事は満載ですが
面白そうなモノ出来そうな予感が漂ってきました。

上田 普 つなぐ ― 書の可能性 ―
2011年7月14日(木)~26日(火)
@ アート〇美空間Saga  
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2011年05月08日

作品展示してきました


右「手とて」   左「道しるべ

先日、東京・表参道でのアートイベントSICF12に参加して来ました。
お出で頂いた友人、知人
また足を止めて下さった皆様ありがとうございました。

SICFはホントにノンジャンルなアートイベントで
アクセサリー、インスタレーション、写真、油絵、映像、イラスト等‥
様々な表現がスパイラルにて展示されて居り
お客さんの興味も様々。
そういった中に私の作品もあるという事が
大切だと思い
そして私自身も楽しんでいました。

正直、興味無いという方は全くの無視なのですが
逆に今までは興味無かったという方が
私の作品をキッカケに興味を示してくれる事もあります。
そういう時は、大きな喜びとヤリガイを感じさせてくれます。

また
昨年ご覧頂いた方がお声掛けて下さる事も嬉しい事でした。
100組の参加者が居る中で、作品がその人の記憶に残っているという事は
ホントに有難い事です。

このSICFの表彰式の模様は
こちらにてご覧頂けますので
今回の審査員の考えと、受賞者の喜びの模様を見てみて下さい。

さて、今回の私の展示テーマは手を「つなぐ」という事で
和紙の上にシルクスクリーンやエンボス等を用いた
書の表現をご覧頂きました。

これは夏に予定している神戸での展示と繋がっており
今後、アクセサリーやレザーの鞄、アクアリウムにも
転化しようと予定しております。
どうぞ楽しみにしてて下さい。

作品の詳細は次回としまして
今回は展示風景として少し。

手 と て
墨、メディウム、土佐和紙、エンボス

右「いのり
シルクスクリーン、墨、エンボス、黒谷和紙

左「つなぐ
シルクスクリーン、黒谷和紙

「道しるべ」
拝宮和紙、墨、エンボス
  
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Posted by HIROSHI UETA at 17:53Comments(6)作品/Works