Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2017年11月28日

自転車スタイル(ヨーロッパの街で)


ボローニャにて

前々から自転車は好きでして
ずっと前に一度記事にしたんですけど。
これも自分なりのエコな考えがスタートで
調べるとランドナーっていう旅に行くスタイルの自転車がある事を知り
機能美的な美しさを感じていたんです。
また自分でチョコチョコ改造、調整できたり、人力で動く所がなんかが好きなんですよね。

京都なんかは自転車で周るのにちょうど良い大きさなんで
気になる脇道を走りながら、色んなモノを見付けるのが楽しいんです。

と言う訳でイタリア、ブルガリア、イギリスで見付けた自転車スナップのご紹介。
ミラノ

ウェールズ。

移動看板になってる。花を飾るってのが素敵。

ブルガリアのショップで。竹籠付けてアジアンテイスト。

ミラノ

ボローニャ たぶん・・。

フィレンツェ












電車の改札前。トイレに直行って感じw。ミラノ郊外


錆々なんだけど結構なビンテージっぽい。作りが美しい。ボローニャ


これは香港のアジアデザイン賞の会場で。ほとんどが竹。

ボロボロやん!っていうのが多いんですが
生活と密着してる感じがして、手入れしながら乗るのが当たり前なスタンスがエエな~って。
で私の。

もともと中古で手に入れた、ほぼ私と同い歳のフレーム。
塗装もハゲてるし綺麗ではありませんが
昔のクロモリのフレームは気に入っています。
最近までドロップハンドルだったのですが
楽に乗れる様にオヤジスタイルのプロムナードに替えました。

サドルがよく珍しがられるのですが
たまたまハンズで見掛けて買ったのですが
またがるというよりは、腰掛ける感じでコレがめっちゃ楽。

元はコレだったのですが擦り切れたので革を張りました。
なんてたって革は沢山あるのです。
ウチの奥さん http://www.hirakegoma.net/ コレですから。
良い天気で、ゆっくり紅葉でも見に行きたいな~と思いつつも
なかなか行けないので気分転換のチャリンコ話でした。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 13:52Comments(2)マイ・フェイバリット

2013年08月10日

山本博さんの個展開催中


私がカナダで大変お世話に成った山本博さんの個展が開催中です。

http://hiroshiueta.kyo2.jp/e89456.htmlでも少し紹介させて頂きましたが
山本博(やまもとひろし)さんは私が生まれた年にカナダに移住され
現在もトロントという街を中心に活動。
ニューヨーク、モントリオール等でも個展を開催。
期間延長されるほど好評を得られたそうです。

作品は日本画、墨絵等ですが
日本で見るそれらより
色彩柔らかで、ポンと懐に入れてくれる様な大らかさが感じられます。

人柄と大陸性のあらわれだと思いますが
優しい眼差しが絵にもあらわれてホッとさせて頂けますよ。

今年は滋賀県の2ヶ所で続けて展示される様ですので
是非お近くの方の会場に足を伸ばして実際の作品をご覧頂ければと思います。
山本博さんHP  http://www.hiroshiyamamoto.com/

山本博展~カナダの風と光 日本画、版画、墨絵~
日時:2013年8月8日(木)~18日(日)
        10時~18時
会場:ギャラリー近江
    滋賀県彦根市外町83       Tel 0749-22-1200
         作品展示は2階ですが、1階は古美術や黒田泰蔵さんの白磁等も展示されています。
         黒田泰蔵さんと山本さんはカナダで交流があった様で
         彦根の冊子で対談もされていました。
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日時:2013年8月21日(木)~25日(日)
        10時~18時
会場:文泉堂 
    滋賀県長浜市大宮町5-14   Tel 0749-62-0048
         文泉堂はレトロな雰囲気の本屋さんみたいですね。

〈↑マップ大きく成ります〉
  
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2013年06月18日

掛け軸を考えなおそう。


(白地の裂を使う事は決まったが白にも色々ある。
光沢の有る無しや、素材の違いも。
作品横に差し色を入れるのか検討中。)

掛け軸ってつくづく良く出来てるなって思うんです。

以前、何度か掛け軸に変わる作品の見せ方が出来ないかと思って
試行錯誤した時期があったんですが
考えれば考える程、やっぱり掛け軸の表装が具合良く
理にかなってる事に気付かされました。

一般の家には
床の間も少なくなり
掛け軸の作品を飾る機会も少なくなっていると思いますが

飾って見栄え良く、片付けて小さくなってよし、場所も取らない
軽く、運ぶも楽。

(軸先も色々。漆塗り、寄木、陶器、透明アクリルってのもある。
ここでも色を合わせにいくか、差し色を入れるか悩む。)

あとは
取り扱いが難しそうというイメージと
和室があれば・・・という意見。

一度覚えるとそんなに取り扱いは難しくないし
床の間以外にも掛けてもイイと思うんです。

でも一般の掛け軸は
寸法長く、重心が低いですよね。
それは床の間に飾る為の寸法に仕上げてるからで
正座して作品を見る高さにしてる訳です。

洋間に合う寸法に仕上げれば
きっと現代建築にも栄えるハズ。

(藍の花を使った作品。裂は同系色にし
横にインド更紗の裂でスジを入れてもらった。
軸先を実際に当てて検討。)

聞いた話では
好きな作家に作品を依頼し
作品に合う裂(生地、布)と寸法を決め
表具屋に仕上げてもらうという数奇者も少なからずも居るという。
(お一人知っているが、車に軸用の裂を満載して居ました)

また大昔は
美しい貴重な裂を手に入れる為
大枚をはたいて正倉院を開けさせるという暴挙もあったとか。

兎に角
せっかくの作品を表具するにあたり
表具屋さん任せというのは
非常に勿体無い話。
裂に値段の上下があるので、先に予算を伝えて進めていくと
アドバイスも頂けると思いますし、請求書を見てビックリという事も少ないかと思います。

意見を伺いながら
服のコーディネートを考える様に一緒に作っていくと
これもまた非常に楽しい作業に成りますよ。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:28Comments(0)マイ・フェイバリット

2012年01月10日

良い年にしましょう。


「井守大明神」鳥居

全国で成人式が行われている時ですが
新年明けましておめでとうございます。

今年の正月は四国で迎えました。
初詣は近所の井守神社という所に行ったのですが
その井守大明神と書いたのはナント憧れの三輪田米山

愛媛の神社の神官であった米山は、仕事が終わると一升瓶を片手に酔っぱらいながら
檀家の家に赴き書いていたという米山の書は
野太く、独特の風通しの良い間合い、力強さがあるも気負いの無さ。
私のとは随分かけ離れていると思われるかも知れませんが
その懐の広さに憧れます。

米山の書は数多くある訳ではありませんが
愛媛県周辺の神社の石碑に多く残されて居ます。

米山に迎えてもらって良いスタートを切れました。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:00Comments(0)マイ・フェイバリット

2011年12月19日

似てる?ポロック。


JACKSON-POLLOCK ナンバー4
ジャクソン・ポロックが1956年に亡くなって55年。
日本で初の回顧展が愛知県美術館でポロック展が開催されています。

私にとっては2003年初めて京都での個展の際
フラッと入って来られた絵描き風のお爺さんに
「好き勝手な絵を描いてるなぁ・・・まったく分からん・・けどエエなぁ。
なんかポロックに似てるわ」と言われた事が印象的でそれからポロックを意識しました。
その方はポロックが好きだった様で、後日画集を見せてもらったのですが
確かにポロックの描くは伸びやかで、粘っこく、自然で、確かに私の目指すものでした。

ポロックの絵に関する評論は色々ありますが
本人の言葉が一番だろうと思うので1968年の「美術手帖」に本人談がいくつか
ありましたので参考までに記しておきます。


料の流れをコントロールする事は
かなりの程度まで可能であるように思われる。
私は偶然は使わない、なぜならわたしは偶然を否定するからだ」

たしの絵はイーゼルから生まれてくるのではない。
わたしは描く前にカンヴァスを張ることすら滅多にしない。
わたしは張ってないカンヴァスをかたい壁や床の上にとめることの方を好む。
わたしにはかたい表面の抵抗が必要だ。床の上だと、わたしはずっとのびのびできる。
わたしは絵をより身近に、絵の一部の様に感じる。
このやり方だと、わたしは絵のまわりを歩き、四方から制作し
文字どおり絵のなかにいることができるのだから。
これは西部のインディアンの砂絵師たちの方法に近い。」

たしには“抽象表現主義”などどうでもよい・・
それにこれは明らかに“非対象的”でも“非再現的”でもない。
わたしはある時にはきわめて再現的であり、またいつでも少しは再現的である。
しかしあなたがあなたの無意識をもとにして絵を描けば
形象は生まれ出ずにはいない。われわれはみなフロイトに影響されている。
わたしは長いことユンクの徒だった・・・絵は存在の一状態である・・・
絵は自己表現である。すぐれた芸術家はだれでもあるがままのの自分を描いている」
  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:23Comments(0)マイ・フェイバリット

2011年04月06日

宮大工時間


一階部分が組み上がってきてる。上から撮影

木工作家さんの紹介で宮大工さんの仕事現場を拝見させて頂きました。
現場は桜で賑わう京都で一番人気のお寺の中にある三重塔。
現在解体修復している所でした。

色々見させていただき、お話を伺わせて頂きました。
非常に面白かった所を少し。

驚いた事は、修復する際の道具は、その作られた時代に使ってた道具に合せるという事。
大まかに木を断栽する時は別にして、仕上げの段階の道具はその当時と同様にする様です。

いきなり「この柱を見てもらうと、槍鉋(ヤリカンナ)と台鉋(ダイカンナ)を併用しているのですよ。」と
「?」としていると
「ほら、削り跡を見ると違うでしょ。これが槍鉋の痕。」と実際に槍鉋で削って見せて頂き(上画像)
「この塔は、ちょうど台鉋(現代のいわゆる鉋)が出てきた頃に作られたという事に成るのです」
宮大工さんによると
解体前は江戸初期に作られた塔という事で始まったのですが
この二つのカンナを使われているという事は
台鉋が使われ始めた応仁の乱(1460年代)前後の建物という事に成るそうなのです。

またこの三重塔は一段目、二段目、三段目それぞれ手が違う。
応仁の乱で京都が乱れた際、腕のある多くの大工は地方の大名に抱えられ、いなく成った。
だから寄せ集めの大工でこの塔を作ったという事でした。

以前地質調査されてる方に伺った際は、その方の時間感覚は地球時間で見てるので
万年、億年単位で調査している訳で、人間が地球に誕生してまだ間もないという感覚。

この宮大工さんにとっても江戸時代なんてごく最近という感覚。。

日本人が、自分の一生を考えられ、家族を大切にするという感覚を持ち出したのも
ちゃんとした民家という物が存在し、豊かに成りだした江戸時代からで
いつ死ぬか分からない戦乱期の中世は、神は家族より近くに存在し
合理的な考え方もなく
今では想像もつかない全く違った感覚を持った日本人であったという事でした。

チョットの違いから、その時代を想像し、作り手の想い、考え、生活まで
思いを巡らすお話。非常に面白く、興味の尽きない時間でした。


元の木材が松の場合は交換するが
ケヤキや檜の場合は概ね交換する必要無く
削れている所や、釘穴を補強すれば使えるそう。
500年経ってもまだ、次の修復までは大丈夫ってスゴイ。

  
タグ :京都職人
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Posted by HIROSHI UETA at 02:29Comments(0)マイ・フェイバリット

2010年12月17日

煙管(キセル)紫煙


友人から戴いた煙管。蓮の花が彫り込まれています。
京都の煙管屋さん谷川清次郎商店の物

すっかり喫煙者の肩身が狭くなって久しく成りましたが
紙巻きタバコの値上げの事もあり
最近は煙管(キセル)に手を出してる方が増えてきている様です。

私も数年前から煙管を使っている一人なのですが
どうも最近煙管用の煙草(刻み煙草)が入手しにくく成りました。

いつもの煙草屋さんによりますと
今注文しても入荷するのは2月頃との事。

今までは刻み煙草が無くなるのではという危機感がありましたが
こういう状況ですから、暫くはなくなる事は無いでしょうね。

ちなみに煙管用の刻み煙草は100%国産。
刻み作業は機械ですが、箱に詰めるのは数人による手作業らしいです。
その数人の方が今は大忙しに成ってるという事ですね。
(ほんとに御世話に成っています。)

これからという方に一言。
煙管はほぼ毎日掃除をしないと詰まって吸えなく成りますし
タバコが不味く成ってきます。
手入れをする事、道具を大事にする事を怠ってはいけませんよ。

とにかく
煙管は歩きタバコも
立って吸う事さえ難しい喫煙具ですから
街の吸い殻が少しは減ると良いですのにね。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:49Comments(1)マイ・フェイバリット

2010年09月07日

京都にガッカリ。


日本の文化が集まると言われる古都京都。

そんなイメージを持って京都を訪れる方は
京都に着いてどう思われるのでしょうか?

少なくとも私はガッカリしました。
統一感の全くない街中に、過度な看板。
京都ブランドを謳ってるにも関わらず完成度の低い雑貨類。
「な~んだ こんなもんか」と思ったもんです。
(実際の京都文化はそんな所に無い事は後々に解ったのですが・・。)

京都の街中の建築規制が作られたのもごく最近の話。
もう既に手遅れ。

同じ様に、日本、京都を愛しているが故に
日本、京都否定をしている外国人がいます。
アレックス・カーさん。
著書もございますし、講演会、「情熱大陸」にも出ていました。

私が安心したのは氏が和服を着ていない事。
ただマニアックに日本にハマっている外国人とは
一線を隔てていました。

氏の語る事は、日本人にとって本当に耳の痛い話が多いですが
決して間違った事は言っていない。

前回UPした表札はアレックス・カーさんが長崎県小値賀
関わられた古民家再生プロジェクト用に書かせて頂いた物です。

是非興味・機会ありましたら氏の、考え(思い)に触れて頂き
日本を(日本文化を)もう一度見直す機会にして頂ければと思います。

*画像は私が京都に来て間も無くの頃
 賀茂御祖神社の森で撮影した物。
 (別の意味でガッカリ)
  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:07Comments(0)マイ・フェイバリット

2010年08月02日

幻獣必見!


展覧会を見て五時間程経つが
未だに不思議な感覚に包まれている。

知らなかった現実を突きつけられた様な衝撃と
ほぼ同世代のアーティストが辿り着いた一つの世界観に圧倒された気分です。

現在、京都芸術センターにて開催されている
「幻ノ進化論」江本創さんの個展。

ストーリー性と緻密な仕事が
よりリアルにその世界観を表現しています。
で、少しのギャグの様な面白さ。
すっかりヤラレました。
もちろん展示方法も素晴らしい。



怖いとか気持ち悪いとか色々あるでしょうが
画像の人型虫は30cmにもみたない小さな作品(幻獣)。
骨格、血管、皮膚の感じも緻密に表現し、全く冷めさせる所が見当たらない。
実際に存在しているかの様に見える。(存在している?)
その他にも、植物、菌類、魚類など見た事も(勿論)ない標本が
数多く展示されている。
物販で販売されているオリジナルルーペ(100円)というのにも
作品の要素をよく表わされてて思わず買ってしまった。

こういった標本作品に至る前に制作された
化石シリーズも作家を知る手掛かりとして良かったと思う。
是非多くの方にご覧頂きたい。
(また、芸術センター内の前田珈琲には私の作品も一点展示して居りますので
合わせてご覧頂けますと嬉しく思います。)

   「幻ノ進化論」江本創
    7月20日~8月26日
    京都芸術センター ギャラリー北・南・談話室等。
・江本創(エモトハジメ)さんHP http://sow.ggnet.co.jp/  
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Posted by HIROSHI UETA at 22:42Comments(0)マイ・フェイバリット

2010年05月29日

是非みて! 植田正治写真展 ~写真とボク~


私の大好きな写真家 植田正治の写真展が
現在JR京都伊勢丹内の
美術館「えき」KYOTOにて開催されております。

植田正治写真展 ~写真とボク~
日時5月21日(金)~6月13日(日)[会期中無休]
開館時間:午前10時-午後8時(最終日午後5時閉館)入館締切:各日閉館30分前
入館料:一般800円(600円)/高・大学生 600円(400円)/小・中学生 400円(200円)

ここでも何度か紹介させて頂いた事がありますが
私が大学生の頃、日曜美術館で紹介されてたのを見て感動し
今でも大きく影響を受けている写真家さんの一人です。

空間(間)の取り方が絶妙なのですが
遊び心もフンダンにあり
懐の広さが感じられます。

あのアラーキーにも「完敗でした」と言わせた人です。
是非多くの方にご覧頂きたいお勧めの作品展です。
(ちなみに上の写真の一番左の傘を持った男性が植田本人。)
  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:55Comments(2)マイ・フェイバリット

2010年04月20日

BEAMS新宿店展示中


現在、BEAMS JAPAN新宿店のディスプレイに
知人のロウケツ染色作家中井由希子さんの作品が掛けられて居ります。

中井さんは京都芸術大学工芸科染織専攻を卒業後
御出身の奈良で工房roof topを持たれ作品の制作の傍ら
一般の方にも工房を開放されて居ります。

染色の作品と言えば
何故か平面のパネル貼りで展示される事が多いのですが
中井さんは在学中からそれらに疑問を持たれ
立体的な展示の方法を模索されておりました。
現在は主にモスリンという素材を用いて
衣服に制作を展開されて居り
神戸ファッションミュージアムで開催された「モスリン展」では
染色体験の講師として関わってられました。

私の思う中井さんの作品のイメージは何と言っても色。
勝手に“中井グリーン“と呼んでいるのですが
綺麗な発色のグリーンを用いた作品群は目に鮮やかで
正にこの新緑の季節のグリーンを連想させます。

まだまだ若い作家さんですので
これから色んな方と出会い、新しい展開が花開く感じも致します。

是非BEAMS前を通られる時はご覧下さい。
そして平城遷都1300年祭で賑わっている奈良に行かれる際は
ならなちのすぐ近くの工房
rooftopも是非覗かれてみて染色体験されてみてはいかがでしょうか。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:17Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年11月14日

CD発売!!

勿論私がCDを発売する訳ではありません。

私は自他共に認めるブルース大好き野郎ですが
そんな私に育てて下さった片山一夫氏がこの度
自身の所属されてるバンド「THE FUNCTIONS」からCDを発売されました。


氏との出会いは大学の入学時。
どのサークルに入ろうかと考えて居た時
部室が集まる建物から爆音のロックン・ロールのギターが聞こえてきました。
引き込まれるように音のする部屋に入りますと
氏がそこでギターをかき鳴らしていたのでした。

それからの4年間は氏のバンドのドラマーとして参加し
バンド以外にも多くの時間を共にしました。
音楽の好みはほとんど氏からですし
スピリットも含めて多くの事を教えて頂きました。
(私の頭の上がらない方の一人です。)

そんな氏が自身で作曲しプロデュースされたインストアルバムが発売されたのです。
昔は圧倒的な存在の迫力のあるギター・ボーカルでしたが
現在もノリの良いファンキーな曲も健在ですが
凄く洗練されセンシティブなブラック音楽の影響を色濃く残した曲も作曲されています。
是非是非お勧めのCDです。
多くの方に手にして頂きたいと思います。
(個人的には氏のギターのチョ―キングの音も大好きなんですが)


下記のTHE FUNCTIONS myspaceのサイトでは試聴も出来ますし動画もご覧頂けます。

[SHOP]
cafe earth : 徳島市中常三島町3丁目2-4-1F 088-624-1155
平惣レコード徳島店 : 徳島市沖ノ浜3-10-2 088-622-0058
ON THE CORNER : 徳島市佐古5番町8-10 088-626-3322
[通販・ネットショップ]
バンド倉庫・アーティストショップ http://shop.bandsouko.com/?mode=grp&gid=64248
[配信・うたフル]
monster FM http://monstar.fm/functions/
THE FUNCTIONS myspace http://www.myspace.com/bluesfunction
myspace うたフル http://monstar.fm/functions/







  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:47Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年11月09日

前衛音楽ジョン・ケージ演奏会

John Cage(ジョン・ケージ)という前衛作曲家の演奏会を京都芸術センターに聴きに行きました。

近年生誕100周年イベントとしてJohn Cage Countdown Event 実行委員会が主催をして演奏会を数回行われているのですが
私がジョン・ケージにハマったのは
彼の書いた楽譜を見てからでした。

数年前、本屋においてあった表紙が面白い絵画の本を手に取ると
それは作曲家の本であり、なんと楽譜だというのです。

彼の音楽を譜面にする時に音符では表現できないという事や
即興的な部分があるので、それは演奏者にゆだねる等
初めて聞くその事柄に「ウウーン」と思いながらも
ナルホドナーと感じ。 
天才に出会った様なイイ気持ちに成ったのでした。


これも楽譜。 (2004年に大阪成蹊大学で行われた演奏会のDM)


書道にも前衛書が流行った時期があります。
絵画で前衛が全盛だった頃です。
私の好きな井上有一はその代表格ですが、その頃の同人誌なんか見ると
海外から画家を呼んで研究会の様な事もしていた様です。
(見よう見まねでやってるのもありケチョンケチョンに言われてるものありましたが・・。)

絵画ではカッターでキャンバスに切り込みを入れた作品なんかもありましたし
天井からロープを吊るし、それに摑まりながら足で書いている人も居ました。
相互的に影響を受けつつ表現していた時期なんだと思います。

当たり前で常識的な物、既成概念を取っ払った表現が
世界的に花開いたのでしょう。
そして表現者は模索し、自問自答し、構築的に試みていったのだと思います。
(と言いますのもみんなスゴク理論的なのです。)

私は制作する時によく
ジョン・ケージのピアノ曲をかける事があります。
Jazz等もいいのですが、たまに主張が強すぎて邪魔に成る時があったりして・・。
雨の音を聞いてる様にポロンポロンと風景の音の様に流れてくれて
なかなかイイのです。



テーブルの上のジョン・ケージ曲の植物楽器達。
それぞれ下にマイクが付けられており
サボテンのトゲをはじいたり、ハネで擦ったりして「ピン、ガガガガー」
なんて音を出して居ました。

落ち葉は踏んで「ザックザック」と。これも楽器。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:23Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年10月18日

こんな物見た事無い!


「花坊主」 カーネーション、自作ガラス 「中川幸夫作品集 魔の山」より



「チューリップ星人」 チューリップ  「中川幸夫作品集 魔の山」より



数年前、初めてこの作品集のポスターを書店で見た時はスゴイ衝撃を受けました。
なんて生々しい花なんだ と。

この血生臭いかのような花の力強さ、妖艶さ。

高価な作品集なので今の自分ではなかなか手に入れる事も出来ないので
今回図書館で見つけ借りて来たのですが
ページめくる度に「何だこれ!」の連続。

どれだけのエネルギーを作品に費やされてこられたのかと
感動致しました。

今年の春にお世話に成った金沢のG-WING’Sギャラリーでも
中川氏は個展をされた事があった様で
その話を伺い、身の引き締まる思いをし
勝手に身近に感じるように成って居ります。

中川氏の作品に対峙する時の覚悟の様な姿勢。
尊敬致します。

中川幸夫氏 公式HP http://www.kyuryudo.co.jp/design/sagawa048/jpn/index.htm  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:49Comments(2)マイ・フェイバリット

2009年09月02日

空海のサイン


「空海」

日本の三筆の一人空海。
書の能書家としても、真言宗の開祖としても有名な人ではありますが
その空海のサインです。

「空」の下に「あ」の様な物があり、その下に「水」がありますね。
実はこの「あ」と「水」で一文字。

「あ」の様な物は「毎」の草書体、その下に「水」。
サンズイ偏は水の事ですから
「海」の偏を下に持ってきた文字、つまり「海」の変形型です。

この文字は確か中国の唐時代に書かれた物にも出てきております。
唐と言えば楷書の名碑 「九成宮醴泉銘(キュウセイキュウレイセンノメイ)」が
書かれた時。

楷書が完成するかどうかというその時代に
空海はそのただ中で仏教を学んでいたのです。

その頃の文字は未だ
固まる前の溶岩の様な物だったのでしょうか。
もちろん平仮名なんてまだ出来ていない時代です。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:25Comments(4)マイ・フェイバリット

2009年05月28日

銀座のギャラリー



先週末友人の結婚パーティーもあり
東京に行ってきました。

東京のギャラリー巡りも考えて居りましたので
初めて銀座に足を伸ばしてみました。

丁度日曜だったので、大通りは歩行者天国に成っており
多くの人で賑わっていたのですが
驚いた事に
銀座のギャラリー、画廊は日曜休廊が多い

週末はお客さんが多いので先ず閉めないと思っていたのですが
銀座はそういう所じゃないのでしょうか。

という事で目指していた画廊は大概閉まっていて
ひたすら歩きまわる羽目に成ったのですが
ふと面白いビルを見つけました。


奥野ビルという所で
きっと古いアパートなのでしょうが
小さな一室一室がギャラリーやショップだったりするのです。

すごく雰囲気の良い大きな建物で
エレベーターも手動の扉に成っていたり
中もちょっとした迷路の様に複雑で
「この奥は・・?」なんて探検してる気分に成りました。



やはり日曜休みの所が多くて
満喫とは言えませんが
3つのギャラリーをハシゴ出来ました。

いくつ位のギャラリーが入っているのか分かりませんが
ポストに張られたDMを見た限り結構ある感じですよね。


又の機会にもう一度覗きたいと思います。







  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:05Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年02月06日

おすすめデザイナー


Art Event 「from 38B ~国境を越えて会話する表現者達~ 」@ AOYAMA イベントフラッグ


カナダ時代から御一緒し
私の今までの個展やアートイベントのDM(ダイレクトメール)のデザインをお願いし
東京でのアートイベント「from 38B」も一緒に企画、展示し
この春も一緒に合同展も企画しております
グラフィックデザイナーであり銅版画家の泉屋宏樹氏(Hiroki Izumiya) のHP(ホームページ)が
アップされました。

流石と言える程の気の利いた平面構成と
幅広い氏の活動の一端がご覧頂けると思います。
私としましてはOtherのカテゴリーにありますExhibitionのページにやられました。

氏のHP内には私とのコラボ作品もご覧頂けますし
私の今までの個展のDMも数多くみて頂けると思います。

ブログにはこだわって行くと言ってられましたので
今後の展開も楽しみの一つです。

ID.Hiroki Izumiya http://www.id-izumiya.jp/







  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:16Comments(2)マイ・フェイバリット

2009年01月16日

新しい芽

このブログで紹介させて頂いてる泉屋氏の紹介で
最近大阪の今泉版画工房という所に出入りさせて頂いており
近くシルクスクリーンに挑戦させて頂けそうです。

新しい素材って思い通りに行かない事ばかりですが
それがまた楽しいです。

この今泉版画工房さんのビル一階のギャラリーにて
春に泉屋氏との合同展を予定して居りますので
その折に初お披露目が出来る事と思います。
額縁、アートギャラリー天勇HP http://www.ten-yuu.co.jp/

又、友人でロンドン在住のアーティストでありグラフィックデザイナーの
杉原慶太郎(keitaro sugihara)氏の
HPが出来上がったそうです。
杉原慶太郎氏HP http://www.keitarosugihara.com/

氏とはカナダ・トロントで知り合い
東京・青山でのアートイベント「from38B ~国境を越えて会話する表現者達~」にも
参加頂き、大変面白い作品を出品頂きました。





作品「いない いない ばあ」
アートイベントfrom38B 出品作品
杉原慶太郎作


面白いでしょ。
これ切り絵で表現してるのです。
スゴイ集中力と忍耐力です。

これからロンドンでの個展に取り掛かろうとされてる様で
成功をお祈りしている所なのですが
又一段と大きくなられて帰って来られるのだろうと
再開の時が非常に楽しみです。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:59Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年01月09日

(頭)明けまして。

どうぞ本年もよろしくお願い致します。

新年そうそうから頭が活性化されております。
まず、1/4にNHKで放送されました{戦後思想界の巨人と呼ばれ、
日本の言論界を長年リードしてきた(NHK HPより)}吉本隆明氏の講演の模様。
84歳になられ車椅子に乗った状態で1時間半の予定の講演を3時間にも渡り
「言語芸術論」に付いて話されていた氏。
中空を見つめ、慎重に言葉を選び、絞り出される氏の言葉の重さに
手を合わす様な心持ちで、一言も聞き逃すまいと画面に嚙り付いておりました。

次に、長らく借りっぱなしで読めなかった本
片島紀男著 「悲しい火だるま」評伝三好十郎。


いつもお世話に成っています京都・三月書房元店主 宍戸恭一さんが
元々研究されておられた、戯曲化 三好十郎の生涯とその作品を紹介しているこの本。
頭ぶち抜かれました。
戦前、戦中、戦後と激動の時代に戯曲化として何を思い、何と闘っていたのか。
三好が現在の私達に投げかける言葉として
重く、身を引き締めて受け取りました。



最後に映画「ローリングストーンズ シャイン・ア・ライト」
なんてカッコいい元気な親父たち。
決して上手くないんです。しかしカッコいい。
顔の皺の一つ一つにロックが刻まれている様だ。
Rolling Stonesの名前は尊敬するブルースマンMuddy waters(マディー・ウォーター)の
曲から取ったと聞いている。
映画にも今シカゴブルースの大ボスBuddy Guy(バディー・ガイ)がゲストで出てきて
彼らと演奏と共にする。
バディーの周りにメンバーが集まり共演する姿は
憧れの人を目の前にした子供の様に無邪気に見えた。

芸術とは、表現とは、その目的とは。
何か大きなヒントを偉大なる先輩達から聞けた気がしてます。


youtubeはマディー・ウォーターのライブに見に来てるローリング・ストーンズが
ステージに上げられる夢の共演。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:33Comments(1)マイ・フェイバリット

2008年10月26日

棟方志功


棟方志功作 「華厳譜・風神の柵」 昭和17 30.3×37.9cm 
雑誌「京都」1976年より


TVで棟方志功のドラマをやっていて
途中からですが見ました。

いくらか脚色されてるのでしょうが
作家の作品に対する熱意
取り巻く人々の温かさが
自分と重なり何度か熱い物が込み上げて来そうでした。

私にも多くの支えて下さる方が居ります。
自分を疑いそうな時
そういった方々を裏切ってはイケないと
自分に喝を入れるのです。

先人が真摯に向き合い、戦った芸術の世界。
同じ土俵に立とうとする人間は
先人に失礼のない態度で芸術に向き合わないと、
と自分を戒めている。

・・なんて言うと今の時代にあわないのかな。?
多くの現代美術と言われてるのを見ると溜息が出る。

そう言えば最近一般誌にも民芸を取り上げていたり
民芸関係の作家の展覧会も良く目にします。

何か新しい動きでしょうか。?



棟方志功書 「華厳」

横画がシマシマに成っています。
これはきっと畳跡です。
棟方の筆圧が分かります。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:14Comments(0)マイ・フェイバリット