Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年03月13日

まなざし



チベットのとあるお寺に住み着いていた犬達である。

私達が真横を歩こうが、隣に座ろうが一向に見向きもしてくれなかったのに
お坊さんが出てきたとたんにこの眼差しである。

けしてお坊さんに対する敬意の表れではない
ただ餌をばらまいてくれるかという期待の目である。

しかし、それを知らなければ何か瞑想をしている様な
未来を見つめている様な、未知との遭遇をしている様な写真にも思える。

だから、その様なタイトルを付けると人はその様に見てくれる。
タイトルって大事なんです。

しかし、いい目してる。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 23:37Comments(0)放浪にて