Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年10月30日

自分の土俵で勝負!


筆者 in Chicago

少し音楽の話をします。
中学からギターを始め
高校時代はギター担当で3年間バンドを組んでハードロックをやってました。
大学でブルースと出会い。以来ブルースの虜です。
その頃、ドラムをやってました。
中国に留学する事が決まり持ち運び易いブルースハープ(ハーモニカ)を始めました。

留学中、アメリカ人達とバンドを組んで
週3回バーで演奏し稼いでました。
どうせブルースをするならと思い、シカゴに行き
音楽で食っていきたいとまで考えかけていました。

黒人さん達はリズム感がいいと言います。
私は、シカゴで日本人との大きな違いを見つけてしまいました。

私達は手拍子をする時、手を打った所で手が一旦止まりますよね。
しかし黒人の人達は、手を打ったとたんハジク様に両手が離れるのです。
結果リズムが跳ねるんです。自然にその様にリズムをとる人間と
意識しないとその様に出来ない人間。

この違いは大き過ぎると感じ、音楽は趣味で楽しんでやっていこうと決め
その代り、日本人の血(感覚)をフルに生かした物で勝負しようと決め京都に来たのでした。

you tubeよりSammy Davis Jr(サミー・デイビスJR)の最高のパフォーマンス。楽しんで下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=Jz1S0UrWPgs







  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:28Comments(0)書道とブルースの境。

2007年10月27日

花より ・・。



「はな」 2007


610×200(mm)

先日参加しておりました、京都アートフリーマーケットに出品しておりました作品です。

今まで「うつろい」や「しのぶ」「ながれ」等
形の無い物をイメージして制作していたのですが
今回、形のある物に挑戦してみたのです。

少し前になりますが、市内のバス停の立っている少しの土の所に
曼珠沙華(彼岸花)が三つ咲いているのを見つけました。

街中にある真っ赤な花三つ。
街の風景にその色が凄く映えて見えたのが印象的でした。

私は田舎の出身なので、小学校の登下校に道端に大量に咲いている
曼珠沙華を蹴折りながら歩いてました。
これがまた、ポキンと気持ち良く折れてくれるのです。

今は街中でヒッソリ咲いているのを
ウズウズしながら眺めている限りですが。




  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:22Comments(1)作品/Works

2007年10月21日

最新作「はな」


「はな」 2007


 290×410(mm)
 
先日のキョウトアートフリーマーケットで出品しました最新作です。

今回は、版画の様な事もやってみまして
作品に少し凹凸をつけてみました。
その凹凸も文字の一部に成ってます。

少し前に成りますが
京都の何必館にて行われた
写真家・荒木経惟氏の花の写真展がありまして
氏が撮られると、花もやはりエロッティックに描写される事に驚かされると同時に
花自身が生殖器である事に気付かされました。

見た目の美しさ、香りの妖艶さと、本能が
花という物に凝縮されている。

人も同様。
本能が理性の服を着て歩いているわけなんですよね。

という事で花に自分も投影出来ると思いやってみたわけです。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 13:30Comments(0)作品/Works

2007年10月18日

特大プレゼント



良い天気が続きます。
本日自転車で走っておりますと
ビルが包装されておりました。

殺風景なビルの工事現場が、楽しい存在になりますよね。
(賛否両論あるのでしょうが・・。)

どこかのブランドが東京にショップをオープンする時に
ショップをリボンで包んでいたのを見た事がありますが
こういった物もプロダクトデザインというのでしょうか?

最近、シャープのアクオスをデザインした喜多俊之さん
愛知EXPOや無印も手掛けてる原研哉さん
携帯や家電で有名な深澤直人さんの他、多くのプロダクトデザイナーが
目覚しい活躍をされています。

優れたデザインの物が身近に存在するという事は
生活に潤いができますし、使う事に喜びを感じます。

世の中に存在するあらゆる製品には
デザイナーが関与している訳で
それをフト思い感心してしたのでした。

しかし、余りに過剰なデザイン、ナンセンスな物が多く出回っている事も事実。

膨大な情報と、過剰な物質に溢れている世の中
自ら選択し、制限出来ないと
訳の分らんことになるよなーと
少し、怖さも感じたのでした。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 22:39Comments(0)

2007年10月08日

京都アートフリーマーケット最終日



本日10/8 京都アートフリーマーケット最終日です。
連日多くの方に来て頂きありがとうございます。

京都の若手作家や職人の作った物を展示販売するこのイベント
どうぞ、作家と直接話しながら作品や工芸を身近に感じて頂きたいと思います。

私自身も、ギャラリーやアートなんか興味が無い様な方にも
見て頂ける、絶好の機会と思って楽しんでいます。
(しかし興味が無い方はまったく見向きもしてくれない訳で
反応がリアル過ぎて怖いのですが・・・。)

今回はほとんどを新作で展示しております。
どうぞ、より多くの方にご覧頂きたいと思います。

詳細は京都府文化芸術室のサイト
http://www.pref.kyoto.jp/bungei/  を
ご参考になさって下さい。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:00Comments(2)個展・グループ展/Exhibition