2007年11月26日
東福寺
東福寺の紅葉
東福寺にて出店されている「茶房 前田 (前田珈琲)」
前田珈琲さんに依頼を頂きました
「茶房 前田」の垂れ幕の完成を見る為に東福寺に行って来ました。
依頼頂いた「茶房前田」
いくら連休後とはいえさすが東福寺。
多くの観光客で賑わって居りました。
紅葉は勿論の事、建物も素晴らしいのに驚きました。
(初めて行ったのです。)
今まで気になっていましたがなかなか本物が見れなかった重森三玲作の庭園も多くありましたし
大きく期待を上回って、お腹一杯堪能する事が出来ました。
紅葉は今がピークなのでしょうが
もう暫くは大丈夫でしょうから、もし機会がございましたら
是非おすすめ致します。
2007年11月26日
源氏物語絵巻
ガラス書 「えにし (源氏物語絵巻 柏木より)部分」
ガラス書 「えにし (源氏物語絵巻 柏木より) 」 約250×350(mm)
来年は紫式部によって源氏物語が書かれてから丁度千年という事で
京都では色んなイベントが催されます。
私も、次の個展に向けて源氏物語に付いて色々と調べ出している所なのですが
先ず驚いた事は
国宝「源氏物語絵巻」は紫式部が描いた物ではないという事。
(御存じの方は「何を今さら」とお思いでしょうが)
勿論、源氏物語のお話のオリジナルは紫式部による物。
しかし、現在そのオリジナルは残って無いのですって。
コピー機の無い時代、人は書物を広める為には書き写すしか無かった訳で
現在残っている物はその、うつされた物。
と言っても、誰でも書き写していい訳でも無く。
宮中の一大事業の様な物で、その制作はされていた様です。
確かに源氏物語絵巻をよく見ると
文章の文字の書き振りが途中で変わっている事に気付きます。
何人かで書かれている事は明らかです。
研究では、何人かの名前はもう上がっているようですが・・。
物凄く有名で、知っている様でほとんど知らない源氏物語。
調べがいがありそうです。
画像は源氏物語絵巻の一部を紙に臨書し、ガラスに書いた書と一体化さした作品。
2007年11月13日
ガラス書
「しぐれ」 約300×200(mm)
ガラスに墨で書ける時代に成りました。
書道道具やさんに行けば
木に書く用、布に書く用等の墨液が既に売られておりますが
最近ガラスにも書ける様に成った様です。
これは、「ガラス書普及委員会」が
リサイクルが可能なエコロジー素材であるガラスと
和文化推進を組み合わせた活動の一環として
依頼されたものであります。
しかし、私としましては今までに有り得なかった素材に
表現出来る事が素直に楽しかったです。
ツルっとした筆の感触。
ニジまない、しかしボーと広がっていく墨の流れ。
新鮮な感触でした。
「いろは」 約300×200(mm)
これら二点の他、あと八点は
酒蔵道り煉瓦館7周年記念イベント「ガラス書展」として
11/23(金)24(土) 日本盛 酒蔵道り煉瓦館 2階ホールにて展示されます。
私の作品の他、”あのねのね”の原田伸郎氏の作品(本人も23日にいらっしゃる様)
大小およそ100点のが展示される様です。
詳しくはhttp://www.rengakan.com/clubrengakan/event/07_glass_sho/index.htmlより
場所はhttp://www.rengakan.com/information/map.htmlにて
もしお時間、ご都合よろしければ是非足を運んで頂きたく思います。
2007年11月09日
スッゴイ菊
街中で立派な菊の花を見つけました。
先日、植物園で勤めてた方が
「最近見かけるキク科の物は、皆小さい花ばっかりでしょ。
あれは大体外来種なんですよ。日本の菊ってのはもっと大きいんです。」
って仰ってたのを思い出しました。
確かにすごく大きく立派な物でした。
着物の図柄に乱菊ってありますがマサ二そのままです。
菊を見て初めて感動しました。
2007年11月03日
木工房開放イベント
11/9金~11日
10:00~17:30
木工額の制作にいつもお世話に成ってます「ハチマン工房」さんが
自宅の工房を開放し、イベントを行います。
木工額と言いましたが、私の作業台もそうですし
テーブル、椅子、筆箱等、木工でしたら色んな物を制作してらっしゃいます。
ギャラリーで展示されてるものいいですが
作家さんの工房で色んな道具を見ながら
その制作の裏側を覗けるのも楽しいと思います。
興味ございましたら是非足をお運び下さい。
2007年11月02日
展示替え
まなざし 2006
400×790(mm)
私の作品を常設で展示して下さっている喫茶店が京都・北山にあります。
先日、2点入れ替えてきました。
これで現時点の私のお気に入りの作品ばかりの4点に成りました。
この喫茶店。
私のお気に入りの空間で、大好きなJazzをが流れて
美味しい珈琲が飲め、外の喧噪を忘れさせてくれます。
気持ちが高ぶってる時、落ち込んでいる時
それをニュートラルに戻してくれる私にとって大切な空間なのです。
画像は入れ替えました作品。
もう一点はタイトルの所の作品「ながれ」です。
どうぞ現物を見に足をお運び下さいませ。
場所は北山大橋東詰「珈琲 伽藍」です。
詳細は↓にて
http://off.nikkei.co.jp/contents/food/archive65/article02.html