Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年12月06日

本場のブルース




(筆者右端 playing at Buddy Guy Legend Chicago US)


前に書いた事があるかもしれませんが
私一度はミュージシャンに憧れました。

24歳で中国に書を学ぶ為留学しましたが
そこで知り合ったアメリカ人達とブルースバンドを組み
週3回ほど外国人バーで演奏し、お金を貰っていました。
(たぶん、いけない事なのでしょうが・・。)

中国での書道の勉強も、日本との違いを見いだせず
物足りなく思っていましたので
どうせならと本場に行きたいと
4年のつもりで行っていた留学を1年ですまし
アメリカに行く事にしました。

ブルースの本場はシカゴ。
シカゴに行くと、ブルースバーが沢山あり
週一回定期的にジャムセッションの日がありました。
余りにも本場のステージに簡単に上がれたので
驚いたのですが・・。

暫くバーに顔を出していると
顔馴染みに成ったミュージシャンが突然ステージに上げてくれることもありました。

日本で聞こえてるミュージシャンもバーに遊びに来てて
ステージ下で聞いている事もあったので
そこで随分と心臓を鍛える事が出来たのです。

彼らの「ブルースが好きなんだろ? じゃ一緒に楽しもうぜ!」といった心意気が
嬉しく、懐の広さを感じたのでした。

写真は、世界的に有名なブルースマン「バディー・ガイ」のお店での演奏風景
バーカウンターにはバディー・ガイが静かに飲んでいました。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:56Comments(0)書道とブルースの境。