Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2008年06月22日

チベット・ポタラ宮の中


「ポタラ宮」 外観 一番有名な絵ですよね。

今様々な事で取り沙汰されてますチベット。
数々の意見はありますでしょうが
今回はそういった意見は述べませんで

10年前に私が訪れたチベットのポタラ宮の写真の紹介と
その時の私の日記を少し紹介させて頂こうと思います。


入口から見上げた図


ポタラ宮周辺には多くのマニ車(中に経典が入っていて、回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされている)
があり多くのチベット人が次々と歩きながら回していく。


ポタラ内部


ポタラ頂上


ポタラ頂上からの風景

1989.11.19 TASHIレストランで朝飯、歩いてポタラに行った。
        40元で中に入り長~い階段を上がって
        上階に登っていく。途中10元ずつ取られながら
        中には、やたらと部屋があり、同じような仏像がたくさんかざってあった。
        大きさだけであまり感動はなかった。
        そんな事よりポタラの中にいるお坊さん達は英語がしゃべれる事に驚いた。
        みんな素晴らしい笑顔だ。
        ラサの人は一見こわそうだが(色が黒いし、目がギラギラしてる)少し接すると
        ほんとに素晴らしい笑顔を見せてくれる。
        つかれた気分や嫌な事等全部すっとばさせてくれる。


24歳当時の私はほとんど何も知らずにチベットに行って居りました。
後で凄く後悔したのですが・・。

この時は高山病がやっと治まってきたと言う時に行ったので
チョット歩くだけでも息切れがし、たまに吐き気に襲われながらのポタラの階段でした。
「しんどかった」という感想しかこの時はありませんでした。

室内の写真が無いのは「NO Photo」のサインがアチコチにあったからと
フラッシュ付きのカメラでなかった為薄暗い室内は撮れなかったのです。

このポタラの正面の広場は人民広場。後ろには中国経営の遊園地の様な物がありました。
皇居の前にディズニーランドがある様なもんかなーと話してたのを覚えています。

ポタラの中には防犯カメラの様な物があり、中国公安はお坊さん達を監視してるという事でした。
お坊さん達が英語を話せてたのは、公安のほとんどは英語が分からないので
彼らに気付かれず海外の旅行者に自分達の状況を話せる利点があった為の様でした。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:45Comments(0)放浪にて