Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2009年11月20日

ライブします!!


私の所属して居ります
The EBIZ(エビス)がライブを致します。

場所はいつもの京都の老舗ライブハウス「拾得
タイバンは何度かご一緒して居ます
POCOLOCOさん。

日時 11/29(日)
    19時前~POCOLOCOさんのスタートで
    20時頃~私達がスタートする段取りに成っています。
   
チケットは1000円です。

ちょっと分かりずらい所に成りますので
どうぞお間違えの無い様
地図を御確認の上いらして下さい。


今回は各メンバーの長いソロが入った曲がありますので
気合入れてファンキーに行かせてもらいます。




  
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Posted by HIROSHI UETA at 17:37Comments(1)書道とブルースの境。

2009年11月18日

色即ち是れ空。


作品「空」


金沢の方からご依頼頂きました作品です。

「そら」では無く「くう」です。
そう般若心境の色即是空の空。
色即ち是れ空。(形ある存在、肉体も含め物質の全てはこれ、空である)

空を表現する・・。
なかなか難しい依頼でしたが
しかし般若心境を読み進めますと
「色即是空 空即是色」
空も即ち是れ色であるという事。

そこで、色(存在)を表現する作品を表現しようと思いました。

存在感のある黒い塊が不安定に浮かんでいる様なイメージで
その黒い塊をよく見て頂きますと、
空の筆跡がより黒くある事が見えますでしょうか?



額装しましたら表にアクリルが入りますので
その空の墨の部分に鑑賞者がはっきり写り込んで見えてしまいます。
空の形の中に鑑賞者が写り込む訳です。

そしてより寄ってみますと
その墨の塊にはもっと奥の黒がひそんでいる。

空は色であり、鑑賞者自身であり、それは果てしなく奥に潜んでいる。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:14Comments(6)作品/Works

2009年11月14日

CD発売!!

勿論私がCDを発売する訳ではありません。

私は自他共に認めるブルース大好き野郎ですが
そんな私に育てて下さった片山一夫氏がこの度
自身の所属されてるバンド「THE FUNCTIONS」からCDを発売されました。


氏との出会いは大学の入学時。
どのサークルに入ろうかと考えて居た時
部室が集まる建物から爆音のロックン・ロールのギターが聞こえてきました。
引き込まれるように音のする部屋に入りますと
氏がそこでギターをかき鳴らしていたのでした。

それからの4年間は氏のバンドのドラマーとして参加し
バンド以外にも多くの時間を共にしました。
音楽の好みはほとんど氏からですし
スピリットも含めて多くの事を教えて頂きました。
(私の頭の上がらない方の一人です。)

そんな氏が自身で作曲しプロデュースされたインストアルバムが発売されたのです。
昔は圧倒的な存在の迫力のあるギター・ボーカルでしたが
現在もノリの良いファンキーな曲も健在ですが
凄く洗練されセンシティブなブラック音楽の影響を色濃く残した曲も作曲されています。
是非是非お勧めのCDです。
多くの方に手にして頂きたいと思います。
(個人的には氏のギターのチョ―キングの音も大好きなんですが)


下記のTHE FUNCTIONS myspaceのサイトでは試聴も出来ますし動画もご覧頂けます。

[SHOP]
cafe earth : 徳島市中常三島町3丁目2-4-1F 088-624-1155
平惣レコード徳島店 : 徳島市沖ノ浜3-10-2 088-622-0058
ON THE CORNER : 徳島市佐古5番町8-10 088-626-3322
[通販・ネットショップ]
バンド倉庫・アーティストショップ http://shop.bandsouko.com/?mode=grp&gid=64248
[配信・うたフル]
monster FM http://monstar.fm/functions/
THE FUNCTIONS myspace http://www.myspace.com/bluesfunction
myspace うたフル http://monstar.fm/functions/







  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:47Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年11月09日

前衛音楽ジョン・ケージ演奏会

John Cage(ジョン・ケージ)という前衛作曲家の演奏会を京都芸術センターに聴きに行きました。

近年生誕100周年イベントとしてJohn Cage Countdown Event 実行委員会が主催をして演奏会を数回行われているのですが
私がジョン・ケージにハマったのは
彼の書いた楽譜を見てからでした。

数年前、本屋においてあった表紙が面白い絵画の本を手に取ると
それは作曲家の本であり、なんと楽譜だというのです。

彼の音楽を譜面にする時に音符では表現できないという事や
即興的な部分があるので、それは演奏者にゆだねる等
初めて聞くその事柄に「ウウーン」と思いながらも
ナルホドナーと感じ。 
天才に出会った様なイイ気持ちに成ったのでした。


これも楽譜。 (2004年に大阪成蹊大学で行われた演奏会のDM)


書道にも前衛書が流行った時期があります。
絵画で前衛が全盛だった頃です。
私の好きな井上有一はその代表格ですが、その頃の同人誌なんか見ると
海外から画家を呼んで研究会の様な事もしていた様です。
(見よう見まねでやってるのもありケチョンケチョンに言われてるものありましたが・・。)

絵画ではカッターでキャンバスに切り込みを入れた作品なんかもありましたし
天井からロープを吊るし、それに摑まりながら足で書いている人も居ました。
相互的に影響を受けつつ表現していた時期なんだと思います。

当たり前で常識的な物、既成概念を取っ払った表現が
世界的に花開いたのでしょう。
そして表現者は模索し、自問自答し、構築的に試みていったのだと思います。
(と言いますのもみんなスゴク理論的なのです。)

私は制作する時によく
ジョン・ケージのピアノ曲をかける事があります。
Jazz等もいいのですが、たまに主張が強すぎて邪魔に成る時があったりして・・。
雨の音を聞いてる様にポロンポロンと風景の音の様に流れてくれて
なかなかイイのです。



テーブルの上のジョン・ケージ曲の植物楽器達。
それぞれ下にマイクが付けられており
サボテンのトゲをはじいたり、ハネで擦ったりして「ピン、ガガガガー」
なんて音を出して居ました。

落ち葉は踏んで「ザックザック」と。これも楽器。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:23Comments(0)マイ・フェイバリット

2009年11月04日

無事に×2



作品「唯仏是真」
本紙サイズ350×1050(mm)

私には珍しい作品です。
「世間虚仮、唯仏是真」(せけんこけ、ゆいぶつぜしん)。
聖徳太子の言葉らしいのですが
「世間は偽りであり、ただ仏だけが真である」という意味だそうです。

久しぶりに扁額の作品を制作致しましたが
表具して頂いた古澤氏の見立ての良さで
渋い感じの物が出来上がりました。

制作に気をつけた事は
文字の大きさを均一にしない事。
何気なく文字が絡み合う様にしたかったのです。
いかがでしょう?

話は変わりますが
先週末、参加致しましたアートストリーム無事に終わりました。
初日は気持ちの良い快晴だったものの
二日目は午後から雨に見舞われ、終盤は警報が出たという事で
急遽撤収と成りました。

お出で頂いた方には慌ただしい終わりに成ってしまい
大変申し訳なく思って居ります。

しかし、多くの方との交流あり、今後の展開が楽しみな出会いあり
私としましては非常に楽しいイベントでした。

お出で頂いた多くの方ありがとうございました。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:40Comments(2)依頼作品/made to order