Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2010年05月29日

是非みて! 植田正治写真展 ~写真とボク~


私の大好きな写真家 植田正治の写真展が
現在JR京都伊勢丹内の
美術館「えき」KYOTOにて開催されております。

植田正治写真展 ~写真とボク~
日時5月21日(金)~6月13日(日)[会期中無休]
開館時間:午前10時-午後8時(最終日午後5時閉館)入館締切:各日閉館30分前
入館料:一般800円(600円)/高・大学生 600円(400円)/小・中学生 400円(200円)

ここでも何度か紹介させて頂いた事がありますが
私が大学生の頃、日曜美術館で紹介されてたのを見て感動し
今でも大きく影響を受けている写真家さんの一人です。

空間(間)の取り方が絶妙なのですが
遊び心もフンダンにあり
懐の広さが感じられます。

あのアラーキーにも「完敗でした」と言わせた人です。
是非多くの方にご覧頂きたいお勧めの作品展です。
(ちなみに上の写真の一番左の傘を持った男性が植田本人。)
  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:55Comments(2)マイ・フェイバリット

2010年05月27日

「うねり」の時代。


作品「うねり」


最新作です。
細い線で「う」、太い線で「ね」、エンボスで「り」と成っています。

NHKでドラマもやっている様ですが
今、司馬遼太郎著「坂の上の雲」を読んでいます。
日清、日露戦争時の個人々々の人物が魅力的なのは勿論なのですが

明治に成り、国の存亡を掛け
強引にも国際社会に名乗りを上げた日本。
それに翻弄されつつも、戦場に駆り立てられる民衆。

国家という事を始めて認識した同世代の人々が
訳の分からないそれを背負わされ
極寒の中、空腹と不眠に耐えつつ
泣きながら、震える手で引き金を握る。

そんな普通の人々が
何千、何万と一瞬の内にバタバタと倒れ死んでいく。
今は名も無き人々の思いや死の上に
今がある現実。

小説家の辺見庸さんは十年程前の日曜美術館で
「今は闇の時代、その闇は今後もっとひどくなって行く」と言っていました。

関係ないのかも知れませんが
何となく私の中で繋がっている様な気がして成りません。

太平洋戦争も経験した知り合いのお爺さんは
「段々良い方向に向かっている。」と言っていたのが
何となく救いの様に感じていますが・・。

答えが出ていないので
投げ捨ての様な文章でスミマセン。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:05Comments(2)作品/Works

2010年05月18日

日本画とコラボ!前田有加里 日本画展


作品 しのぶ草
「あけくれは 昔をのみぞ しのぶ草 葉ずゑの露に 袖ぬらしつヽ」
新古今集 巻第一七 
   祝部 成仲(イワイベナリナカ)


金沢の日本画家の前田有加里さんの個展が
東京の銀座で開催されます。
前田さんは京都造形大で日本画を学ばれ
京都・東京・金沢等で作品を発表されています。
柔らかな色彩で繊細な画風は、凄く前田さん自身のイメージとピッタリで
言い方は変ですが、凄く似合ってる作品を描かれています。

その個展作品の一部に
今回短歌を書かせて頂きました。
今の私にはめずらしい作品ですが
前田さんの希望で平安調の仮名で書いています。

日本画で書かれた上に書くのは初めての事。
なかなかそんな事をさせてくれる画家も少ないでしょうし
私も出来る事なら避ける依頼かも知れませんが
「失敗しても良いですから、楽しんで下さい」と言って下さったので
少し気を楽に制作させてもらいました。

とは言ってもね・・。
やはり初めは墨ののり方も分かりませんし、慎重に構成し、シツコイほど練習しました。
しかし、いざ書いてみると思ったより書き良かったのです。
岩絵の具のザラツキに少し筆を取られますが、にじまない程度に吸い込み、ノリ良く
思ったような墨色が出てくれました。

是非、銀座に行かれる際は覗いて頂けると嬉しく思います。


前田有加里 日本画展
日時 2010年5月20日(木)~5月30日(日)
    11時30分~19時(日曜、最終日は17時迄)会期中無休
場所 GALLERY枝香庵 http://echo-ann.jp
     東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルティング8F
    メトロ銀座駅C8出口1分。A13出口3分。
       ビル左横の細い路地を入りエレベーターでお越し下さい
       「善光寺そば」の旗が目印です。 (DMより)
  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:13Comments(4)個展・グループ展/Exhibition

2010年05月17日

短冊作品


作品「うつつ



墨で「うつ」もう一つの「つ」はエンボスで
四面から飛び出しています。

←左は作品「ほのか
エンボスで飛び出しているのが
「ほ」の一角目。その他の文字は墨書しています。

今月初めにあったSICFに出品する為に
新しく制作した短冊作品。

先月の個展より
文字が飛び出した様な
少し立体的な作品を制作して居りますが

「作品の空間というのは
紙の四面の中だけではなく
その外にも広がっている。」

という事を視覚的に表現した物なのですが
それを短冊にも用いてみました。

短冊は昔からあるサイズ(約36.5×6.1cm)なので
何か普遍的な美意識がある様な気がしてて
気に入ってる大きさです。

縦長の作品は凄く東洋的なのですが
やはり私には落ち着く画に見えます。

以前田中一村の縦長の作品を見た時も
「そうだよな」と何となく腑に落ちた気がしました。

そういえば、最近の絵画作品は(掛け軸は別にして)日本画も
号数にあった洋風の寸法が多いですよね。
どうして縦長や横長が少なくなったのでしょう。
住宅環境が変わったせいなのでしょうかね。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:04Comments(0)作品/Works

2010年05月09日

SICF参加してきました。


展示風景

東京・青山で開催されましたSICF11に参加してきました。
様々なジャンルのアーティストが参加しており非常に楽しく参加してきました。
写真、オブジェ、家具、絵画、アクセサリー、等々。
しかし他のこういったイベントとは違い
クラフト寄りの作家は少なく、あくまでもアーティストによる作品
という様に感じました。

改めて会場のスパイラルに行ってみますと
なんとロケーションの素晴らしい事!
お客さんの多さにも11回目にも及ぶこのイベントに対する期待感が感じられました。

最終日には表彰式があり
各受賞者が発表されたのですが
審査員の方々がおっしゃっていましたのは
「こういった時代だからこそパワーのある作品を求めた」
作品の一貫性(ポートフォリオ等も参考に)」
「全体的な展示の完成度(見せ方の上手さ)」等、これらを評価したという事でした。
現在のアート業界の求める意見なのかも知れないと感じました。

今は非常にアートとデザインの距離が近くにあります。
プレゼンテーションの上手さを求められる事にも表れていますし
作家、芸術家では無く、アーティストという言い方である事にもそんな事を感じます。
作品だけで無く総合的に表現出来る力
そんな物がこれからのアーティストに求められるのかも知れません。

私は受賞には至りませんでしたが
多くの面白い方と知り合う事が出来
又、今後に繋がる出会いもありましたので
参加した甲斐があったと感じています。

最後に成りましたが
会場で足を止めて下さった多くの方々。
足を運んでくれた多くの友人、知人。
本当にありがとうございました。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:50Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2010年05月01日

いよいよ開催!スパイラルのアートイベント


いよいよ東京・青山スパイラルでのアートイベント(SICF11)がスタートします。

余韻展」での作品に数点作りたし参加してきます。
私の展示は後期の5/4と5/5。 

先ず前期(Aグループ)の方々の展示が5/2、5/3ありますので
チョット下見して展示イメージをふくらましておきます。

しかし、出展者のHPを見ると皆さんホントに面白い物を作ってます。
こちらのページから出展者のHPにリンクしてますので是非ご覧下さい。)
展示中はあまりウロウロ出来ないと思いますので
前もって楽しんでおこうとも思っています。

画像はブース番号のパネル。
この形のボードを渡され、各自創意工夫して制作するという事。
という事は各作家のパネルを見るだけでも結構楽しめそうです。

私は文字を凸凹にし、拓本の様にポンポンと墨を置きました。
両面です。


是非、御都合宜しければ会場まで足を運んで下さい。
多くの方と出合える事を願って居ます。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 16:57Comments(2)個展・グループ展/Exhibition