Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2010年08月16日

使っても減らない。


「夏草や つわものどもが 夢のあと」芭蕉

教室で書いた手本です。
今年も終戦の日を迎えました。
8月に成ると徐々にTVでも戦争を取り上げる物が増え
戦争とは、平和とは、自由とは、人とは
等と考えることが多く成っています。

そして、私には何が出来るのか?

単純に平和を求めても
相手があっての戦争なのだから
一方的に向かって来る者にはどう対処するのか?
話し合いで分かってくれる相手ならいいのだが・・。

この島国日本では
どうしても海外の事を遠い事の様に感じてしまうが
そうではない。
実際の国際社会はスグそこにある。

誰かが(TV等で)言っていた。
本で(新聞で)こう書いてあった。等は
個人の考えではない。
そういった情報もふまえ自分はどう考えるのか? 

考えに正解なんてない。
経験と共に考えも変わっていく訳だし。

とにかく、世の中の物事を疑い、疑問を持ち考える事。
そうして自分の考えを持つ事で
初めて他者と向き合えるのだと思う。(芸術も同じ)

多くの人間が築いた歴史の上に今がある訳で。
それを踏まえて成長していかないと
亡くなっていかれた多くの方々に申し訳ないと思う訳です。


書道教室:http://hiroshiueta.kyo2.jp/e84455.html
  
  • LINEで送る


Posted by HIROSHI UETA at 03:37Comments(0)書道教室