Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2011年10月11日

夏目漱石の句


「秋の江に 打ちこむ杭の 響かな」
           夏目漱石

(澄みわたる秋空。広い入江。そこに打ちこまれる杭の音が遠くから響いてくる。)

教室で用いた題材です。
半紙横半分にして書いてもらいました。

書道教室って漢字を書いたり、創作をしたりという内容が多いですが
実用というジャンルもあって
実際に生活の中で筆を使う事を考えると
こういった小筆の場面の方が多いですよね。

そういう事を考えて
崩し過ぎないで、漢字も平仮名もある題材を取り上げます。

手紙、年賀状、芳名を求められる時
そういう時の為の練習ですね。

小筆は慣れが大事という所があるので
持つ機会が多ければ多いほど上手く成ると思います。

書道教室 http://hiroshiueta.kyo2.jp/e84455.html
  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:07Comments(0)書道教室