Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2013年04月28日

GWは青山でアートイベント


心地いい日が続きますが
GWもこの陽気が続いて欲しいですね。

さて私は東京・青山のスパイラルでのアートイベントSICF14に参加して参ります。

SICFとは
SICF (スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル) は
東京・青山にある複合文化施設、スパイラルが企画運営する公募展形式のアートフェスティバルです。
さまざまなジャンルのクリエーター100組を選出し
毎年ゴールデンウィーク期間中、スパイラルホールを舞台に、次代を担う新しい才能を紹介しています。
来場者の投票によって決まるオーディエンス賞をはじめ
各審査員賞、準グランプリ、グランプリが選ばれ
これまで数多くのクリエーターが活動の舞台を広げて活躍しています(SICF HPより)

というアートイベントで
私も過去二回参加していますが(1回目2回目
いつも様々なアーティストと交流でき、刺激をもらえるイベントです。
しかも流石にみんなクオリティーがタカい!
(SICFのHPより参加作家のHPにリンクされています。是非ご覧下さい。)

私はA日程で新作を含めた作品を展示して会場に居りますので
入場料が掛かりますが、どうぞお近くの際は是非覗きにお越し下さい。

SICF14-------------------------------------------
会期
A日程: 2013年5月3日(金・祝日) - 4日(土・祝日) 11:00 - 19:00
B日程: 2013年5月5日(日・祝日) - 6日(月・振替) 11:00 - 19:00
※両日程ともに50組2日間ずつ

会場: スパイラルホール (スパイラル3F)アクセスマップ
入場料: 1日券 一般¥700/学生¥500
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Posted by HIROSHI UETA at 15:11Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2013年04月18日

グループ展「とよヌー」に出品します。


私の展示会によくお出で頂き、数点コレクション頂いてる
曽根原豊土さんがご自身を表現(裸に)して欲しいと
多くのアーティストに制作を依頼。
それに答えたアーティストの作品を一同に展示するという
面白い企画のご案内。

私もその製作者の一人で
始めは何をおっしゃてるのか・・?(ヌードや裸と言うので、そんな趣味は無い!)と思っていましたが
打ち合わせ等でお話を聞いてると
その熱意、アートに寄せる思いが素晴らしいと思い
私なりに表現させて頂きました。

他の方がどの様な作品を制作しているのか分かりませんが
私は今の曽根原さんがどの様な人とというよりは
もっと長い目で自分を見つめるとゆう意味で
「我」という作品を制作させてい頂きました。

制作内容だけを言いますと
黒いメディウムをぶっかけて中から
泡と成った我の文字が浮かび上がっている様な作品です。
気に成るでしょ?。

作品は曽根原さんの個人蔵と成るので
生でご覧頂けるのはこの機会のみだと思います。
どうぞ機会ありましたら
足を運んで頂きたいと思います。

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「とよヌー」
~Toyoto Sonehara Miniature Nude~
会場:IRORIMURA[89]画廊(大阪・中崎町)
日時:2013年4月24日(水)~4月29日(月)
    12:00~20:00 (最終日は、18:00まで)
    初日24日はプレオープン(準備公開)となります。
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以下HPより
関西のギャラリー放浪野郎、とよちゃんの超無謀企画。
アラフォーとよちゃんをヌードで具現化。
京阪神、徳島、名古屋、札幌の現代アート作家、イラストレーターさんに
無茶ぶり依頼。
ひな祭りで39になる、とよちゃんが、内面も外面も、素っ裸に剥がされます。
(モロダシなしなのでご安心下さい)
絵画、イラスト、版画、フォト、立体、仮面、茶碗、染色、書…
様々に表現してゆく作家さんの技、40数作品をどうぞお楽しみ下さい。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:13Comments(2)個展・グループ展/Exhibition

2013年04月15日

「文字は何をうつすのか」展アーカイブ


個展「文字は何をうつすのか」は4月7日をもって無事に終了致しました。
多くの方にお出で頂きありがとうございました。

今回は約3週間ずっと会場に居りましたので
多くの方と出会え、お話させて頂く事が出来ました。
会期中もオーダーを頂いたり
デザインの仕事を頂く事が出来たりしましたが
これらもお話をした上でしたので
やはり触れ合うことは大切な事だと実感致しました。

また今回は京都新聞に大きく取り上げて頂く事が出来
それをご覧に成った方々も多くいらっしゃいましたので
興味を持ってお出で頂けました。

さて
今回は全てが新作でした。
「毎回新しい事をやるなー!」とよく言って頂きましたが
実際私にとっても今回は結構な冒険をしたつもりです。
初めて色を使い、作品中に墨を使いませんでしたから。

今回ご覧頂けなかった方の為に
また振り返って頂く為に
大まかですが作品と展示風景を紹介致します。

先ず正面。 
 

作品「は」の旋回




足を踏み入れるとこんな感じ。鏡の文字が点在。



入って直ぐ大きな作品 
「夢をえがく人」 サイアノタイプ 

漢字「夢」と書いている私の影も写っているの分かります?
サイアノタイプは青写真や日光写真とも言われる写真の技法。

その技法を用いた作品群。

作品「自(画)」青の濃い部分が私の横顔に・・。

「まどろみ」

「花」

「一の風景」一の中に風景写真が写っています。


振り返るとカラフルなアクリルとメディウムを使った作品。
上二つはなぜか写真では上手く色が映らないのですが
左 「こ」の間合い 右 「へ」の余韻

「あ」の十字路

「く」に分かたれた赤

横から

こんなふうに厚く盛り上がってコッテリとした雰囲気。


正面の作品「舞」 アクリルミラー「の」 と 折れ曲がった「を」

実際に「舞」書いている所ですが文字は無く、その行為だけを表現。
筆が動いている所が見えると思います。

短冊作品にもアクリルを使った作品と、サイアノタイプの作品を展示。
アクリルミラーの「へ」「が」「は」

手のひらサイズの小さな鏡「を」「の」「と」「へ」も販売。
素材はガラスじゃなくアクリル(プラスチック)なので
軽くて落としても壊れにくいです。磁石も同封してるので
金属に引っ着ける事も出来ます。(手鏡として化粧ポーチにも・・・?)

壁面には反射した まさしく鏡文字が・・。

鏡にした文字は全て助詞と言われる文字。
何処どこ「へ」行く。誰だれ「と」。何なに「を」。っていう風に
言葉と言葉をつなぐ文字。
前後に好きな言葉を当てはめて見つめて頂こうと思い制作。

私の道具や、サイアノタイプに使用した薬品も展示。

調合してしまうと紫外線で変色してしまうので
暗闇で手袋をして、軽量カップ、軽量スプーン、スポイトを手にして薬品を扱っていました。
書をやる者とは思えない姿ですね。

とまあ
こんな感じの内容でした。

書道を見に来た方は戸惑い。
フラッと来た方は「で 書道もされるんですか?」と言い。(笑)
サイアノタイプに食いつく方、アクリル作品に見入ってくれた方。
鏡に夢中な子供に   ・・・?なまま帰られた方。
面白い反応が多く見られました。
でも
書道に興味が無かった方や分からないという方にも楽しんで頂けた事は事実。

私がこういう事を始めた動機の一つ
書道をする人しか見に来ない様な書道展はもう嫌だ。と思ってた事。
その事はこの展示会でクリア出来たんじゃないかと感じました。

ゴールデンウィークはこのタイプの作品を持って東京のイベントに参加しますので
関東の方々、是非実物を見にお越し下さい。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:12Comments(3)個展・グループ展/Exhibition