Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2013年10月29日

現在開催中「書裂」展。闇空間。


作品「雪月花」部分

現在神戸で開催中の個展「書裂」
会場のアート○美空間Sagaさんは
外光の入る光空間と、全く入らない闇空間がある。

今回一番悩んだのがその闇空間。
何とでも演出できるその空間を
どう活かせばイイのか・・。

イメージは膨らむがどう表現すればイイのか分からない。
日程も近づき取り合えず出来る所から手を付けようと進めていくと・・
ふと別のイメージが・・・やってみたら・・・出来た。

どうしてこんな風に成ったのか正直自分でも
あまり覚えていない。

ずっとあったイメージは先日の大学の集中講義で学生達と接する内に感じてた事。
何だか漠然とした、ハッキリしない、ウッスラと感じる期待感と喪失感、怠惰な感じ。
これが今なのか・・!?と思いつつも反発したい自分の欲求。

そういう事で闇空間では決して前向きではないけど
もしかしたら多くの人が感じてる、もしくは経験した
そういったモノを表現しました。

話だけではつまらなそうですね。
しかし、その反対でメッチャ面白く表現出来たつもりです。

今までの私の作品の中には全く無かった物ですので
是非見て頂いて、感想聞かせて下さい。

ギャラリーblogでも展示内容紹介して頂いてて
画像も公開されていますよ。

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上田普作品展-書裂-
日時:2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)
   11:00~19:00 会期中無休
会場アート○美空間Saga 
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13-18 観音寺ビル1階
TEL 078-321-3312
会場マップ -------------------------------------------------

  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:43Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2013年10月13日

神戸で個展「上田普作品展-書裂-」


DMより 作品「夢をえがく人」
サイアノタイプ(青写真) 940×600(mm)


前回神戸で展示してもう2年も空いてしまったんですね。
ハヤイナー。

さて。
よく言われる「堅苦しい、難しい、分からない」書の表現を
もう一度見つめ直し、今の表現として一度裂いて解体してしまおうという展示会。
「上田普作品展-書裂-」を開催致します。

モノクロの世界を思い浮かべられると思いますが
書とそれを描く人間が一緒に写り込んだ青写真の技法を用いた屏風作品や
文字が今にもとろけ落ちそうな色彩、素材豊かな作品。
立体的に表現され手に触れられる書まで。
今まで見た事の無い書の世界に迷い込んで頂きたいと思います。

上の画像はサイアノタイプと言われる青写真(日光写真)の技法を使った作品。
(DM写真で作品全体が見える様にしたのは今回が初めてかも知れませんね。)
書いている私も写って居ますでしょ。
この技法を使った屏風も用意しましたよ。
他にも胡粉や雲母なんていう日本画の画材も初めて使いました。

どうぞ足をお運び頂き、楽しんで頂ければと思います。

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上田普作品展-書裂-
日時:2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)
   11:00~19:00 会期中無休
会場アート○美空間Saga 
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13-18 観音寺ビル1階
TEL 078-321-3312

ワークショップ:10月27日11:00~ 定員:先着10名 、参加費:1,000円(雨天中止)
        青写真(日光写真)の技術を用いた書の作品の制作をして頂きます。
       道具は用意致しますので、手ぶらでご参加下さい。
作家在廊日:10/25日㈮・26日㈯・27日㈰・30日㈬・11/2日㈯・3日㈰・4日(月祝)
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作品「“な”の旋回」
  
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2013年10月01日

デザイン書道っていう授業2


四国大学通学路

学生達に聞いてみると
デザイン書道、アート書道の違いが曖昧に成っている様で
遊びのある書はアートやデザインなんだと考えている様でした。

どちらにしても最近出てきた言葉ですし
そりゃそうかも知れません。

だから、これはデザインとアートの違いと考え方を話さないとと思いました。
そして考えて目的を持って制作する事を伝えようと・・。

デザインとアートは主観の違いだと思うのですが
ここではとりあえず置いといて。

多く伝統文化と同様、書にも型(古典、手本)があります。
しかし怖いのはその型が無いと書けない人が意外に多い事。
もちろん「~を表現したい」と目的を持って書いた事がない人も非常に多いのです。

だから何を目的とするのかを考える事。
どうすればその目的を実現(表現)出来るのかアイデアを出す事。
制作した物を説明(プレゼンテーション)し相手に伝えられる事を授業の目標にしました。

大鳴門橋

先ず取り組んでもらったのは
------「徳島」を次の感覚で表してみましょう-----
  色。 味。 音。 さわりごこち。 におい。 性格。


これには正解の答えはありません。
ただ徳島の色や音なんかをイメージ出来ると
「徳島」と書く時の目的が変わるんじゃないでしょうか?

自分なりの文字を書くだけでなく
ただ綺麗な文字を書くだけでもなく
徳島の何かを表現した「徳島」が書けるのではと思うのです。

こういう事をするのがデザインするって言うのじゃないでしょうか。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:55Comments(0)