Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2014年02月12日

前田珈琲オープン京都文博店


ロゴを書かせて頂いたり、作品の展示もさせて頂いてる
京都・前田珈琲さんが
京都文化博物館内に新店舗をオープンしました。

この京都文化博物館の別館は旧日本銀行の建物で
確かレンガの東京駅を作られた同じ方が手掛けたモノ。
その旧日本銀行の金庫室だった建物にシックな喫茶店が誕生しました。

壁のハンパない厚さや、重厚な扉を見るとさすが元金庫。
食事や珈琲を楽しみながら是非建物も楽しんで下さい。

もう一つそこに私の屏風作品「一期一会」も展示して頂いてます。
昨年神戸のアート○美空間Sagaさんでの個展で初披露した
サイアノタイプ(青写真、日光写真)を用いた作品で
一期一会の文字と、それを書く人の影も画面に写り込んでいる作品です。

元々は写真の様に置いて展示する屏風作品でしたが
それを壁面に、しかも文化財である建物ですので
壁に傷を付けてはいけません。
という事で、レール溝を付けた板で上下を挟む様にし
下からワイヤーを引っ張って吊るす様に展示しました。

この装置を作って下さったのは木工作家の中村謙二さん。
私の木工額も作って頂いてる方です。


なかなかのアイデアでしょう。?
額の様に枠で囲ってしまう事も考えましたが
大掛かりな事に成りますし、ピクチャーレールが壁面から離れているので
作品がオジギしてしまいます。
この方法でしたら傾く事無く、壁にあたる事もありませんでした。

オープン記念として3月4日までは
なんと珈琲一杯100円だそうです。
是非足を運んで頂き、自家焙煎の美味しい珈琲と作品を楽しんで
お馴染みの店のひとつとして頂ければと思います。






  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:55Comments(0)作品/Works

2014年02月05日

松山の「花蝶」と川越シェフ

これも年明け(1/3)の話なのですが
正月に妻の実家の愛媛に行った帰りに
お店ロゴ制作と作品をお買い上げ頂いた松山のお店「旬菜 花蝶」に
伺わせて頂きました。

「旬菜 花蝶」ロゴ

また神戸での個展でお買い上げ頂いた作品「雪月花」も
店内に展示されて居りました。

この作品用に壁面を用意して頂き
スッポリ収まっています。


個室に成ったモダン和風でオシャレな店内はユッタリとして
沢山出てくる海の幸や、お肉に、もう限界というまで美味しく頂きました。
シェフ自ら生産地に足を運ばれる事もあるそうで
その時のお話も交え、旬の物を食べさせてくれます。

私もまだお店情報不足で申し訳ないのですが
(詳細分かりましたらまた改めてUPします。)
この「旬菜 花蝶」は完全予約制ですが、一見さんでも予算に合わせて瞬時に対応頂けるという事です。
松山市三番町Nビル4階にあります。

また、この日ちょうどシェフの専門学校時代の同級生だという
川越達也さんもいらしゃってて
色々とお話を伺わせて頂きました。

川越さんはTVのまんまにこやかで
自然と皆さんにお気づかいされてるご様子は
サービスのプロなんだとつくづく感じました。

また学生時代のお話や、これまでの道のり、メディアの事、お店の事
こちらの質問に対して気さくにお話頂き
有名な方だとしても、やはりひとりの人間な訳で
その等身大の姿を見せて下さったのだと思います。

料理の世界の方ですが、やはりやっている事や道のりは
私達の世界と違いはありませんでしたし
参考になるお話ばかりでした。
そしてそのプロ意識の高さとそれに対する努力には
本当に驚かされ、私も妻もすっかり川越シェフのファンに成ってしまいました。

お別れに「またお仕事でご一緒出来る時を楽しみにしています」と言って下さったので
一層頑張らないといけないと誓った新年でした。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:25Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order