Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2014年08月28日

ブルガリア・ソフィア街中案内。



二本の路線が交差する地下鉄セルディカ駅周辺。政府機関の建物が多い。

いざブルガリアに行く事に成った時に
ネットで色々情報を集めようと思ったのですが
あまり情報が無かったので街中の様子を紹介します。
ソフィア空港



地下鉄のチケットは何処まで行っても1レバ(約70円)。
自販機もありますが、私は窓口で購入していました。

地下鉄のキップ。

入る時はバーコードを機械にかざして入りますが
出る時は均一料金なので必要ありませんでした。
綺麗な地下鉄構内。


地下鉄マップ。京都みたいに路線は二本。

街中


ヴィトシャ通りは歩行者天国で観光客も多い感じ。深夜まで開いているレストランも。






街中は結構落書きが多いのですが、それは他のヨーロッパの町もそうでしたし
こういうモノなのかも知れません。
googleのストリートビューで下見した時は「結構怖いかなー」と思ったのですが
そういう目には私達は全くあいませんでした。
しかしこれはやり過ぎ。


道の線路を走るトロリーバスの停留所(オレンジ色)

煙草やお菓子なんかを売っている小さな商店でも買えるのですが
私達は運転手から直接チケットを買っていました。これも1レバ均一。
トロリーのチケット。

チケットを買って乗ったら、先ずしないといけないのがチケットの打刻。
自分でするので、全員がやってる様には見えなかったんだけど
たまに乗ってくる検査員みたいな人に見つかると罰金があるそうです。
これにチケット挟み込んで自分でパンチ穴を入れます。

こんな感じに成ります。


こういう所はアーティスティック


人が死んだ訳ではなく、アートワークらしいです。アチコチに点在してました。

こういう感じはロシアな雰囲気。

ソフィア大学近くのイーグルブリッジ。

三越・・いや裁判所前。

ブルガリアで最初の食事はココ。トルコな感じでした。


Happyっていうレストランのメニュー。


マヨネーズとドラゴンソース(甘辛)がかかってる上に、わさび醤油を付けて召し上がれ。

クルトン多い。

カフェのサンドイッチ。

スーパーの惣菜。パプリカの様な野菜にご飯が入ってる。こんなのを買って公園で食べるのも楽しい時間。




ヨーグルトはちょっと塩っけがあって煮込み料理やソース、スープなんかにも入ってる。
チーズも一緒に入った壺の煮込み料理は塩辛くってちょっと大変でしたが
他は何でも美味しかったです。
私達を二度見してしまうほど街中にはほとんどアジア人が居ないので
英語メニューをすぐ持って来てくれましたし、スタッフも英語で対応してくれました。
また街中でも皆英語で親切に教えてくれたり、特に不自由を感じない居心地の良い街でした。
探すとこういう地元作家が作ったオシャレなショップも。


マーケット。

図書館前の古本マーケット。

商品が全て前を向いてた。

セントラル・ハリ。パンや惣菜、肉、お土産等の小さな商店が集まってる。

肉が編まれてる。

これ全てヨーグルト。

コンビニの様な小さなスーパーでもワサビ、海苔、巻き寿司セット(?)があった。

柿の種

フレーバー系のビールって言ってたと思う。

猫の治療って言ってた。



いわゆる観光地は外しましたが
ブルガリア・ソフィアの街中案内でした。
ガイドブックでは偽タクシーや、偽警官がいるとかで
随分と警戒してブルガリアに行きましたが
私達は二人でブラブラしても特に怖い思いもせずに済みました。
むしろ皆親切で、スゴク気に入ってしまいました。
(確かに「この辺りはカバン気を付けてね」と現地スタッフに言われたり
いかにも怪しい人が居ない訳ではないので、気をつけるに越した事は無いと思いますが)

物価もユーロに比べると約半分なので得した気分にも成れます。
是非是非また行きたい国のひとつに成りました。
ホテルはアートイベントと協賛していたHostel Laveleにお世話に成ったのですが
地下鉄セルディカ駅近くの便利な場所で安く、スタッフはみんな親切。良いホステルでしたよ。wi-fi環境もありました。
そうそうwi-fiと言えば、多くのレストランにはフリーwi-fi環境が整っているので
パスワード教えてって言うと教えてくれました。



  
  • LINEで送る


Posted by HIROSHI UETA at 03:01Comments(3)

2014年08月21日

ワークショップ&アートブックinウェールズ

ブルガリアでのアートイベント参加の後にイタリアを経由して
イギリス・ウェールズでの展示ワークショップがありました。

ウェールズの景色はずっとこんな感じ。実はグレンさんのダイニングからの景色で
アッ兎だ!羊だ!鳥だ!なんて言いながらの食事。

これは数年前に京都のarton art galleryにてグループ展をした際に
知り合ったアーティストのGlenn Ibbitson(グレン)さんと
離れてからも引き続きメールのやり取りをし
グレンさんとコラボレーションしたアートブックの出版記念に合わせたモノでした。
こんな可愛い町。


ギャラリー前景

展示は私の作品数点とアートブックに使用された絵画の原画。
そして書道を体験して頂こうというワークショップ。
出版に際してのトークイベントが
ウェールズのナーバースNarberthのOriel Q - Queens Hall Galleryで開催されました。

ちなみに
イギリスと言えど、ウェールズ地方の公用語はウェールズ語。
英語も話してくれるのですが
公共の標識や、美術館での案内等、文字という文字はほとんど
英語とウェールズ語のW表記でした。


またこのウェールズ語が読みにくい。
というか、全く読めない。勘でも出て来ないんです。
写真を見て頂くと分かると思うのですが
母音がほとんど無かったりするんですよ。
読めないでしょ。

一応、私のワークショップに参加して下さった方は英語OKの皆さんで
私のアヤシい英語も理解して頂いたので、特に苦労もせず出来ました。


半紙に少し筆使いの練習をしてから
「永」の字を書いて筆法の解説。
そしてそれぞれの好きな言葉を日本語で書いてもらいました。
最終的にはそれを大きな紙に書いてもらうという
朝から夕方までビッチリの内容でした。

テーブルや椅子が高くて書きにくいから立って書いています。

そうしてるとみんな立って書きだした。





絵描きや木工、彫刻家等、アーティストの参加が多かったので
皆さん非常に興味深く私の筆使いや書道の事を質問してくれました。
また作品に対するこだわりも強くて
休憩時間も休まずに書き続ける方もいて
用意した半紙800枚。 薄めながら使った濃墨液1,5ℓもほとんど使い切ってしまいました。

大事そうにみんな持って帰ってくれました。

町ではアジア人を見かける事も無い様な街に
遠路、日本の文化を伝え、ワークショップをしに来てくれたと
参加者、ギャラリーから沢山の感謝の言葉を頂きました。

私にとって特別な事は何もしていないのですが
こんなに喜んでくれ、興味を持ってもらえる文化に携わっていられてる事に
大きな喜びを感じたワークショップでした。

-----------------------------------------
少しグレンさんの紹介。
Glenn Ibbitsonは元々イギリス・BBCで数々のTVショウ用のスタジオ背景や舞台背景を描いたり
映画などの舞台装置、セットの制作を手掛けていた方で
現在はウェールズで油絵に留まらず、立体、版画、映像作品等も手掛け
イギリス内外で作品展示、ワークショップを行っているマルチアーティストです。

そんな彼の作ったアートブック「ECLIPSE(日食)」
日本のホームレスをテーマにしながら、先進国の抱える闇の様なモノを描いています。
日本に滞在した際、東京の公園や京都の鴨川で見かけたブルーシートの家が
自然に溶け込んでいるかの様に描かれています。
また
日本の漫画にも影響を受けたらしく
セリフが無くても、コマとりで時間感覚を表現したり
連続性を表現したりとして工夫がみられます。
そんなグレンさんの絵に私の文字が所々にレイアウトされたアートブックです。
本の紹介とアーティスト紹介をギャラリーHPでして頂いています。(in English)
http://www.orielqueenshallgallery.org.uk/Eclipse_Ibbitson_Ueta_stairs_2014.html
ストーリー&ペイント Glenn Ibbitson
書作品        上田 普
本サイズ 248×197(mm) フルカラー 20ページ 100部限定

今回4冊だけですが持って帰って来ましたので
もしご希望の方いらっしゃいましたら2,600円でお分け致します。
私のHPのcontactのページからご連絡頂けましたら
後ほど返信致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。
  
  • LINEで送る


Posted by HIROSHI UETA at 16:40Comments(0)個展・グループ展/Exhibition