Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2016年10月25日

音で体で体感できる作品「Art neiro + move 絵音色 + 動展」@ちゃやまちプラザ

初めお話を聞いた時は何の事か理解できませんでしたが
何やら作品から色を拾らい、音に変換。
それを音楽家が曲に仕上げて、音楽と共に作品を鑑賞して頂ける。
それ用の作品を作って欲しい。って

話をきけば面白そうですけど・・・・から始まった企画ですが蓋を開けると
ベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞したアニメーション作家さんだとか
元タカラジェンヌさんだとか、インタラクティブアートだとか
なんか面白そうなイベントの開催です!

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Art neiro + move 絵音色 + 動展
「絵画色の音+アニメーション+インタラクティブアート」
色ってどんな音がするのだろう?この絵からは、どんな音が流れるのだろう?
+動 心の奥底から身体全体へ揺さぶる体験を楽しみましょう!
日時:2016年10月28日(金)~30日(日)の3日間
         28(金) 12:00〜19:00
     29(土)&30(日) 11:00〜19:00
会場ちゃやまちプラザ MBS毎日放送 1 Fロビースペース
   阪急電車 梅田駅茶屋町口より北へ徒歩5分 JR大阪駅徒歩10分 
入場無料
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「Art neiro」コーナーでは、展示される絵や版画などの作品に、音が流れます。作品の色を音階に変え、作品のイメージが曲になる。視覚と聴覚を使って、より深く作品を楽しむことができる展示です。版画の大崎緑さんは元タカラジェンヌだそうですよ。お会いするのが楽しみ!
「move 絵音色」は、ベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞したアニメーション作家和田淳さんの短編アニメーション3作品上映。独特の空気感とユーモアはヤミツキに成りますよ。
「動展」は、身体を動かしながら、芸術を体感できるコーナー。双方向のコミュニケーションの中で、鑑賞したものにしか分からない一人ひとり違った体験を味わうことができます。

≪出展作家≫
+動
和田淳 アニメーション作家
大阪芸術大学デジタルマッチョ (インタラクティブアート) 市川 衛 有吉正騎 天野真由美 三澤 涼 今村優希 小林真由美 原 奏人 栗本智皓 浅井友紀子

Artneiro
上田普 書家
奥田一生 イラストレーター
大崎緑 版画 
hare イラストレーター
北田久美子 kuhくうPiecesof cloth Art テキスタイルアート
越田博文 音担当

有限会社アラカワ紙業 ダンボールポールアイランド 
企画協力 大阪芸術大学デジタルマッチョ
主催企画 Art studio kuh 北田久美子  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:47Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2016年10月11日

イギリスで石と書のコラボレーション

イギリスではウェールズ・フィッシュガードのブルーストーンの造形作家(Bluestone Sculpture)のダレン(Darren Yeadon) さんとコラボレーションもしてきました。

ダレンさんは以前はイタリアでも活動されていましたが
現在はウェールズでコミッションワークやオリジナルアートワークの製作をされています。
ダレンさんの作品

彼の扱うブルーストーンは硬くて有名な石だそうで
ストーンヘンジの使ってた石もそれだとの事。
ストーンヘンジの石は数千年後の今も残っていますので
きっと私達のもその気に成れば千年以上残りますw。

コラボレーションの話を聞いた時は石作品の制作には時間が掛るでしょうし
メールでやり取りし、データを送りながら進めるのかと思っていましたが
現地で石を見ながら制作していく事に成りました。

共同製作初日の朝、ダレンさんから「さあ、この石で何をする?」って
シャメが送らせて来ました。
私は全く想像もできなくて「we will see」とだけ返信して工房に向かったのでした。


実際に石を見てると、京都の庭師さんの仕事を思い出しました。
なので私なりにこの石の上下と正面を決め提案すると
「それは良いアイデアだ」と快諾!
その入りが良かったのか、その後は私の考えと方向性を快く受け入れてくれました。

とは言っても、もちろん私も彼のスタイルや作業の仕方、アイデアも尊重しながら
意見を聞き、伝わらないければサンプルも見せてくれながら進めていきました。

上下を決め、底と成る部分を平らに。
(私は埋めるのだと思ってましたが、切りました)
底辺を作る。

立てた様子。もうカッコいい!

約350kgの石を手作業で動かすスゴイ男!

ダレンさんの話だとこのブルーストーンは磨けば中から黒い層が出てきて
磨けばその黒い中から白い星が出て来るんだという事。
「石の中に星の輝く宇宙がある」そんな風にイメージし
和歌にもよく詠まれる「月」と書く事にしました。

そんな事を話していると彼は「じゃあ私は光や太陽の様なエネルギーを表現しよう」と言う事に成り
互いに担当面を決め、それぞれに表現する事に成りました。

まさしく、地球の半分が昼の時はその反対側が夜に成っている訳だし、陰と陽。
私達農耕民族は月を基準に農作物を作る訳で、ピッタリな表現だと感じました。

あともう一提案。
「何も手を加えない所も作ろう!」
私達の文化は如何に自然を表現するかだから、私達が立ち入れない部分も必要だと思う。
という事でお互いの面と、手を入れない所を決めました。
墨を磨って

「月」と書く

アウトラインを削る。


決して石の埃を吸ってはダメという事で。ナウシカみたいなマスク。

コチラはダレンさん側。
放射線状に線を引き
切り。

溝を作っていく。

表面の層を削りとる。

両サイドから。

黒い層が出てきた。

荒手から徐々に細かく12段階ほどの工程で磨き、光ってきたら

中から天の川みたいな星が出てきた。

ダレンさんのも切り終わるとギザギザの模様が生まれ。

磨きおわり。この黒い色は2週間程するともっと黒さが増すんだそう。

「月」に見える?


下の方に互いのタイトルとサインを私は日本語、ダレンさんはウェールズ語で。
私は「月影」と名付け

、彼は「太陽」

ここまでの工程がたったの3日間。思ってたよりメッチャ速い!
その3日で、概ね作品は形にする事ができました。
滞ること無く、順調に作業が運んだ事もありますが、私がウェールズに居てる間に何とか形にしようと
私を送ってからもダレンさんが1人でコツコツ作業を進めておいてくれたからです。感謝。

完成した全体像は見られませんでしたが
なかなか素敵なモノができたと確信しています。
すごく気に入ってしまいました。
その後も、このままだと低い作品に成るので
この辺りのブルーストーンを土台にし

こんな感じで積み上げるんだそうです。

完成すればフィッシュガードのローワータウンと呼ばれる港に設置される予定。
こんな感じの可愛らしい港。周りにはB&Bやカフェも点在していました。

設置されたらこの港のB&Bに泊まって絶対見に行きたいですし
作品を挟んで2人で写真撮りたい。
また絶対帰って来るからね。と固く約束したのでした。

昼に一緒に食べたベーコンエッグサンド美味かった~!




  
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2016年10月09日

ウェールズの古城で書デモンストレーション

こんな事をやって来ました!

ウェールズのSt. Davids(セント・デイヴィッズ)市にあるBishop's Palace(セント・デイヴィッズ主教邸)

石造りのスゴイ建物ですよね。
こんな素晴らしい所でデモンストレーションさせて頂きました。

こちらがそのポスター。私巨人でしょw!

近くからだと


中に入ると


そして会場はココ。


13~14世紀の中世に建てられたというかなり大きな建物です。
隣にはウェールズで唯一の大聖堂がありその大聖堂がある事で
この町は小さいながらも市としての称号を受けたんだという事でした。

St. Davids Cathedral(セント・デイヴィッズ大聖堂)

準備


紙は1.5m×10mモノを4本用意して頂き
それを敷き詰め6m×10mのサイズにするのですが
風が強く紙が巻き上げられて破れそうになったり、敷き詰めるのもひと苦労。
何度か心が折れそうに成りながらも
ちょっと敷いてはオモリを置き、ちょっと敷いてはオモリと
皆さんに手伝って頂きながら
なんとか敷き詰められました。(いつも準備と片付けがホント大変なんですよね。)

今回のテーマは「時間と未来へつなげる」という事。
こんな歴史的な会場を見ていると
石を一個一個積み上げてこれを作った多くの人々とその時間。
今までここで行われた様々な出来事。
ここに足を運んだ多くの人が想像できます。
また未来への私達の責任と役割なんかも感じられました。
という事で
そういう内容の文章を先ず書いて

時間や年を表す干支の十二支を全て

その中でも龍(辰)はこのウェールズのシンボルでもあり
虎(寅)は私の干支なので


時計方向に書いて行きながらも墨を重ねる事で埋まっていく空白部分も時間の経過を意。

で、こんな感じに成りました。



その後英語で必死に解説し無事会場を汚す事も無く終えられました。
(座っているのは足の裏が墨だらけなので歩き回るとその辺を汚すから。)


気が付けばお尻の筋肉が痛かったり
足首が捻挫気味だったりw。

とにかく役目を果たせた事の安堵感と
興奮気味にみんなが喜んでくれた事がホント良かった。
ご協力頂いた皆さん、サポート頂いたfishguard arts society
Sasakawa Foundation、Daiwa Foundation
ありがとうございました。

  
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2016年10月05日

イギリス西ウェールズの風景


フィッシュガードアーツソサイティーの招きで
漆造形の栗本夏樹さん(現在神戸で個展中)、日本画のベリーマキコさんと
レザークラフトの安藤なおみと私の4人で
約2週間イギリス・西ウェールズに行って来ました。

夜8時にヒースロー空港に着いたらフィッシュガードのタクシーが迎えに来てて
そのまま一路ウェールズへ5時間程のドライブ。
帰りも同様だったので全く他の街には行けていませんが
ウェールズの景色を満喫してきました。
フィッシュガードの街並



お世話に成った陶芸家ゲイナーさんとご主人のイアンさんのお宅。
母屋からアトリエ。これでも敷地の一部分。奥にチラッと見えるのが寝床のあったアトリエ。広い!

ウェールズってどう?って聞かれると
何処を見渡してもこれ!

そして散策の最終地はいつも綺麗な海(イルカやアザラシ、クジラが見える所も)。




朝に夕に移動に、ずっと空ばかり見てた印象です。

そして羊、山羊、牛、馬、ロバが居る。


こんな景色だとぼーとしていたい所ですが、作品の展示はもちろん
ワークショプ、デモンストレーション、コラボ作品の制作なんかも結構忙しくやってきました。
デモンストレーション会場は
なんとココ!



セントデイビッド市のビッショップパレス
英語サイト: http://cadw.gov.wales/daysout/stdavidsbishopspalace/?lang=en
その隣に建っているセント・デイヴィッズ大聖堂


展示会場はこんな城のみたいな所。


ワークショップは小学校にも行きましたが、主にOriel y Palc ナショナルミュージアムウェールズ。

石の造形作家ダレンさんとのコラボレーション

食事はいつもゲイナーさんがヘルシーな食事を作ってくれていましたし
贅沢な環境を揃えてくれていました。

やはり
これもしっかり食べてきました。
フィシュ&チップス

大きいんですよね(汗)。大きいと言えばコレも。

大きいだけでなく味も美味しかったですよ。

そしてこんな所にも連れて行ってもらいました。
ストーンヘンジの遺跡



どこの街か分らないけど・・。

街中で見付けた編み物な自転車。

たぶん文字に成ってる。

文字はウェールズ語と英語の2重表記。

確か元チャペルって言ってたパン屋

ご近所さんにお呼ばれ

疲れを癒してくれたハウイー

ツイードの織物ブランドMelin Tregwynt(メリン・トレグウィント)


この辺りの景色は「天空の城ラピュタ」のモデルにも成ってるとかいう話
ですからiD.さんは行かんとアカンね(笑)。

展示やワークショップ、デモンストレーションの様子はまた次回に。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 17:51Comments(0)