Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2017年09月30日

本日最終日個展-沈黙-

秋はホントに展示会が満載。
作家仲間のみんなは自分の展示や準備に追われている中
少しでもと足を運んでくれるその気持ちが有難い。

何人かは墨の作品の前でたたずみ、何かを思い描きそのストーリーを楽しんでいる。
何かを思い出し涙を浮かべる人まで居た。
自分の作品の前で泣かれたのは確か2度目。
高校の時、何必館で確か赤い阿蘇山の絵を見て
母が泣いていた。
なんで? というよりも感受性の強さに「この人には敵わんな~」と横で思ったりしてたんだけど
今は自分の作ったモノを見て心を動かしてくれる人がいる。

製作に没頭してくると
自分だけでドンドン突き進み、ふと振り返ると「何をやってるんだろう?」と
自分自身が恥ずかしくなる事もある。

お客さんに作品の解説していると
キョトンとした目・・・あれ?全然響いていない・・汗。
急に自分が恥ずかしくなる。

しかし他では「オモシローい!」と声が聴こえ
「なんで?」「どうして?」と聞かれ
少し嬉しくなる。
展示会の中ではそんな気持ちの繰り返し。

そんな毎日も今日が最終日(~17:00まで)。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:26Comments(3)個展・グループ展/Exhibition