Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年03月04日

モチグサレ



私が持っている中で一番貴重な筆です。

堆朱(ツイシュ)「彫漆の一。朱漆を何回も塗り重ねて厚い層を作り、これに文様を彫刻したもの。
大辞泉より」によって軸が加工されており、物凄く柔らかな羊毛の筆です。
中国の清時代の物と聞かされましたが、はっきりとしません。

しかし始めの所有者がもったい無くて長らく墨をつけられず置いておいたため
毛を虫が食ってしまいました。

洋服でもそうですが、良い素材の物から虫は食っていくらしく
この筆もそのはめに陥ったのです。

余談ですが、墨には防虫効果他
お寺などの木戸に書かれている書画の様に
木は朽ちても、墨の載っている所は朽ちずに浮き彫りの様に成っているとうり
防腐の効果もあります。
歴史のある物にはやはりそれなりの理由があるのでしょうか。

この虫の餌食になった筆。
私もやはりなかなか使えずにいます。



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Posted by HIROSHI UETA at 02:10│Comments(0)文房四宝
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