Contemporary　Japanese　calligraphy　artist　Hiroshi Ueta

2010年07月29日

てのうち「ほのか」

てのうち「ほのか」
作品「ほのか」
640×430(mm)

2010春の個展「余韻」で発表した作品。
「ほ」の一画目を凹ませて
「か」は「の」の辺りにほのかに見えてる作品です。
（ほとんど写って無いですが・・）
光のあたり方で見え方が変わりますので
繊細な印象を与える物に仕上がりました。

文字の一画が画面を飛び出した事で
ただの文字が、物に成った様な感じがし
より存在感が出た様な気がしています。

この作品の場合
大きな紙をひろげ、先ず墨部分を書きます。
そして飛び出す一画を別の紙に書き
最初の文字に合わせつつバランスを見ます。
「か」の部分も同様に。
文字の配置が決まったら、全体的な大きさを決める。
それからは、大工仕事と職人仕事です。

電動ノコでギャーンと切って
細かい所は糸ノコを持ち出し、ギーコギーコ。
断面を紙やすりでジャッジャッ整え。
土台が出来たら表具仕事です。
制作中「何やってんの？」とよく聞かれました。(笑)

出来る事は何でもしないといけないと思っています。
その分、表現の幅が拡がる訳ですから。
てのうち「ほのか」


タグ ：書道教室現代書京都の書道
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Posted by HIROSHI　UETA at 15:45│Comments(2) │作品/Works
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この記事へのコメント
筆に電のこに糸のこでは「何やってんの?」ですよね(^-^)

コラボディナー盛況に終えられ嬉しい限りですo(^_-)Ｏ

行く事もできず、コメントすらいれることできずごめんなさい!!m(__)m

その間、娘の結婚式無事に終えることでできましたo(^o^)o！
爽やかに日々過ごしております・・・はい


【うつつ】も見たいなぁ・・・・o(^_-)Ｏ
Posted by oyaji様 at 2010年07月29日 16:16
oyaji様：御無沙汰しております。
　　　　　どうされてるのかな～。と思って居りました。
　　　　　爽やかに過ごされてたのでしたら　安心致しました。

　　　　　お嬢様もこれからご自分の家庭を築かれていかれるのでしょうね。

　　　　　「うつつ」なかなか上手く写真が撮れないのですが
　　　　　ガンバって撮ってＵＰしますね。
Posted by HIROSHI　UETAHIROSHI　UETA at 2010年07月30日 01:28
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