2007年09月11日
艶
「ながれ」
640×195(mm) 2006
本日ブログトップの画像をいじってみました。
ある方に紹介頂いたサイトを参考にやってみたのですが
何とか成るものなのですね。
もし興味がございましたら↓を参考になさって下さい。
http://daxiazzz.ti-da.net/c4979.html
この方の紹介の仕方が上手なのでしょう
「なんだ難しくないんだー」
という気にさせてくれます。
さて、タイトルにはめ込んだ作品は
最近の私の作品には珍しいのですが、ニジミを生かして制作しました。
このニジミという物は紙や墨の状態をハッキリと出してしまうのです。
紙の乾燥具合、その時の天気、墨の色合い、擦り方の粗さ等。
本当にコダワル人は、気に入った紙を沢山買いためて
10、20年以上寝かして、余分な水分が抜けて
繊維が落ち着た頃に筆を置く。
(私にはナカナカ出来ませんが・・。)
そうまでしないと奇麗なニジミは出ないとまでいいますね。
上手く出来れば、線に潤いを与えて艶っぽくしてくれますが
筆運びがタドタドしいと、ゴツゴツと汚く成ってしまいます。
ニジミ、カスレ、は墨の表現の大事な要素ですね。
今回はニジミで水の潤いの様な物を
表現したかったのです。
という事で最後に成りましたが
ちょっと自分でも見慣れてなくて変な感じなのですが
こんな感じで暫くやっていこうと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
普及版「絵本 龍潭譚」刊行されました。
第56回造本装幀コンクールで「海の庭」が文部科学大臣賞を受賞!
風の聲(こえ)亀岡城跡芸術展終わりました。
「海の庭」出版記念原画展
「海の庭」完成
「伝える事」-いま一度、2021の知恩院秋のライトアップの展示「月影」
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Posted by HIROSHI UETA at 00:44│Comments(0)
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