Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2013年05月23日

自分とは何なのか?作品「我」


「我」myself
膠、ベーキングパウダー、墨、メディウム

以前紹介してました4月末に開催された「とよヌー」展
出品した作品を紹介します。

依頼内容は主催者の「曽根原豊土さんをある意味丸裸にして欲しい、制作方法は自由」という物。

私も曽根原さんにインタビューしてその人を理解し
どう料理しようかと色々考えましたが
結局投げられた問いには答えない事を選びました。
(制作しない、という意味ではなくてね)

「自分とはどんな存在か」というのは
きっとどんな人でも気に成るテーマだと思います。
人にどう見られて? どう思われているのか?・・・とか。

確かに、それは時に人に教えて貰う事でもあるし、自分で発見する事なのでしょう。
しかしそれらは、すぐ変化し埋没していく。そんな不確かさの方を表現する事にしました。

制作の仕方は
「我」を膠で書き、乾く前にベーキングパウダー(ふくらし粉)をまぶして文字を形成。
その上にからアクリルのメディウムに墨を混ぜた物をブッカケ、文字を泡化させました。

メディウムはハチミツみたいなトロッとした光沢のある物を使っているので
ほっておいても表面はツルッとして平らに成ってくれます。

黒い鏡面化された画面を覗くと自分が写り
その中には泡に成っていく「我」の文字。それんな作品が完成しました。

自分の確認と存在意義を問い続けられる。
そんな作品に成ってくれないかなあと思っています。



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Posted by HIROSHI UETA at 15:09│Comments(2)作品/Works
この記事へのコメント
煮えたぎっている「われ」を覆い隠している感じ!決して本性を現さないが、心に秘めたる強い意志を見る思いがします。
Posted by 近江の仙人 at 2013年05月23日 15:23
近江の仙人さん:思っていた以上の嬉しい表現。ありがとうございます。
Posted by HIROSHI UETAHIROSHI UETA at 2013年05月23日 16:24
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