Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2013年06月18日

掛け軸を考えなおそう。


(白地の裂を使う事は決まったが白にも色々ある。
光沢の有る無しや、素材の違いも。
作品横に差し色を入れるのか検討中。)

掛け軸ってつくづく良く出来てるなって思うんです。

以前、何度か掛け軸に変わる作品の見せ方が出来ないかと思って
試行錯誤した時期があったんですが
考えれば考える程、やっぱり掛け軸の表装が具合良く
理にかなってる事に気付かされました。

一般の家には
床の間も少なくなり
掛け軸の作品を飾る機会も少なくなっていると思いますが

飾って見栄え良く、片付けて小さくなってよし、場所も取らない
軽く、運ぶも楽。

(軸先も色々。漆塗り、寄木、陶器、透明アクリルってのもある。
ここでも色を合わせにいくか、差し色を入れるか悩む。)

あとは
取り扱いが難しそうというイメージと
和室があれば・・・という意見。

一度覚えるとそんなに取り扱いは難しくないし
床の間以外にも掛けてもイイと思うんです。

でも一般の掛け軸は
寸法長く、重心が低いですよね。
それは床の間に飾る為の寸法に仕上げてるからで
正座して作品を見る高さにしてる訳です。

洋間に合う寸法に仕上げれば
きっと現代建築にも栄えるハズ。

(藍の花を使った作品。裂は同系色にし
横にインド更紗の裂でスジを入れてもらった。
軸先を実際に当てて検討。)

聞いた話では
好きな作家に作品を依頼し
作品に合う裂(生地、布)と寸法を決め
表具屋に仕上げてもらうという数奇者も少なからずも居るという。
(お一人知っているが、車に軸用の裂を満載して居ました)

また大昔は
美しい貴重な裂を手に入れる為
大枚をはたいて正倉院を開けさせるという暴挙もあったとか。

兎に角
せっかくの作品を表具するにあたり
表具屋さん任せというのは
非常に勿体無い話。
裂に値段の上下があるので、先に予算を伝えて進めていくと
アドバイスも頂けると思いますし、請求書を見てビックリという事も少ないかと思います。

意見を伺いながら
服のコーディネートを考える様に一緒に作っていくと
これもまた非常に楽しい作業に成りますよ。






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