Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2014年01月29日

荻野丹雪先生にご講演頂きました。

昨年の話なのですが
私が「デザイン書道」で非常勤をやっている徳島の四国大学書道文化学科の学会で
墨象家の荻野丹雪先生に御講演をして頂きました。

荻野先生とは第一回目の木津川アートの際に作品を見て頂き
それ以降私の個展等も足を運んで頂く等、親しくさせて頂いて居り
その関係で是非学生達にもお話して頂きたいと大学の先生方の希望もあり実現しました。

コチラにもその模様が掲載されています。

荻野先生は個展等では文字を素材とした様な抽象的な作品も多く発表されていますが
有名なお仕事としてサントリーウイスキー「響」や
1990年に開催されたEXPO‘90「国際花と緑の博覧会」の「咲くやこの花館」のロゴ。
NHK連続テレビ小説「あすか」、大河ドラマ「新選組!」の題字等も先生のお仕事です。


先生は非常に謙虚な穏やかな方で
同時開催していた学生達の展示も興味を持ってご覧いただき
昔は、大阪の阿波踊り連に所属していた事や
今はもう徳島のお土産の定番に成った「すだち酎」も先生の昔のお仕事等
気さくにお話頂きました。

講演は私との対話形式で
今までのお仕事の一端をスライドで見つつ
私自身気に成っている事や、気付いた事を伺わせて頂きながら
その時の事や、制作時の注意点、苦労話等も交えお話下さいました。

面白かったのは 
ウイスキーにはグレードがあり家庭での普段飲み用や贈り物なんかにもする高価なモノがあるので
それに合わせて文字を書き分ける。 とか
またロゴなんかの場合は縮小拡大されて使用される訳で
そう成った場合でも耐えられる書でないといけない。 等々・・

普段グラフィックのお仕事をされてる方には当たり前なのかも知れませんが
書道しかして来なかった人間には 目からウロコなお話。

荻野先生が来られるという事で
地元の書道関係者の方も多くお出で頂いてた様ですが
学生達にも大いに刺激に成ったんではないでしょうか。

数ある京都の芸大の学生達も同様ですが
卒業すると全く関係ない仕事につき、辞めてしまう人がほとんどです。

今学んでいる技術、知識を持って
どの様に社会と関わって行くのか
そんな大きなヒント
希望を見せて頂けたのではないかと思います。

帰路のお話で「結局一番大事なのは人との繋がりです。それが無ければ今までの仕事は無い
という事を仰っていました。
よく解かります。
「人とのつながりしかない」と。
皆さん出会いを大切にしましょうね。

お忙しい中、荻野丹雪先生ありがとうございました。

*四国大学書道文化学科の卒業制作展が開催されます。
 2014年2月8日(土)~12日(水) 9時~17時(最終日16時まで)
 @四国大学交流プラザ3F キャンパスギャラリー

ちなみに「絆」という漢字の成り立ちを調べていくと
牛や馬等の家畜を拘束するという所からきている様です。
今の意味とは大きく違いますね。



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