Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2009年02月14日

「私の中国留学」道程2

前回の続きです。


「北京の北西大同の雲岡石窟」


中国では語学を学びつつ書の授業を受け、
時間が空くと旅行に行きました。
行った先の博物館や碑もよく見ました。


紀元前数千年前には既に文字を創造していた古代人に感心し、
絶壁に彫りこまれた巨大漢詩にどう作ったのか想像し、
有名な碑は余りに触られ過ぎてピカピカに光っていました。

「長江の崖に彫り込まれた巨大漢詩。」


元来書もしくは文字を作った古人は実にクリエイティブだったのです。

人に伝える為、もしくは信仰の為、そしてそれを使い易くする為。
彼らは自らの価値観や信仰、生活を文字の中に織り込み創造していました。
これは一種の表現と感じたのでした。
何時からそれは伝統と言われる物になったのでしょう。
「北京博物館所蔵の正しく甲骨文字」


私が中国で見たかった今の中国の書道は観光地の売り物の様なもの、
もしくは伝統芸能的なものばかりでした。
そしてそれを欲するのは書道を勉強している日本人。
売り子が日本語を話す度に日本人が馬鹿にされている様で
近寄る事も嫌に成りました。

「西安碑林博物館内」

ここに在るのは過去の物ばかりだと判断し
四年の予定の留学を一年で切り上げ環境を変えようと北米に渡ったのです。

そこで多くの人に出会い、現在の環境が出来上がる事に成ります。



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注)カナダで元西安芸術大学教授に会いました。
氏の作品は非常にクリエイティブで、ダイナミックで、技術的にも素晴らしい物でした。
文章はあくまでも、その時の私の主観であります。
ただその様な物に私は出会えなかっただけの様でした。
後で後悔しました。 もっと探せば中国で多くの物を学べたかも知れません。




「西安 大雁塔」



「留学先杭州の有名な西湖」
 


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Posted by HIROSHI UETA at 18:47│Comments(0)道程
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