Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2016年06月27日

MTRL KYOTOガラス面アートワーク公開製作&トーク


最近VR(バーチャルリアリティー)や塗料のイベント等
色んな新しい事に挑戦させて頂いていますが
それがひとつ実を結びました。

ガラスやアクリル等に書いても はがす事のできる塗料マスキングカラー
を使ったアートワークを
MTRL KYOTO(マテリアル京都)という施設でさせて頂く事に成りました。

このガラス面に製作します。

そのMTRLという所がこれまた面白い所ですので
是非HPを見てみて下さい。
クリエイター、モノ作りにはたまらない、ありがたい環境です。

今回その施設で制作をするに当たり
その環境を生かしたモノを作りをしたいと思い
レーザーカッターを用いて、MTRLさんのご協力とアイデアも頂き製作
させて頂こうと思います。

タイトルは「ことのは(言葉)」
平仮名を使って大きな木を表現します。
(またワークショップでは私の文字をレーザーカッターを使って
アクリルを切る事もできますので是非楽しんでいって下さい。)

その公開製作は6月27日13時~18時。(本日・・汗)
宜しければご覧頂ければと思いますし(施設の利用料が必要です詳しくはMTRL HPを)
公開製作
MTRLが定期的に行っているイベント
Fab Meetup Kyoto vol.76月29日(水)19:00~
「つくる」をテーマにした、ネットワーキング&プレゼンテーションイベント
にも参加させて頂き今回の作品に付いてお話させて頂きます。

私も以前参加した事があるのですが
進行形の新しいクリエイティブの一端を感じられる
面白いプレゼンが聴けますので是非こちらも注目して頂ければと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 05:08Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2015年12月29日

2015年のお礼と来年の予定。

2015年も無事に終えられそうです。
去年の出来事と思っていた事が
ブログを見直して「ああ・・今年の事だったのか」と思う事も幾つか。

という訳で、いつもは月日が流れるのは速いモンでとよく言いますが
今年はなぜか長く感じていて、なんだか得した気分です。


毎年旅行会社CSセンターさんカレンダーのビジュアルに
作品を使って頂いているのですが
画像を改めて探してみると今年の作品が少ない!
確かにグループ展は幾つかありましたが
個展は1回でしたしね。
どうもデザインのお仕事が今年は多かった様です。

墨屋さんの製造見学から、墨を改めてキチンと使おうと見つめなおし
すった墨をどうすれば布に使えるのか研究をし作った
TRINITASさんとのコラボ服。
泉鏡花作品の絵本化第三弾「朱日記」の発売があり。
男前豆腐店さんの商品の文字を書かせて頂き
大阪のギャラリー佑英さんでは初めてのパフォーマンスで
ギャラリーを墨の空間にしてしまいました。
カナダ時代からお付き合いがあったすぎはらけいたろうさんとも
初めて一緒にビルのお仕事も出来ましたし
ホルモン串焼き屋さんもできました。
最終的にはアイドルのNMB48のお仕事まで・・・。
ワークショップも幾つかやらせて頂き、多くの方に「楽しかった!」と言ってもらえましたし
何より大切な人と沢山出会う事が出来ました。

初めての事も多くありましたが、色んな事に挑戦させて頂き
振り返るとホント楽しい一年でした。

来年は早速1月8日~17日の神戸でのグループ展がありますし
末には海外からの高校生104人のワークショップ。
男前豆腐店さんから新たに4商品とオリジナルグッズの発売。
7月には神戸での個展と、調整中ですが9月には再びイギリス・ウェールズでのアートイベントも控えています。

楽しみはまだまだ続きますので
どうぞお楽しみに。

色んな方と出会いお世話に成った一年ですがホントにありがとうございました。
2016年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

さあ年賀状やらなきゃ!!!

  
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2015年10月12日

個展-調-ありがとうございました。

大阪のギャラリー佑英で開催しました
個展「調-上田普作品展」 無事に終了致しました。

多くの方にお出で頂き
パフォーマンス前、その後の雰囲気の変わった様子もと
複数回お出でいただいた方までいらっしゃるほどで
ほんとにありがとうございました。

文字を書かない作品展という事も初めてでしたし
ライブパフォーマンスも初めて。
もちろんギャラリーの壁面に書くなんて・・。
多くの事に挑戦させて頂いたギャラリー佑英さんにも感謝しつつ
それをストレートに楽しんで頂いた多くの方に感謝致します。

さて本展の様子をアーカイブでご紹介。

先ず設営。壁面の寸法を測り、紙を切り、表具をする様にデンプン糊で全面に紙を張りました。


白い空間にパネル作品を展示。
距離感がおかしくなるほど、浮遊感のある空間でした。


初日の夜のライブパフォーマンス用の墨の用意。
墨の香り、濃淡、作業も楽しんで頂こうと4時間程掛けて摺っていました。

パネル作品を取りはずし、キャンドルの灯りの中でのライブパフォーマンス。
3種類の筆を徐々に大きくしていき、文字は書こうとしつつも途中で止めたり
文字の様な線を書き連ねていきました。
書き終わった後はハーモニカの演奏。
これもリズムを取らない様に音を連ねていく様なイメージで演奏しました。
このライブ、予定よりも早く初めてしまったらしく
あまり見て頂けなかった方もいらっしゃった様でホントに失礼致しました




パフォーマンス後にパネル作品を展示した風景。



靴跡や墨の跳ねた感じも面白い。



作品「深」


作品「浮」


作品「静」


作品「貫」


作品「転」


作品「破」


線にこだわったのは今まで通りですが、墨色にも気を配りました。
作品に使ったのは20~30年ほど経った紙、と墨で
硯を丁寧に掃除した後に墨を摺り、粒子が結合しない内にと
摺りたての新鮮な墨を使っていきました。

墨屋さんにも墨色は褒めて頂けたので、上手く使えたのだと思います。

壁面に書いたモノとの相性はどうかと考えていましたが
想像以上にマッチしてくれてますよね。

また先日のファッションブランドTRINITASとのコラボレーションした服も
展示していましたので、興味ある方には着て頂き
ファッションショーもよく始まりました。
これが会場の作品と溶け合って、作品の一部に見えるから面白い。





またこの会場が写真栄えするので、ホントのモデルさんの撮影まで。

とまあこんな感じの展示でした。

私としましては真向勝負の様な今回の個展。
思ってた以上に皆さんに伝わり、楽しんで頂けた様で胸を撫で下ろしました。

ギャラリー佑英さんでの個展はまた2年後に開催する予定に成りました。
次は何をするのか、やり切った後で今は全く思い浮かびませんが
またその時の新しい挑戦をやらせて頂きたいと思います。
どうぞお楽しみに。     ありがとうございました。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 04:02Comments(0)作品/Works

2015年10月07日

個展「調-しらべ」開催中


現在大阪のギャラリー佑英にて開催中の個展
調-上田普 書作品展
連日多くの方にお出で頂きありがとうございます。

初日3日の夜はオープニングとしてライブ書をさせて頂きました。
ホワイトキューブなギャラリー全面に紙を張り
初めは白いスペースにパネル作品を展示していたのですが
それを取り外し、照明を落としキャンドルのみの光源の中で。

墨の香りや墨色の艶めかしいテカリ、濃淡も感じて欲しいので
4時間ほど掛けて墨を摺る事もパフォーマンスのひとつと思い
中央で摺っておりました。

正直文字は書いていないのですが
それも今回の「調」のコンセプトのひとつ。

しかしライブ中は言葉も思い浮かぶので
それらしい言葉も書きかけるのですが、途中でやめたり
言葉、文字に成らない線を書き続けました。

とはいうものの実際はほとんど必死でよく憶えていません(汗)。
どう終わったのかさえも憶えていないのですが
筆を置いた後は、ハーモニカの演奏。

これもコンセプトの「調」をイメージして
リズムをとってノリノリにならない様に「音」を意識して奏でました。

私にとって良かった事は
暗い中でやったので、お客さんがあまり見えてなくて
意識しないでやれたのですが、終了後の乾杯の際に皆さんに中に入って頂くと
ホントに多くの方にお出で頂いてて、改めて驚き!
きっと見難い方も多くいらっしゃったのでしょうが
一様に楽しんで頂けた様でひと安心したのでした。

このライブのモノも引き続き展示した上に
パネル作品も展示して9日(最終日17時まで)まで開催致します。

ライブにお出でになれなかった方もその臨場感は
今も残したままにしておりますので
是非会場まで足を運んで頂き、墨に彩られた空間を楽しんで頂きたいと思います。

また先日TRINITASとコラボレーショーンした服も
展示しておりますので一緒に楽しんで頂ければと思います。


ファッションショーが始まったりもします(笑)。

(今回は色んな方々に撮って頂いた写真を拝借させて頂きました。ご協力ありがとうございました)

  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:15Comments(0)作品/Works

2015年09月20日

墨の服の第二弾2(TRINITAS 5th Anniversary)

さてさて始まりましたTRINITASさんの5th Anniversaryコラボ展。
開始早々にパンツ2点にオーダーが入ったそうで
上々のスタートに成りました。

昨日ご紹介できなかったジャケットも見事に仕上がっていました。

レディースジャケット「大(地)」Mサイズ 53,000円
墨色のグラデーションが右側の身ゴロに入り
対角の左袖に線が飛んでいます。

それの後姿。途中で墨を終わらせて白を引き立たせました。


こちらはメンズジャケット「天(空)」Mサイズ 53,000円
こちらも同様に左袖に墨の線を入れ
TRINITASさんのデザインの縫いこみ襟ラインが
引き立つ様に考えて身ゴロの墨を入れています。


前回のパンツのベルト部分や、ベストの下部分
このジャケットの下部分の切り返しが気に成る所だと思いますが
ここにはファスナーが付いていて
ベストやジャケットがパンツと一体に成り、「ツナギ」として着られるデザインになっています。
こういう所がTRINITASさんらしい所。

そしてこちらが出口春菜さんのレディースジャケット。53,000円
グラデーションに配置されたグレー、ゴールドの花柄が可愛らしい印象。
店内にも出口さんの作品が展示されていますが
作品そのままの印象が服に反映されていました。

またこういう所がニクイ!


店内風景。出口さんのメンズパンツと私のレディースベスト。


9月23日(水・祝)は私も会場に居ながら
11:00~17:00の間は妻のレザークラフトopen sesame.による
コースターやキーホルダーにレザーカービングをするワークショプも行います。
費用:3,000円/要予約(受付TRINITAS mail: inae@kha.biglobe.ne.jp または tel: 075-708-5719まで)
数に限りがありますので
是非お早めにご予約の上ご参加頂ければと思います。

レディースジャケットMサイズが私にはぴったりでした(笑)。

TRINITASでお待ちしています。




  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:51Comments(0)作品/Works

2015年09月19日

墨の服の第二弾(TRINITAS 5th Anniversary)

ファッションブランドTRINITAS(トリニタス)さんとのコラボレーションの第2弾が
本日から始まりました。  前回の様子はこちら
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2015年9月19日(土)~27日(日) ・・・24日(木)定休日
営業時間:11:00~20:00
*記念ワークショップ:23日(水・祝) 詳しくは下部で。
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TRINITASさんが5周年を迎えるという事で
今回はさらにパワーアップしてジャケット、ベスト、パンツそしてブラウスの制作と成りました。
また今回のコラボは私と、銅版画家の出口春菜さんもシルクスクリーンで加わり
二人のアーティストがTRINITASさんとコラボレーションをする形と成っています。

私のはジャケット(53,000円)、パンツ(37,000円)を合わせて
メンズは「天空」、レディースは「大地」
ベストはメンズ、レディース共に「水」(42,000円)
ブラウスもメンズ、レディース共に「はな」(20,000円)と書きました。

「天と大地に包まれて水があり、花(はな)が咲く。」
「はな」と書いていますが、イメージは「人」なのです。

メンズベスト「水」 
テーラード的なデザインですので白シャツに合わせるとイイ感じ。
白シャツと比較して頂くと生地がクリーム色なのが分かると思います。


襟のディティール。タグには私のメガネ印とのダブルネーム。

レディースベスト「水」
わき部分が広く開いているデザイン。
メンズとレディースでは「水」の縦線位置が違います。

メンズパンツ「空」・・部分。 
左足部分のみに墨を入れました。

レディースパンツ「地」うしろ
こういう墨色のグラデーションを出したかったのです。
パンツの形はサルエルタイプ。


書きました・・と言いましても
読めるようには書いていません。
前回のシャツは一色の墨色で表現しましたが
今回は2色の墨色で表現しましたので
一文字の中に2色の墨色と成り
余計に読む事が困難に成りました(笑)。

なので文字を描いたと思って頂ければ・・・。


うってかわって出口さんのメンズパンツ。
黒、グレー、ゴールドの花柄が全面に。



レディースパンツは柄がグラデーションに。
ポケット部のワンポイントがクスグります。


こちらはレディースのベスト。
襟部分の切り返しが上手い!


シルクスクリーンの手法を使いながらも出口さんの作品もモノクロのイメージがあり
なんとなく琳派な感じがするのは私だけでしょうか?

とにかく対照的な服が完成しました。
(撮影時ジャケット&ブラウスは制作中の為、撮影できず)

今回の商品はメンズ、レディース共にM,Lサイズを一着ずつのみの展示ですが
試着頂き、気に入って頂ければ制作していくという手法にしています。

デザインから縫製までを行うTRINITASさんですので
多少のサイズ変更やデザイン修正も行う事が出来ますので
ご試着時におっしゃって頂ければ、それにお応えできると思います。

私も23日(水・祝)と27日(日)は会場に居りますので
ぜひお店まで足をお運び頂ければと思います。

また会期中の9月23日(水・祝)は11:00~17:00の間
open sesame.さんの協力で
コースターやキーホルダーにレザーカービングをするワークショプも行います。
費用:3,000円/要予約(受付TRINITAS mail: inae@kha.biglobe.ne.jp または tel: 075-708-5719まで)

あまりない機会だと思いますので
ぜひ事前にご予約の上ご参加下さい。

また撮影ができましたら、ジャケット&ブラウスもご紹介致します。

TRINITAS  HP: http://r.goope.jp/trinitas/top
             京都市中京区油小路通り三条西入る宗林町82番地
             阪急「大宮駅」より徒歩10分、京都市営地下鉄「二条城前」より徒歩5分
  
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Posted by HIROSHI UETA at 12:06Comments(0)作品/Works

2015年04月01日

青山緑水な掛け軸

ご依頼を頂き制作させていただいた作品のご紹介。

「青山緑水是我家」

関東から関西の山里に越されて
畑をしながらの生活を楽しまれてるTさん。
大自然を借景に、大きな空間が感じられる言葉です。

部分拡大

平仮名ばかり書いて、漢字の作品を書いても1~3文字の私にしては
こういう作品は珍しいかも知れませんね。
正直長らくこういうのは作品として書いていなかったので
少しカマエたのですが、いざ制作に掛るといつもと同様。
作品に漢字も仮名も無いですね。
ただ正直に納得のいくまで書くのみです。

一般に掛け軸は上を広く、下を狭くしているモノですが
それは畳の部屋の床の間に掛けた場合の寸法だと思います。

今回は目線の高い、洋間ダイニングにある床の間に掛ける事が分かっていましたので
掛け軸の重心を上にあげ洋間用の寸法を考えました。

Tさんご家族と一緒に主になる生地を選び
アクセントとして両端にインド更紗の水紋部分を使ってもらいました。
軸先は少し赤みのある木の組木です。

もちろん色合わせの微調整もしましたが
生地に緑、更紗の水、軸先の木。
そう!表具にも「青山緑水」を入れて頂いた訳です。

ギリギリまで軸先に朱の色を使って色を引き締める事も考えましたが
軸の中で色を完成させてしまうより
シツラエに花を生けて頂く事で床の間の空間ができ上がる。
そんな風に考えました。

ご依頼頂いたTさんご家族には喜んで毎日眺めて頂いてると伺いましたので
飽きのないモノができたのだと胸を撫で下ろしたのでした。










  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:59Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2015年03月26日

作品「百花繚乱」展示中。


桜もチラホラというこの頃。という事で
常設展示して頂いてる京都芸術センター
前田珈琲明倫店の作品を入れ替えました。

作品「百花繚乱」
墨、日本画宣紙
額:チーク一枚板(中村謙二氏作)

ちょうど去年の今頃大阪で展示させて頂いた作品で
この頃から「もう一度墨を」って思い出してきた頃ですね。

京都芸術センターはPARASOPHIA(京都国際現代芸術祭)の会場のひとつでもありますし
是非一緒にお楽しみ下さい。PARASOPHIAの作品も非常に面白かったですよ。

また同じく京都文化博物館内の前田珈琲文博店にも

屏風作品「一期一会」を常設展示していますし
京都文化博物館 別館arton art galleryでのグループ展にも出品しています。
どうぞ桜と現代アート散策の合間にお立ち寄り下さい。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 17:30Comments(0)作品/Works

2014年02月12日

前田珈琲オープン京都文博店


ロゴを書かせて頂いたり、作品の展示もさせて頂いてる
京都・前田珈琲さんが
京都文化博物館内に新店舗をオープンしました。

この京都文化博物館の別館は旧日本銀行の建物で
確かレンガの東京駅を作られた同じ方が手掛けたモノ。
その旧日本銀行の金庫室だった建物にシックな喫茶店が誕生しました。

壁のハンパない厚さや、重厚な扉を見るとさすが元金庫。
食事や珈琲を楽しみながら是非建物も楽しんで下さい。

もう一つそこに私の屏風作品「一期一会」も展示して頂いてます。
昨年神戸のアート○美空間Sagaさんでの個展で初披露した
サイアノタイプ(青写真、日光写真)を用いた作品で
一期一会の文字と、それを書く人の影も画面に写り込んでいる作品です。

元々は写真の様に置いて展示する屏風作品でしたが
それを壁面に、しかも文化財である建物ですので
壁に傷を付けてはいけません。
という事で、レール溝を付けた板で上下を挟む様にし
下からワイヤーを引っ張って吊るす様に展示しました。

この装置を作って下さったのは木工作家の中村謙二さん。
私の木工額も作って頂いてる方です。


なかなかのアイデアでしょう。?
額の様に枠で囲ってしまう事も考えましたが
大掛かりな事に成りますし、ピクチャーレールが壁面から離れているので
作品がオジギしてしまいます。
この方法でしたら傾く事無く、壁にあたる事もありませんでした。

オープン記念として3月4日までは
なんと珈琲一杯100円だそうです。
是非足を運んで頂き、自家焙煎の美味しい珈琲と作品を楽しんで
お馴染みの店のひとつとして頂ければと思います。






  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:55Comments(0)作品/Works

2014年02月05日

松山の「花蝶」と川越シェフ

これも年明け(1/3)の話なのですが
正月に妻の実家の愛媛に行った帰りに
お店ロゴ制作と作品をお買い上げ頂いた松山のお店「旬菜 花蝶」に
伺わせて頂きました。

「旬菜 花蝶」ロゴ

また神戸での個展でお買い上げ頂いた作品「雪月花」も
店内に展示されて居りました。

この作品用に壁面を用意して頂き
スッポリ収まっています。


個室に成ったモダン和風でオシャレな店内はユッタリとして
沢山出てくる海の幸や、お肉に、もう限界というまで美味しく頂きました。
シェフ自ら生産地に足を運ばれる事もあるそうで
その時のお話も交え、旬の物を食べさせてくれます。

私もまだお店情報不足で申し訳ないのですが
(詳細分かりましたらまた改めてUPします。)
この「旬菜 花蝶」は完全予約制ですが、一見さんでも予算に合わせて瞬時に対応頂けるという事です。
松山市三番町Nビル4階にあります。

また、この日ちょうどシェフの専門学校時代の同級生だという
川越達也さんもいらしゃってて
色々とお話を伺わせて頂きました。

川越さんはTVのまんまにこやかで
自然と皆さんにお気づかいされてるご様子は
サービスのプロなんだとつくづく感じました。

また学生時代のお話や、これまでの道のり、メディアの事、お店の事
こちらの質問に対して気さくにお話頂き
有名な方だとしても、やはりひとりの人間な訳で
その等身大の姿を見せて下さったのだと思います。

料理の世界の方ですが、やはりやっている事や道のりは
私達の世界と違いはありませんでしたし
参考になるお話ばかりでした。
そしてそのプロ意識の高さとそれに対する努力には
本当に驚かされ、私も妻もすっかり川越シェフのファンに成ってしまいました。

お別れに「またお仕事でご一緒出来る時を楽しみにしています」と言って下さったので
一層頑張らないといけないと誓った新年でした。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 21:25Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2013年10月13日

神戸で個展「上田普作品展-書裂-」


DMより 作品「夢をえがく人」
サイアノタイプ(青写真) 940×600(mm)


前回神戸で展示してもう2年も空いてしまったんですね。
ハヤイナー。

さて。
よく言われる「堅苦しい、難しい、分からない」書の表現を
もう一度見つめ直し、今の表現として一度裂いて解体してしまおうという展示会。
「上田普作品展-書裂-」を開催致します。

モノクロの世界を思い浮かべられると思いますが
書とそれを描く人間が一緒に写り込んだ青写真の技法を用いた屏風作品や
文字が今にもとろけ落ちそうな色彩、素材豊かな作品。
立体的に表現され手に触れられる書まで。
今まで見た事の無い書の世界に迷い込んで頂きたいと思います。

上の画像はサイアノタイプと言われる青写真(日光写真)の技法を使った作品。
(DM写真で作品全体が見える様にしたのは今回が初めてかも知れませんね。)
書いている私も写って居ますでしょ。
この技法を使った屏風も用意しましたよ。
他にも胡粉や雲母なんていう日本画の画材も初めて使いました。

どうぞ足をお運び頂き、楽しんで頂ければと思います。

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上田普作品展-書裂-
日時:2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)
   11:00~19:00 会期中無休
会場アート○美空間Saga 
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2丁目13-18 観音寺ビル1階
TEL 078-321-3312

ワークショップ:10月27日11:00~ 定員:先着10名 、参加費:1,000円(雨天中止)
        青写真(日光写真)の技術を用いた書の作品の制作をして頂きます。
       道具は用意致しますので、手ぶらでご参加下さい。
作家在廊日:10/25日㈮・26日㈯・27日㈰・30日㈬・11/2日㈯・3日㈰・4日(月祝)
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作品「“な”の旋回」
  
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Posted by HIROSHI UETA at 06:18Comments(0)作品/Works

2013年06月26日

掛け軸完成

掛け軸が完成しました。
実寸を図るのを忘れていたのですが
洋間でも違和感なく展示出来る事を考慮して
縦1m程度で通常よりも短くおさめています。

作品「ながれ」 藍の花、中国画仙紙
藍の花はいつかも書きましたが
藍を瓶で発酵させる際に出てくる結晶の事。


本紙(作品)上下のだけに同系色の裂を付け
左右は無し。
その代わりに紫がかったインド更紗をスジで入れて頂きました。
軸先は鉄の様なやや鈍く光沢のある六角形の陶器。


作品「おむな(空蝉)」 墨、中国画仙紙

空蝉(ウツセミ)とは源氏物語に出てくる女性(空蝉)から。
蝉の抜け殻の意で、掴み所のない女性の事と理解した。


白い紙に、白地の裂を使ったので
赤や朱、黄色等の差し色を入れようかと色々考えましたが
グレーというかシルバーというか・・の生地を
作品の影が落ちているかの様に細く入れて頂いた。

そうする事で作品が少し浮いているかの様な
錯覚が生まれるかなと思いまして。
横より縦が若干細く成っている。

軸先はチーク材の様な色の寄木。
色合わせだけ見ると私のよく使ってる額装とそっくり。

モダン風でもなく、民芸風でもない物が出来上がった様に
感じていますがいかがでしょう?

今回度々表具師さんの所で打ち合わせをし
仕事を見せて頂きましたが
見えない仕事の多い事に頭が下がりました。

いつか仕立て直しされる事も考え、掛けた時の姿を見据え
巻く時の不都合が無い様に
事前、事前に手を打つ表具の技術に関心させられ通しでした。

やっぱり掛け軸は面白い。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:46Comments(0)作品/Works

2013年05月23日

自分とは何なのか?作品「我」


「我」myself
膠、ベーキングパウダー、墨、メディウム

以前紹介してました4月末に開催された「とよヌー」展
出品した作品を紹介します。

依頼内容は主催者の「曽根原豊土さんをある意味丸裸にして欲しい、制作方法は自由」という物。

私も曽根原さんにインタビューしてその人を理解し
どう料理しようかと色々考えましたが
結局投げられた問いには答えない事を選びました。
(制作しない、という意味ではなくてね)

「自分とはどんな存在か」というのは
きっとどんな人でも気に成るテーマだと思います。
人にどう見られて? どう思われているのか?・・・とか。

確かに、それは時に人に教えて貰う事でもあるし、自分で発見する事なのでしょう。
しかしそれらは、すぐ変化し埋没していく。そんな不確かさの方を表現する事にしました。

制作の仕方は
「我」を膠で書き、乾く前にベーキングパウダー(ふくらし粉)をまぶして文字を形成。
その上にからアクリルのメディウムに墨を混ぜた物をブッカケ、文字を泡化させました。

メディウムはハチミツみたいなトロッとした光沢のある物を使っているので
ほっておいても表面はツルッとして平らに成ってくれます。

黒い鏡面化された画面を覗くと自分が写り
その中には泡に成っていく「我」の文字。それんな作品が完成しました。

自分の確認と存在意義を問い続けられる。
そんな作品に成ってくれないかなあと思っています。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:09Comments(2)作品/Works

2013年02月21日

シンガポールの和食レストラン。作品「をんな」。


作品「をんな(源氏物語のをんなシリーズ藤壺)」
1480×1260(mm)

シンガポールの和食レストランEZOCAに納品しました作品の第2弾です。
この作品は2008年に京都のarton art galleryで発表した作品です。

なかなか大きな作品ですので
ホテルの様な大きな施設にしか収まらないと思っていたのですが
なんとシンガポールに行くことに成りました。

この作品は
源氏物語に登場する藤壺を「をんな」の3文字で表現したものです。
藤壺は光源氏の義理の母親ながら、彼と結ばれ子供を授かります。
表向きには出来ない激しい気持ちをエンボスで内に秘めさせ
表向きの凛とした姿を墨で表現しました。

写真には写りにくいのですが
左側に「を」右側に「な」のエンボスがあります。
墨の波線の様なのが「ん」です。

この大きな作品の額装にご協力頂いたのが大阪の「天勇」さん。
レストランオーナーのKさんのご意見で金をバックに使い
木縁はダークブラウンにしますと
落ち着いたながらも豪華な印象に成りました。


そして店内に飾られたのがこんな感じ。

←クリックして大きくご覧下さい。



ひきの写真ですがスゴク象徴的な作品に成ってくれていると思いません?
発送で何かと手間取り色んな困難がありましたが
無事収まってくれて安心しました。

また今年は
3月19日~arton art gallery で個展も用意しています。
どうぞお楽しみにしていて下さい。


日本食レストランEZOCA 
           EZOCA JAPANESE CUISINE
           The Quayside Isle 31 Ocean Way,
           Sentosa,#01-12 Singapore
岩崎建築研究室



  
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2012年10月06日

京昆布舗 田なか


先日「京昆布舗 田なか」さんに作品の納品を致しました。
店舗を改装され和風モダンな店内に
作品をご依頼頂き「そぞろ(歩き)」を納めさせて頂きました。

京町屋の格子窓の模様をエンボスで加工した
「そぞろ(歩き)」は昔の名残を残す古川町商店街にお店を持つ
田なかさんにはピッタリです。

他にも田なかさんの店舗ロゴ、主な商品名、包装紙等の文字も
書かせて頂いてます。



また昆布を中心とした商品はどれをとってもいつも美味しく
手で削りとられる朧昆布、ダシパックは色んな方に贈らせて頂いていますが
いつも好評を頂いています。昆布飴も懐かしくって大好きなのですが・・。

秋の紅葉に京都に来られる際は
平安神宮、祇園、知恩院、一澤信三郎帆布の
近くにある古川町商店街にも是非お立ち寄り下さい。
京昆布舗 田なか(ネット販売も可) http://www.eonet.ne.jp/~kyokonbu/
古川町商店街 http://www.furukawacho.com/





  
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2012年07月05日

ぐるぐる


作品「らせん」A4サイズ

7/1まで開催されていました「121人121色」展に
出品していた作品。

テーマが「ものがたり」という事があり
悩んだ挙句“線”にストーリーを持たせる事にしました。

別々の薄い紙に“らせん”の一文字ずつを書き
線がつながる様に重ね合わせました。
で最後にもう一枚何も書いていない紙を合わせて
レイヤーを重ねる様に作ってあります。

“ら”から順番に線がコチラに向って来る。

そして最後にコチラに飛び出てくる訳です。
そんな作品にしました。

ちょっと面白い物が出来たと思うのですが・・・?
  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:08Comments(2)作品/Works

2012年05月20日

京都で展示中!熱帯魚書?


「つどい」 アクアリウム作品
アクリルレーザー加工 魚:ブラックゴースト&グラスキャットフィッシュ
コラボレーションwith株式会社a.a.c.


昨年の神戸での個展で評判の良かったアクアリウム作品を
先週から京都文化博物館・別館内のアートンさんに展示してあります。

作品の解説はこちらで。

目にも涼やかですし
背骨まで透けて見える透明な魚と
黒くて奇妙な動きのする魚は見飽きる事がありません。

雰囲気良く展示されていますので
是非お近くの際はお立ち寄り下さい。
  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:25Comments(0)作品/Works

2012年05月02日

京都のギャラリーで展示中


展示作品「ひびき」

いよいよゴールデンウィーク突入ですね。
本日から約一ヶ月ほど京都文化博物館・別館のarton art galleryの常設展示で
私の作品も展示されています。

artonさんとは2008年の個展からのお付き合いで
同施設で毎年開催されてる京都アートフリーマーケットで知り合いました。

今回はシルクスクリーンの作品3点と
半立体の作品2点が展示されています。
現代アートギャラリーにには珍しく今回は和テイストな展示がされている様。

現在文化博物館・本館では民芸の芹沢銈介(せりざわけいすけ)展も開催されていますし
どうぞお近くの際は一緒に楽しんで頂ければと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:08Comments(2)作品/Works

2012年01月20日

作品入れ替えました。


作品「いのり」Pray 
シルクスクリーン 大理石粉 黒谷和紙 510×340(mm)
silkscreenprint, snowpowder on KUROTANI(KYOTO)Japanese paper 
協力:今泉版画工房

京都芸術センター(元明倫小学校)内の前田珈琲さんに
長らく作品を一点展示させて頂いてますが
今年に入り久しぶりに上画像の作品に展示替えしています。

一見白いだけの作品ですが
よく見て頂くと白い砂状の線で描かれています。

以前紹介させて頂いたアクセサリー
元作品ですね。
どうぞお近くの際は覗いてみて下さい。
チナミに
前田珈琲さんのラベルの文字も
私の書いた物ですので、メニューを開いた際は
一緒にご覧頂けたらと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:54Comments(0)作品/Works

2011年12月30日

絆の本当の意味。


「きづな つな つなぐ」 900×600(mm)×3 
綱型エンボス 蝋 黒谷和紙

                              <クリックで大きく見られます→>
2011年は様々な事がありました。
で 今年を表わす一文字は「絆」でしたね。

私も「手をつなぐ」という事をテーマに作品展をしました。

しかし、実はこの「絆」というこの漢字の成立を調べますと
「牛や馬を綱で繋ぎとめる」「拘束する」という意味合いが出てきます。
「繋」ぐも同様。今の意味とは違いますが糸ヘンである理由が分かりますよね。

という事で「綱」を調べると
ツクリの岡は、金属を鋳造する時の型と火の意味があり
綱に「断ち切りがたい、つながり、きずな 」の意味が現れました。

そこで今年神戸のSagaさんで展示した作品。
3枚の和紙に渡り、繋がる様に縄模様をエンボスで入れてあります。
真ん中は縄で「な」の形をしています。

蝋を溶かして書いた部分は半透明に成るので
バックライトで文字が浮かび上がる様にしてあります。

きづな

つな

つなぐ

言いたい事伝わったでしょうか。
今年の事を忘れないでこれからも手を取り合っていきましょう。
皆さま良い年をお迎え下さい。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:58Comments(0)作品/Works