Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年01月23日

ブルース魂



私が本当の意味で音楽を出会ったのは、大学に入った時。
中学生の頃からギターを始め、高校ではバンドを組みその頃の流行の
J(S)W(ジュンスカ)やブルーハーツの様なバンドのコピーをやってました。
しかし、あくまでもコピーでしかないから上手くいったっか、失敗したかの感想しかなく
気持ち良くプレイ出来るなんか程遠いものでした。

大学の入学式後、部室の一室から流れる「ジョニーBグッド」に「これや!」と思ったのです。
楽しいリズムなのに音が何となく物悲しい・・。しかも、アドリブの塊の様な音楽。
楽しそう~!これがしたいと思いました。
ブルースという音楽は、BBキングも言ってますが
Everyboby has the bluse 「誰もがブルースを持っている」
その人が経験してきた事、作り上げてきた考え方、良い事、悪い事、恋愛のゴタゴタ。
全ての物事が音となって表現できる音楽なのです。
なぜか?
それはシンプルな音楽だから。
   (だから難しいという事もあるのですが。)

その後、私はその先輩に価値観が変えられる程ブルース魂を叩き込まれる事になったのです。
「全ての事が表現の元になる。」
その考えが、失恋しても、今の自分の現状にため息をついても。
これが俺のブルースになるんや!
と何か得た気になるキッカケになったのです。

写真は格闘技のポスターの依頼を受けた作業風景。  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:13Comments(0)書道とブルースの境。