Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年02月02日

アイク・タナー




samさんから昨日のアイク・タナーの事でコメント頂きましたので
今日もその続きします。

シカゴのブルースフェスティバルの開催時期に
ブルース、JAZZ専門のレコード屋サン
(昨日の写真「空を磨く男」を撮ったビルの後ろ手にあります。)に行ったら
ピアノの生演奏を演ってたんです。
周囲はレコード屋のスタッフばっかりだったので
近所のミュージシャンかなと思って普通にCDを物色してて
ちらっとその人らの顔を見ると
中にアイク・タナーが!
そしてピアノを弾いていたのはパイントップ・パーキンスだったのです。
心中「ウオ~~!!!」と大騒ぎだったのですが
周りの人があまりに普通にしてたので、一人騒ぐ事も出来ず
握手だけして、写真も撮らずCDの物色を続けたのでした。

その後、ブルース・フェスの会場に。
アイク・タナーはレコード屋で一緒だったパイントップのステージに上がりこみ
一緒に演奏。
会場は大騒ぎ。
その日のオオトリも勿論アイク。
メインステージで元妻ティナ・タナーに歌わせてた名曲を歌い大盛り上がりを見せたのです。

私は、大いなる後悔と共にホテルに戻りました。

写真は右アイク・タナー。左パイントップ・パーキンス。
Chicago Blues Fesにて
               



  
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Posted by HIROSHI UETA at 14:05Comments(1)書道とブルースの境。

2007年02月02日

空を磨く男



大学卒業後、一年間アルバイトをして中国に書道の勉強の為留学しました。
しかし、私が見た中国の書は日本にもう既に入って来てる物で
目新しさが感じられませんでした。
もちろん本物が見られるという事と、歴史的な価値は素晴らしいことですが
表現者として、今の中国の書家の作品が見たかったのですが
それはかないませんでした。(出会わなかったと言った方が正解なのでしょうが・・)

そしてハーモニカ(ブルースハープ)を持って行ってた私は、アメリカ人達とバンドを組んで
夜な夜な外国人が集まるバーで演奏して稼いでたのです。
それが余りに楽しかったのと、中国留学に見切りをつけた私は
「アメリカにブルースを演りにいく」と向かったのです。

ブルースの本場はシカゴです。
そして私はシカゴのステージに立つことに成ったのです。

その話は又の機会に。

写真はシカゴのビルを窓を磨く男。
この直後アイク・タナーに会ったのですが。
                        
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Posted by HIROSHI UETA at 00:54Comments(1)書道とブルースの境。