Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2007年06月08日

目を洗え







韓国のアートイベントKIAF(コリア インターナショナル アート フェア)
http://www.kiaf.org/
に参加してました作品が戻ってきました。

今までのアジアのアートマーケットの中心は香港と東京でしたが
今回のイベントに私の作品を持って行って下さった
ARTONさんの話によると
韓国のアートシーンも結構大きくなってきているとの事
今回も前年度に比べかなりのブースが増えてきているようです。

勿論、ニーズがあるから提供する側も増える訳で
今後の飛躍が楽しみです。

日本のアートシーンはいつまでたっても
大御所だけを有難がる風潮は変わらない。
それは、ブランドや流行りに頼ってでしか物を判断出来ないのと大差ない。

現在多くの日本人作家が海外で評価を受け
日本に逆輸入といった形で、日本での地位を獲得している。
(海外での評価に弱い日本人の心理も利用してるわけでもあるが・・。)

これは、日本では評価をしてくれる形式もしくは人がいないからである。

美術館が流行りつつある今。
多くの人に美術に触れて頂き
注釈や評論に惑わされる事のない自分の見方を持って頂きたい。

そういった見方が出来る人が増えてくれないと
日本のアートシーンもいつまでたっても変わってくれないし
志半ばで辞めていく若手アーティストも後をたえないでしょう。

画像はKIAFでのART GALLERY "arton"さんのブース模様。


  

  • LINEで送る


Posted by HIROSHI UETA at 19:39Comments(0)個展・グループ展/Exhibition