Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2008年10月26日

棟方志功


棟方志功作 「華厳譜・風神の柵」 昭和17 30.3×37.9cm 
雑誌「京都」1976年より


TVで棟方志功のドラマをやっていて
途中からですが見ました。

いくらか脚色されてるのでしょうが
作家の作品に対する熱意
取り巻く人々の温かさが
自分と重なり何度か熱い物が込み上げて来そうでした。

私にも多くの支えて下さる方が居ります。
自分を疑いそうな時
そういった方々を裏切ってはイケないと
自分に喝を入れるのです。

先人が真摯に向き合い、戦った芸術の世界。
同じ土俵に立とうとする人間は
先人に失礼のない態度で芸術に向き合わないと、
と自分を戒めている。

・・なんて言うと今の時代にあわないのかな。?
多くの現代美術と言われてるのを見ると溜息が出る。

そう言えば最近一般誌にも民芸を取り上げていたり
民芸関係の作家の展覧会も良く目にします。

何か新しい動きでしょうか。?



棟方志功書 「華厳」

横画がシマシマに成っています。
これはきっと畳跡です。
棟方の筆圧が分かります。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 00:14Comments(0)マイ・フェイバリット