Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2009年05月29日

酔って候


「酒」
中国の「史晨前碑(ししんぜんひ)」という碑からの抜粋。


隷書(れいしょ)と言われるこの書体は
フォントとしてもチョクチョク見かける様になりましたが
教室でも結構人気のある書体です。
私も学生の頃ハマりました。

実はコツを掴めば書きやすい書体でもあります。

基本は水平、垂直に線を組み立てていく事。
縦線は短めに、横線を長く
筆先を出さない事。
波磔(はたく)というハライのある横線がある事です。
(この酒という文字でしたら酉の一画目の線がはらっていますよね。)

これが出来ればらしく成ります。

ちなみにこの酒のサンズイの下空いてますよね。
この空き具合が絶妙なんですよね。


教室の時間帯を変更致しました。
 詳しくはhttp://hiroshiueta.kyo2.jp/e84455.htmlにて。





  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:43Comments(0)書道教室