Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2009年10月16日

「林京石すずり」展

「林京石すずり」展


「林 京石 すずり 展」
会期 10月14日(水)~10月20日(火)
    午前10時~午後8時(最終日 午後5時迄)
会場 高島屋京都店6階 特選和食器サロン

望月知石師(山梨県)に弟子入りし、修業後、
硯職を天職として地道に皆様に喜んで頂ける
硯を作り続けたいと願っています。
この度初個展ですが、
使い心地の良い色々な形の硯をご用意致しました。(DMより)



数年前、京都の野外イベントでお会いし
私の展示会にもよくお出で頂いてます
京都で唯一の硯職人(本人談)の林京石さんが
高島屋京都店にて一ブース設けまして
制作された硯を展示販売されて居られます。

林さんは現在29歳。
何をどう思って硯職人を目指されたのかは分かりませんが
日本の名石が採られる山梨の雨畑で修業され(私も大学時代に見学に行きました)
現在もその雨畑の石を使って京都で制作されて居られます。

私達にとって硯は大事な道具なのですが
イカンセン非常に難しい物でもあります。

と言いますのも
石をいう物は、ほんとにピンキリなのです。
家一軒程の値段の物もあれば
数千円の物もある。(大きさ関係無く)
宝石からタダの石もある訳です。

中国に居た頃は、硯の表面を綺麗にコーティングされ
全く使い物にならない物も見た事がありますが・・。

目利きの人が見れば分かるのかも知れませんが
私には美術品の硯よりは
実用的な物が必要な訳で
林さんの様な方が居て下されば非常に助かると感じて居ます。

間違いのない国産の石で
目の前に職人さんが居て下されば
安心して使っていけますよね。

ちなみに硯は長く使っていけば
だんだん磨れなく成ってきます。
細かい目が削れていく為なのですが
こういった時も林さんは手助けして下さる様ですので
この機会に是非覗かれてみてはいかがでしょうか。
「林京石すずり」展



  • LINEで送る

同じカテゴリー(お薦めの展示会)の記事画像
セリーヌ・ライトさんとパフォーマンス関西日仏学館(京都)
宮本信代 墨絵展
ジャズバンドとのコラボ@Tokyo 配信も!
これからのアートを考える
VR書道(!)で映像作品に参加 東アジア文化都市2017京都
VR(バーチャルリアリティー)バトルに書道で参戦!
同じカテゴリー(お薦めの展示会)の記事
 セリーヌ・ライトさんとパフォーマンス関西日仏学館(京都) (2023-11-30 18:44)
 宮本信代 墨絵展 (2022-11-22 20:32)
 ジャズバンドとのコラボ@Tokyo 配信も! (2021-10-06 15:04)
 これからのアートを考える (2020-05-05 13:56)
 VR書道(!)で映像作品に参加 東アジア文化都市2017京都 (2017-03-15 21:00)
 VR(バーチャルリアリティー)バトルに書道で参戦! (2016-08-15 12:52)

Posted by HIROSHI UETA at 00:46│Comments(0)お薦めの展示会
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。