Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2016年10月09日

ウェールズの古城で書デモンストレーション

こんな事をやって来ました!
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズのSt. Davids(セント・デイヴィッズ)市にあるBishop's Palace(セント・デイヴィッズ主教邸)
ウェールズの古城で書デモンストレーション

石造りのスゴイ建物ですよね。
こんな素晴らしい所でデモンストレーションさせて頂きました。
ウェールズの古城で書デモンストレーション
こちらがそのポスター。私巨人でしょw!

近くからだと

ウェールズの古城で書デモンストレーション
中に入ると
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション
そして会場はココ。
ウェールズの古城で書デモンストレーション

13~14世紀の中世に建てられたというかなり大きな建物です。
隣にはウェールズで唯一の大聖堂がありその大聖堂がある事で
この町は小さいながらも市としての称号を受けたんだという事でした。
ウェールズの古城で書デモンストレーション
St. Davids Cathedral(セント・デイヴィッズ大聖堂)

準備
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション

紙は1.5m×10mモノを4本用意して頂き
それを敷き詰め6m×10mのサイズにするのですが
風が強く紙が巻き上げられて破れそうになったり、敷き詰めるのもひと苦労。
何度か心が折れそうに成りながらも
ちょっと敷いてはオモリを置き、ちょっと敷いてはオモリと
皆さんに手伝って頂きながら
なんとか敷き詰められました。(いつも準備と片付けがホント大変なんですよね。)
ウェールズの古城で書デモンストレーション

今回のテーマは「時間と未来へつなげる」という事。
こんな歴史的な会場を見ていると
石を一個一個積み上げてこれを作った多くの人々とその時間。
今までここで行われた様々な出来事。
ここに足を運んだ多くの人が想像できます。
また未来への私達の責任と役割なんかも感じられました。
という事で
そういう内容の文章を先ず書いて
ウェールズの古城で書デモンストレーション
時間や年を表す干支の十二支を全て
ウェールズの古城で書デモンストレーション
その中でも龍(辰)はこのウェールズのシンボルでもあり
虎(寅)は私の干支なので
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション

時計方向に書いて行きながらも墨を重ねる事で埋まっていく空白部分も時間の経過を意。

で、こんな感じに成りました。
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション

その後英語で必死に解説し無事会場を汚す事も無く終えられました。
(座っているのは足の裏が墨だらけなので歩き回るとその辺を汚すから。)
ウェールズの古城で書デモンストレーション
ウェールズの古城で書デモンストレーション

気が付けばお尻の筋肉が痛かったり
足首が捻挫気味だったりw。

とにかく役目を果たせた事の安堵感と
興奮気味にみんなが喜んでくれた事がホント良かった。
ご協力頂いた皆さん、サポート頂いたfishguard arts society
Sasakawa Foundation、Daiwa Foundation
ありがとうございました。
ウェールズの古城で書デモンストレーション

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