Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2024年02月22日

個展 上田普展-行間-



いつだったか京都国立博物館で見た茶の展示で
利休が作ったという棗や茶杓の小振りなモノの魅力がずっと頭に残っていて
何か小さな作品で展示がしたいと思っていました。

利休って180㎝ほどあったという大柄な人が
普通より小振りなんじゃないのかと思える棗や茶杓を扱う所を想像すると
なんかこう慈しむ様な素振りが目に浮かび、そんな作品が良いなあって思ってたんです。

そして20年ほど前からずっと憧れ、意識して好きな本阿弥光悦の茶碗「雨雲」。
樂家先代の樂 直入さんの著書「光悦考」も読んで仮名で茶碗を表現してくれている事に
嬉しさを感じ。AMAN京都内の和食「鷹庵」さんの案件で散々光悦の消息の臨書をする機会が持て。
何故あの形容し難い魅力が、数百年も人の琴線に触れさせ続けられるのか
いつか私もそんなものを作りたいと。なんかずっと調べていました。


現在東京国立博物館で開催中の「本阿弥光悦の大宇宙展」で光悦の良さの秘密を知りたくて
リサーチの様な気持ちで行ったのですが
目の前にフト「雨雲」があり、「まさかっ!」って本当に震えたんですよね(笑)。
(目録を見てなかったので展示されてるとは知らなかったのです)

めっちゃ見てきました。他のお客さんがショーケースの中のお茶碗に向かって
両手で持つような仕草をしてるのを見て「なるほど」と思い、私もやってみました。
正直、まだ何にも掴めていませんが「やはり良い!」のはよく分かりました。
あと光悦の刀を見る目と茶碗はよく似てると感じました。

そして本展。今ぼんやり思い描いてるコレをなんと形容するのかと
もう一度「光悦考」を開いていて見付けた言葉が今回の展示のタイトルです。
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上田普展ー行間 ー
Hiroshi Ueta Solo exhibition
日時:2024年3月9日㈯~17日㈰
    12:00~19:00 
    ※12日㈫&13日㈬ 休廊  最終日17日㈰17:00まで

会場ギャラリー佑英(大阪Osaka)
  〒550-0002大阪市西区江戸堀1丁目23番14号新坂ビル1F
  Tel 06-6443-0203
←DMビジュアルはコチラ

――――――――――――

文章の行と行の間。
文面に表れない真意。行(ゆく、おこない、ぎょう)の間。
表と裏、陰と陽の間。
行間がイメージを拡げ、緊張と寛ぎを与え、余韻とリズムを生む。
行が人の制限下だとしたら、行間はおよぶ所の無い場所。
そんな危うい所に手を伸ばし、触れられずとも理解できないかと墨に問う


”行”は私にとってはコロナ禍のテーマの文字です。
自分達のいが感染につながり
未来のく先を危ぶみ
を行うかの様にステイホームしていた
あの時間。

ちょうど今が次のパンデミックまでの間の時間なのかも知れないし。
そんな事を思っていると「行間」というワードがどんどんピッタリな気がしました。


で、どんな作品なんやねん。って話ですが
掛け軸も順調に進めて頂いていますし、経師さんとの話も済みました。
もちろん今現在は必死のパッチですが
私も会場がどんな風になるのか楽しみなんです。
是非楽しみにお越し下さい。
私もずっと会場に居ますので!
※休廊日あるのでお気を付け下さいね。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:26Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2023年11月30日

セリーヌ・ライトさんとパフォーマンス関西日仏学館(京都)

9月にパリ デザインウィーク2023で
照明デザイナーのセリーヌ・ライトさんと行ったコラボレーション。

既にインテリアショップからのオーダーを受けて頂いてて
こういうのを幾つか制作させて頂きました。

その後「陰と陽」と題してセリーヌさんのショールームでコラボレーションのパフォーマンス。
セリーヌさん自身はパフォーマンスなんか初めてと言ながら
何度も何度もリハーサルを行って
なんとか無事に行う事ができました。

その時の様子の編集も終わりましたのでご覧ください。

みんな扇いでるでしょ。ほんとに暑かったのです。
フランスってあまりクーラー使わないのですよね。
夕方になるとワインボトル片手に外に出て涼むって感じで。
家でもクーラー使わない。あるのかな?
ともかく入れない人は外からも沢山見守ってくれていましたね。

この「陰と陽」のパフォーマンスですが
京都でも行う事が決定しました!

現在セリーヌ・ライトさんは関西日仏学館に照明を取り付ける為に京都に来てて
そのお披露目として再びコラボレーションパフォーマンスを行う事になりました。
日時:12月13日(水)18:30~
会場関西日仏学館(京都)1F 
    京都市左京区吉田泉殿町8
そうそうない機会ですので
是非お越しお頂ければと思います。


  
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Posted by HIROSHI UETA at 18:44Comments(1)メディア/Mediaお薦めの展示会

2023年11月13日

普及版「絵本 龍潭譚」刊行されました。


200部限定一冊30,000円の「絵草子 龍潭譚」から12年。
普及版「絵本 龍潭譚」が国書刊行会から定価2,750円 にて発売されました。

今年は泉鏡花生誕150年の年で様々な角度から泉鏡花に関するイベントが催されました。
今も坂東玉三郎×泉鏡花、幻想の美 舞台4作品が全国映画館で上映。
金沢の泉鏡花記念館では特別展「再現! 番町の家」が開催中。
また可愛らしい鏡花が歩き回るweb展覧会もコチラで。

泉鏡花作品に触れる事になったのは
まさに12年前の「絵草子 龍潭譚」からです。
イラストレーターの中川学さんが泉屋宏樹さんに自費出版で本を作りたいという相談をされ
そのタイトルを書かせて頂く事になってから。
その後「絵本 化鳥」、「朱日記」、「榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話」と
関わらせて頂きました。
なんなら私自身が鏡花に似てるんじゃないか!?という話になったり。
鏡花の手書き原稿から垣間見える鏡花の人物像をお話させて頂いた事もありました。

さて今回、私の読めるのか読めないのか分からない「龍潭譚」の文字を
(当時、読めなくても構わないという中川さんからのお話があったからですよ)
残して頂き、装いを新たにしつつも、元の印象を上手く残して普及版が完成しました。
元のA4サイズから手に収まるA5変型判になり、金属の表紙から黒い紙の表紙になりましたが
本を開くと見事に前の印象を残しています。
紙の手触り、色合い。色々苦労があった事は聞いていますがこれも素晴らしい本になったと思います。
というか印刷、デザインは新たに凝りに凝ってます。
苦労話は泉屋さんの方から。

今回出版記念として
鏡花生誕150年「絵本 龍潭譚」刊行記念原画展が開催されます。
会期:2023年11月17日(金)~12月4日(月) 最終日17時まで
    12:00 ~19:30(日曜日は19時まで) 11/21日(火)、22日(水)、29日(水)休み
会場:本屋Title 2Fギャラリー
    〒167-0034 東京都杉並区桃井1-5-2
中川学さんの朗読会&サイン会:11月17日(金)15:00~16:00 参加費無料
中川学さん在廊日:11/17(金)12:00~17:00 &12/3(日)13:00~17:00
ということです。
お近くの方はこの機会に是非足をお運び下さい。

これまで長く使っていた煙管がとうとう支障をきたしてきて
谷川清次郎商店に行きますと確か鏡花記念館で見たような煙管が。
これもご縁と思い購入してきました。
これは”如心”という煙管なのですが、茶道表千家で使われる型だそうです。
鏡花は表千家?かどうかは分かりませんが
沢山の持ってた内の一つはこの型の煙管だったと思います。

せっかく似てると言われていますので、煙管も寄せてみた訳ですW。
国書刊行会HP https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336075383/




  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:42Comments(1)作品/Works依頼作品/made to order

2023年10月30日

第56回造本装幀コンクールで「海の庭」が文部科学大臣賞を受賞!





第56回造本装幀コンクールにて大竹民子著「海の庭」が文部科学大臣賞を受賞致しました。
ブックデザインの泉屋宏樹さんから電話を受け「ウソッ‼」と大きな声を上げたので
階下から妻が「どうしたの?」と駆け上がってくるほどの驚きとビッグニュースでした。

授賞式では改めて製作メンバーと家族が集まる事ができ
また国書刊行会の磯崎さんも来て下さったので
ようやく本当の製作メンバーが集結する事ができました。
(コロナ禍での制作でしたのでほとんど顔を合わせる事ができなったのです)

他にも印刷、製本でお世話になった方々とも初めてお会いする事ができ
コチラの知り得なかったご苦労も聞かせて頂き
本当に色々な方の手があり、この本が形になったのだと改めて感じました。
皆様ありがとうございました。そしておめでとうございます。

受賞式での泉屋さんのコメントも良かったので
それは泉屋さんのnoteから是非ご覧ください。
泉屋さんこういう時には必ず私とTRINITASとのコラボシャツを着てくれてます。感謝。
審査員の方も「本と同じオーラを感じたからきっと同じ人が作ったのだと思った」と言ってくれてました。
そういうモノなんですかね? でも嬉しいお話でした。

今後受賞作品は印刷博物館、 奈良図書情報館などでの巡回展。
来年開催されますドイツ・ライプツィヒでの
BEST BOOK DESIGN FROM ALL OVER THE WORLD『世界で最も美しい本コンクール』。
フランクフルト・ブックフェア等に出品して頂けるとの事。
もちろんまだ購入可能ですので
コチラから国書刊行会HP是非お手に取って頂けたらと思います。

審査員の方々のコメントが授賞式で配られた冊子にありましたので掲載させて頂きます。
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島根の海辺で暮らす大竹民子氏の随筆集。 紡がれた文章からの「枯山水と水」の相反するイメージを巧みに融合させ、美 しい本に仕上げた。 龍安寺の砂紋を表す規則的な空押しの白いカバーに、墨の滲みが帯として重なる。 滲みは、深い藍色の表紙、見返しへと浸透し、 本文へ導いていく。天地小口 も藍に染められ本文ページとコデックスの背の白が浮き立 つ。 見え隠れする綴じ糸が愛おしい。 バーコードの対応も含め、 隅々に本づくりの誠実な熱意を感じた。
( 浜田桂子 )

帯に墨の滲みの広がりが3つ。 色は白と黒。 シンプルで、広 がる円の柔らかさと、硬質さが同居する。 龍安寺石庭の一部 を写し出した、と知って納得。
日本の石庭は思想だと思う。 透け感のあるカバー、 表紙、裏表紙までしみこむ墨の痕を表現し、奥行きを持たせたことにその思想を感じる。 チリを1ミリにしたところにも、研ぎ澄まされた日本的な美を表現し、ストイックな美を追求している。
( 中江有里)

魅力的な縦長の判型とコデックス装が本書に与える、片手で持って開ける安定感が実にいい。 テキストを上部に揃え下に広めの余白をとったレイアウトは、視線を上目に集中させ、読者の背をシュッと伸ばす。 また、本をめくる手が邪魔にならず、 ページと視線がスムーズに移動する。 紙の透け感を利用した 2枚のジャケットと本体に配された、タイトルと呼応する水墨調の表現が、 濃灰色の本文とともに本全体を貫き、本書を静穏なオブジェクトにしている。
( 寺本美奈子)
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事細かに本を見て頂いている事が分かります。
また専門的な目線も、コレは泉屋さんや制作に携わってくれた方々の苦労が報われますね。

最後に今年3月に島根県立美術館で開催しました「海の庭出版記念原画展」
その会場で流していました著者自身によって撮影されました松江の風景。
「海の庭」の原風景です。youtubeにアップしましたので本を片手に目と耳で楽しんで頂けたらと思います。

みんなおめでとう!



  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:23Comments(1)作品/Works依頼作品/made to order

2023年10月30日

風の聲(こえ)亀岡城跡芸術展終わりました。


京都・亀岡で開催していました城跡芸術展2023が終わりました。
ゆったりとした、清々しいアートイベントで天気も気候も良かった事もあるのか
ともかく気持ち良く過ごさせて頂きました。

この会期の直前にガザ地区とイスラエルの争いが始まりました。
昨年イスラエルで書道を勉強されてる方たちが団体で京都に来られて
書道のワークショップをしましたし、この直前の時期にも
もう一度できないかと打診されて、制作の忙しさを理由にお断りさせてもらってたんです。

本来なら皆さん日本に来てて、何処かで書道の勉強をされてる予定でした。
それがこんな事で全てキャンセルに成ったと主催のイスラエルの書家さんは話していました。

書道教室の生徒さんの中にはウクライナの方も居り、彼女は現在ドイツに避難していますし
フランスからオンライン教室を受けてる方はユダヤ人系の方で親族はイスラエルに居ると話していました。
アメリカ、ユーロ、アルジャジーラのニュースを見て、それぞれの動向を見ているそうです。
同じ戦争でも立場が違えばそれぞれが違う事を話している。
複雑で長い歴史的状況もあり、ややこしい利害関係までもが結びついて。

"人は静かである事を物音を聞く事で認識する。
病気になる事で健康を思い、争いを体感する事で平和を願う。
いま風のただ中で何を思う。”

この展示の為に書いた文章です。
2014年香港のアジアデザイン賞の授賞式で審査員の方が話されていました。
「今日ここに集まっている皆さんは各国を代表する優れたデザイナーの皆さんです。
その優れたデザインの力で、世界をより良い方へ導いていって下さい」と。
アジアデザインとは言え、世界的企業の優れたデザインも含めたアワードでしたので
確かに!と思えました。
優れたデザイン、作品は世界をより良い方へ導けるかも知れない。


霜草欲枯虫思苦
風枝未定鳥栖難
いまこむと だれたのめけん
あきのよを あかし
かねつゝ まつむしのなく


インスタレーションは写真では伝わりにくいので動画にしてみました。
hope see you guys soon.
I believe that good art piece can make better world.

  
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Posted by HIROSHI UETA at 01:51Comments(0)作品/Works

2023年10月11日

城跡芸術展(亀岡市) SHIROAT ART EXHIBITION 2023


京都市の隣、亀岡市で開催されるアートイベント
城跡芸術展に参加致します。

会場は明智光秀ゆかりの丹波亀山城跡。
JR亀岡駅からも徒歩で10分程度だと思います。
展示場所の下見時

いつも会場の下見の時には360度カメラを持って行くのですが
後でコンセントは何処だっけ?天井どんな感じだったっけ?という時に
ほんと便利。RICOHさんのインタビューでも話していますが
その360度写真をVRゴーグルで見るとサイズ感も思い出せるのでオススメですよ。

話を戻します。
展示以外にもイベントが色々ありますのでご紹介。
≪ボンボンマルシェ Vol.8≫
10月14日(土)/ 10:00~17:00 
入場無料(ワークショップは一部有料)

“亀岡市内のモノ・ヒト・食”の「循環」をコンセプトに、地域に新たな価値を生み出し
愛着の湧く日々をつくるマルシェです。クラフト、物々交換市、食のマーケット
ワークショップなど、総勢39組の出店が会場に立ち並びます。
詳細はコチラ

≪展覧会ツアー≫
10月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
10:00~12:00 参加費:無料

在廊しているアーティストに作品や制作に纏わる話を聞きながら展覧会を回ります。
皆さんでわいわいと話しながら見ることは、一人でじっくりと作品に向き合うこととは
全く別の体験になります。お気軽にご参加ください。

≪パフォーマンス:風の庭 Another episode of DUALITY≫
10月14日(土)、15日(日)/ 12:00~、15:00~
公演時間70分(パフォーマンス + トーク)観覧費:無料

現代美術家・ストリートダンサー(B-boy)の辻將成が、手掛けるパフォーマンスアートDUALITY。
どのような時間・空間が展開されるのだろう。
踊りは言語では無い。その目・身体で体感しに来てください。

≪パフォーマンス:日置結弥 Yuumi Hioki≫
10月14日(土)/ 11:30~、13:30~
    22日(日)/ 11:30~、14:00~
公演時間20分 観覧費:無料

絹の羽衣と人をテーマにした舞。自然の中で縫うように、静かに呼吸するように、踊る。日本における絹
の伝承、秋の豊穣、衣食住、日々の豊かさに祈りを込めて。

などなど。なんか楽しそうですね。
関連イベント、展示もあるみたいですので
コチラも参考になさって下さい。
かめおか霧の芸術祭

またちょうど開催時に
亀岡祭というのもあるみたいです。京都の祇園祭の様に
山鉾が立ち並ぶみたいですね。
丹波亀山城跡周辺の山鉾町では23日から山鉾が建ち
暗くなると提灯が灯り山鉾の上で子供たちがお囃子を演奏するんだそうです。
10月23日(月) 宵々山
10月24日(火) 宵宮
10月25日(水) 山鉾巡行
亀岡祭 https://www.k-yamahoko.com/

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城跡芸術祭2023 
会期:2023年10月14日(土)〜10月25日(水)
    10:00-17:00 (会期中 無休)
(土&日は私も会場に居る予定にしています。)
会場:丹波亀山城跡(大本本部)
    京都府亀岡市荒塚町内丸
電車/ JR嵯峨野線 亀岡駅 南口より徒歩10分
車/京都縦貫自動車道亀岡ICより10分(駐車場完備)
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秋の心地の良い時です。
どうぞお立ち寄り下さい。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 20:05Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2023年10月02日

「境界 / Le seuil」マルゴ・ガシさんニュイブランシュ京都2023


9月30日から京都の各地で始まりましたニュイブランシュ京都2023
ニュイブランシュ京都は京都市と関西日仏学館が毎秋開催するアートイベント。
ニュイ・ブランシュ(白夜祭)ホントは夜のアートイベントだそうで
パリでは理由をつけて夜中歩き回れるので若い子たちはこのイベントが楽しみなんだそう。
ともかく現代アートの祭典です。
今年も日仏アーティストによるビジュアルアートやパフォーマンス、展覧会などが開催されています。

今年は名古屋在住のアーティストMargot Gachesマルゴ・ガシさんの展示
「境界/Le seuil」にゲストとして参加させて頂いています。

マルゴさんはサイアノタイプの技法を用いて写真を着物の反物に写し取り
インスタレーション的な展示を展開。
私はサウンドクリエーターのエイジ・ジョン・インファンテ・ミツタさんと
音を採取したり、マルゴさんと撮影を行ったりとで
映像作品を共に製作させて頂きました。

マルゴさんが言うには作品になる前のアトリエでの現象を“境界”としていて。
アーティストの呼吸、また作品(生命)が生まれる(芽吹く)。
そんなものが表現できたと思います。
「こんなものができたら良いなあ」と思ってた以上のクオリティーで仕上がってきて
やはりそれぞれのプロが集まると違うな~と実感。
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「境界/Le seuil」 (ニュイブランシュ京都2023関連イベント)
Margot Gaches マルゴ・ガシ

ゲスト:エイジ・ジョン・インファンテ・ミツタ&上田普
キュレーター:オレリー・カルレ
会場The Terminal Kyoto
京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
会記:2023年9月30日(土)~10月9日(月)
    9:00~18:00
https://nuitblanche.jp/evenements/leseuil/
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サウンドクリエーターのエイジ・ジョン・インファンテ・ミツタさんはSUZU HOUSEでも展示中
https://nuitblanche.jp/evenements/miruotokikuiro/
既に終わった展示もありますが
開催中のイベントも沢山あります。
詳しくはニュイブランシュ京都HPにてご確認下さい。


木津川アートでおなじみ奥中章人さん 関西日仏学館(コチラの展示は終わりました)


「むせかえる世界」砂山典子さん 京都市京セラ美術館 (コチラも展示は終わりました。)

ヴィラ九条山 次回は10月5日 14:00-21:00にオープン
  
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Posted by HIROSHI UETA at 16:15Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2023年09月07日

パリのデザインウィークでコラボレーション


8月の末にコペンハーゲンに行きenter art fairという北欧最大と言われるアートフェアに行ってきました。
そのアートイベントに来年かともかく今後参加できたらという思いで
どんな作品があり、無いのか。スケール感も含めて見てきました。

もう一つ重要な事がコペンハーゲンのこれからスタートするギャラリーとの
契約です。全てではありませんが、一部の私のシリーズ作品に対するヨーロッパ中心に販売する契約を結んできました。
来年からヨーロッパで展示を行う準備が整いました。

セリーヌ・ライトの工房にて。スタッフの子達が見守ってくれています。

その後パリに移動し
今週末から開催されるパリのデザインウィークに合わせて
以前京都のヴィラ九条山にも来てて、数年前もパリでご一緒したセリーヌ・ライトさんと
今回もコラボレーションを行います。
今回はしっかりオンラインでミーティングし、準備期間も取ったので
なかなかしっかりしたコラボレーションができそうです。

私が絡んだ新しいセリーヌ・ライトの照明器具が限定で製作。
今後販売もされる様になると思います。

今後のコラボシリーズを製作


セリーヌ・ライトと実験中

また9月9日の夜にはパフォーマンスも。
パフォーマンスなんかやった事ないというセリーヌも登場してもらいます。

着いたそうそう製作ばかりでパリらしい事はあまりできませんが
それでも沢山の人達が待っていてくれ、友人達が声を掛けてくれるので
忙しくも嬉しい滞在になっています。

いよいよ今週末はイベント当日
多くの人に楽しんでもらえる様、下準備に、イメージトレーニングに
行っておこうと思います。
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de Kyoto à Paris /京都からパリへ
Collaboration with Celine Wright event
Vernissege le 9 Septembre 2023 /2023年9月9日
会場:セリーヌ・ライト ショールーム showroom: 56 Rue Saint-Louis en l'Île−75004 Paris
À partir de 18h / 18時~
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Posted by HIROSHI UETA at 04:55Comments(1)個展・グループ展/Exhibition

2023年06月12日

天然大海老天丼と自家製のおうどんの店「白狐」OPEN!

6月20日ららぽーと和泉店
天然大海老天丼と自家製のおうどんの店「白狐 (シロキツネ) 」がオープン致します。


屋号と商品名を書かせて頂きました。

屋号の由来はご家族の出身地にある島根県の太皷谷稲成神社との事で
島根には今年3月に展示をした事もあり
私としてもご縁を感じる所でもあります。

これからの夏場でも楽しんで頂ける様にセイロの商品があったり
天然大海老、特A米のお米、無添加調整のお醤油
小麦アレルギーをお持ちの方でも楽しんで頂ける様に
様々に商品開発をされたとも伺いました。
ビジュアルからでも美味しそうですよね。

ららぽーと和泉店のHPを見ると夏物のセールが始まったり
新店舗も続々とオープンされる様子。
是非この機会に足を延ばしてみてはいかかでしょうか。
で、食事は是非「白狐」で楽しみ下さい。
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白狐  6月20日(火)OPEN
ららぽーと和泉 レストランフロア2F webサイト
住所: 大阪府和泉市あゆみ野4-4-7
営業時間: 平日  11:00~21:00(ラストオーダー 20:15)
          土日祝 11:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
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Posted by HIROSHI UETA at 03:20Comments(0)依頼作品/made to order

2023年03月30日

学校アート出会いプロジェクト


京都府がされてる取り組み
学校アート出会いプロジェクトに参加して
でっかく校歌を書こう!という書道のワークショップを
京都府下の小中学校、支援学校などに行っています。

ともかく毎回楽しいのですよね。
なんでしょうね。
初めて持つコントロールの利かない大きな筆を持って、
白い紙の上に筆を置こうとすると、その子の持ってる本来の姿というか
本性というか。
なんかそういうのが出てくるんですよね。

やんちゃそうな子が意外に几帳面だったり
おとなしそうな子が「おりゃあ~!!」って言いながら
あとさき考えずメッチャでっかく書いたり。

毎回先生方の知らない子供達の姿が見られるようなのです。
(私達は普段の姿を知らないので、その場の状況を楽しんでるだけなのですが)
そんな姿に大笑いしたり、ふと感動させられたりのワークショップ。


そんなワークショップの内、京丹波町立蒲生野中学校美術部の皆さんに行ったのを
記事にして頂きました。
中学生だし、美術部の子達なので
しっかり道具の話をしたり、筆の使い方を話したり、オリジナル漢字を作ってもらったり
美術部らしい内容にもしましたが
綺麗にまとめて下さいました。
京都府の文化芸術情報発信サイトKYOTOHOOP
https://kyotohoop.jp/reading/school_nantan_20230327/

また向日ヶ丘支援学校さんは今回で2回目になるのですが
これまた自分達で曲を決めて、しっかりみんなに披露する書道パフォーマンスをしたいというお話になり
何度も先生方と事前練習したりして、アイデア一杯のパフォーマンスを行ってくれました。
コチラはなんと学校の公式youtubeにアップしてくれています。


昨年行ったワークショップでの出来事で印象的だった一コマ。

大きな筆でみんなで校歌を書いている時の休憩中。
生徒達のグループが自分達の書いた校歌を読み上げながら歩いていると
自然と校歌を歌う様になり、他のグループも巻き込み大合唱になっていきました。
ちょうどコロナ禍でみんなで校歌を歌う事もできなかった子供達。
自然発生的に起こった合唱を誰も止める事はできませんでした。
その場にいた校長先生や担任の先生方も
「久しぶりに子供達の歌声を聞きました」と涙声。
私達も不意にそんな場に立ち合い、みんな大変な中、学校生活を送って来たんだなあと
ウルッとさせられたのでした。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 19:18Comments(1)

2023年02月15日

「海の庭」出版記念原画展


海の庭」の評判が良いそうです。

オンラインで「ああでも、こうでも」とやり、資料として現地の景色を写真や動画で送って頂いたり
それらを絵にする母に伝え「ああでも、こうでも」とやりとりし
著者の大竹さんに亀岡にまで来て頂き、みんなの方向性をもう一度確認したり。
お互いの装幀に関する微調整、印刷の色合いの確認。
一冊の本を作る工程は色々ありました。それらを全てクリアしてようやく出版という形になった「海の庭」。
嬉しいなあ。

新聞にもこの様に取り上げて頂けたそうで。
Beautiful Booksというのがまた嬉しいじゃないですか。
文章、挿絵、表紙、装幀について短い中にもキチンと全部触れて頂き
作った側の気持ちが伝わってる気がします。
(日本経済新聞 2023年2月12日付)

誠にありがとうございました。

そんな「海の庭」出版にまつわるアレコレを見て頂ける機会が
著者の大竹民子さんの地、島根県松江市にて行える事になりました。

宮本信代が描いた17点の挿絵の原画を中心に
表紙、題字の原画。本の完成に至るデザイン、装幀の裏側も見て頂ける様な展示になります。

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海の庭出版記念原画展
会期:2023年3月3日(金)~5日(日)
    10:00~18:00 入場無料
会場島根県立美術館 ギャラリー3室
    島根県松江市袖師町1-5

ギャラリートーク>3月4日 14:00~15:00 参加費無料/予約不要
              会場:島根県立美術館ギャラリー3室
著者:大竹民子  水墨画挿絵:宮本信代  題字、表紙書:上田 普  装幀:泉屋宏樹
の4人による本の製作にまつわるお話をさせて頂きます。
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という事で私達も大阪、京都から駆け付けます。

私にとったら松江は初上陸。
しかしながらちょっと前から松平不昧公はずっと気になってて
ようやく会いに行ける様な気がしています。
なんと楽しみな松江。

はじめましての方が多いかと思いますが
お目に掛かれますのを楽しみにしております。
どうぞお近くの際はお立ち寄り下さい。


  
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2023年01月15日

「海の庭」完成



エッセイ集「海の庭」 大竹民子著
出版元:国書刊行会
装丁:泉屋宏樹
挿絵:宮本信代
表紙、題字:上田普


静かで美しい本が完成しました。
始まりは2019年の神戸のアート〇美空間Sagaさんでの個展「蹟 SEKI」展に
著者の大竹民子さんが松江からお出で頂いた事です。

大竹さんは以前から私達が制作した泉鏡花の「絵本化鳥」のファンでいただいてて
それで私の事を調べて頂いており
神戸の展示の機会にわざわざお出で頂いたのでした。

そこで制作中の本の題字の依頼を頂き
2020年末に完成したのが「からころ」。
コレも美しい本でした。

そして第二作目の今回
「絵本化鳥」の装丁を担当した泉屋宏樹さんも参加し
絵本化鳥の美しさは踏襲しながらも
全く新しい装丁を考えようとなり動き出しました。

「海の庭」のエッセイは山陰の海と京都の龍安寺の石庭が出てくるお話。
そこからこの本の縦横の比率は龍安寺石庭の比率になっています。
石庭の上からの画像を見たのですが


何か知ってる石庭とは印象が違う。
そりゃそうです。私達は画像で言うと右側の縁側から見ています。
きっと作庭した人も真上からの目線は意識していない。
本堂から庭を見てどう見えるのかです。
ソコにはあるけど目線からは見えない石もあり、その事で奥行きを出したりと
考えられているハズです。



なので私は石庭を象徴する墨点で表現したのですが
上から見た15個の石の場所をなぞる事はせず
本堂や縁側から見た印象を取り入れ、3つの墨点で表現しました。
そしてソコからにじんでいく墨がその周辺の石の存在を意識させつつ
波紋を表現できる様にしました。

本の装丁では薄い紙に墨の印刷をしており
二枚目の表紙の紙にエンボスで砂紋を表現しています。
二枚の紙を合わせる事で完成する石庭です。

作庭家の小川 勝章さんにお伺いしたお話で
「庭の石は置いているのではなく、埋めている。
地上に見えているのは、石のごく一部分」
という話がずっと私の頭の中にあり
地下部分の石も想像しながら見ると、もの凄く世界が広がったのです。
ソレをコンセプトにした「石」の作品も作っていますが
今回は本という事で実際に紙のレイヤーもあり、厚みもあるので
その地下部分も表現できると考え
本の裏面は埋まっている石部分を表現しています。




二枚の表紙をめくるとコデックス装の濃紺の本が出てきます。
側面も同色に塗られており、かがっている糸も濃紺。

そして文中の挿絵はこれも大竹さんが
以前から見て頂いており、母の宮本信代の墨の絵が好きだと仰って頂き
今回担当致しました。

「海の庭」より

「空道」より

「空道」より

「池」より

「ツキヤ川」より

「蛇」より

著者 大竹民子さんの静かで暖かな語り口の9編のエッセイ。
昔住んでいた京都、山陰の文化、景色、和歌の話など
著者の原風景ながらも、不思議と読み手も自分の原風景も思い出したり
小さき目から拡がっていく時間と文化の旅。
文章と相まった湿度を感じる墨の絵。

またこの不思議な寸法の本は
手に収まりの良い大きさで、コデックス装の装丁は180度簡単に開きます。
どうぞお手に取って楽しんで頂ければと思います。
コチラの国書刊行会さんのHPから入手可能です。https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336074461/
装丁に関する詳しい事は泉屋さんがnoteに書いてくれていますので
一緒に読んで頂ければ一層楽しんで頂けると思います。

またこの「海の庭」の完成に伴い原画展を行います。
宮本信代の挿絵の原画。
私の題字、表紙の作品。
また装丁の裏側も垣間見れる展示となる予定です。
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『海の庭』出版記念原画展
場所:島根県立美術館 ギャラリー3室
会期:2023年3月3日(金)- 3月5日(日)〈3日間〉 
    10:00〜18:00 入場無料
ギャラリートーク:3月4日14:00~15:00

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こちらも是非楽しみにして頂ければと思います。

  
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Posted by HIROSHI UETA at 16:59Comments(0)作品/Works依頼作品/made to order

2022年12月13日

VR書道パフォーマンス@ヴィラ九条山30周年イベント


京都にあるフランスのアーティスト・イン・レジデンスヴィラ九条山
30周年イベントとしてオープンスタジオと作品展示
アーティスト達によるコンサート、パフォーマンス、映画上映、講演会
インスタレーションなど、アーティスト達も会場に居ますので
交流もしながら、多様なリサーチプロジェクトを楽しめます。

私はフランス在住のミュージシャン大島祐子さんの長唄を取り上げた
音楽パフォーマンスにVRによる書道パフォーマンスで参加させていただきます。

-------ヴィラ九条山30周年イベント-----
日時:2022年12月17日(土)
    14:00~21:00
私の出演時間は 17:45~18:15の予定
会場:ヴィラ九条山
    京都市山科区日ノ岡夷谷町17-22
    京都市営地下鉄「蹴上」駅から徒歩13分
    山に入っていくので「ホンマにあるんかな~」と不安になるかも知れませんが
    Googleさんを頼って頂ければ辿り着くと思います。
    Googleマップ https://goo.gl/maps/QC82sp2YmjEih9Nd7
イベントサイトはコチラ
イベントのタイムテーブルもあります。
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10月に行いました私の個展「山水」に参加頂いた
セリーヌ・ライトさんもコチラに滞在中のアーティスト。
彼女の作品、また彼女もいますので交流もして頂けますし
制作工程なども垣間見れると思います。
どうぞ一緒に楽しんでいって下さい。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:39Comments(0)個展・グループ展/Exhibition

2022年11月22日

宮本信代 墨絵展


母の久しぶりの展示があります。

ギャラリーサイトより
<コロナ禍の間、随筆集を出版する方の依頼を受け、ずっとそれに係わっていた。
懐かしい地の風景、行事、自然を愛する文面と対峙し
はじめて日月海山の自然にとり組んだ。
幸い住んでいる亀岡は霧が濃い土地柄で、常に自然の移り変わりを目にし、
満月などは一人占めだ。
どの風景も自然に勝る絵画はないと思いつつ見ていた身辺の風景
この度の挿絵からの延長線上で多くのモチーフに気づかされ
これらの風景に想を得て描いています。>

その母の挿絵が入った随筆も間も無く刊行予定ですので
完成しましたらお知らせさせて頂きます。
ともかく先ずは大阪・池田にて。
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<宮本信代 墨絵展>

日時:2022年11月30日(水)~12月5日(月)
    10:00~18:00(最終日16:00まで)
作家在廊日:11/30(水),12/3(土),12/5(月)

会場:いけだ市民文化振興財団ギャラリー
    ギャルリVEGA
    阪急電車「池田駅」構内2F
    大阪府池田市栄町1番1号
    TEL 072-750-3333
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Posted by HIROSHI UETA at 20:32Comments(0)お薦めの展示会

2022年09月27日

ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」



―ウクライナの戦火を逃れて―
草月流 野村花遥門下 ミシェル・ネーワル いけばな展

陶器:ヴィクトリア・カミウェイ(from ウクライナ)
会期:2022年10月1日‐2日 11:00~17:00
会場生活あーと空間 ぱるあーと
    京都市上京区西洞院通下立売南入東裏辻町408
    TEL  075-231-5479
    地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口より徒歩7分    
    京都市バス「府庁前」より徒歩3分
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ミシェルさんは3年ほど前、1年間京都に暮らし
午前は日本語学校、午後は着付け、いけばな、私の所で書を習いに来ておりました。

ウクライナに帰国後もオンラインでいけばな、書を学びつつ
いけばなや着付けのワークショップをウクライナのオデッサで精力的に行っていました。
そして7月に初のいけばな展の個展をオデッサで行うと
そのタイトルをウクライナ語で書く練習をしていた最中起こった戦争。

オーストラリア人の御主人の所には事前に政府から非難の呼びかけはあったそうですが
「私達は信じていなかった」そうです。私も日本のニュースで戦争が始まるかもと言ってるよと話していました。
しかしオデッサにもロケットが飛んで来た。
次の日には車でお嬢さん、お孫さんを連れてモルドバへ出たそうです。
その後友人、知人の所をドイツ、UKと転々とし
この際大好きな京都に行く!と決め私の所に連絡が来ました。
国際交流会館の言う宿泊施設に連絡したり、マンスリーマンションに問い合わせたり。
ともかく3ヵ月の滞在期間ながら京都に無事に着き、再び書道教室再開しました。

7月にできなくなったいけばな展を京都で開催したいという話になり
今回の展示になりました。展示会場のぱるあーとさんにもご協力頂き、また
DM制作もiD.の泉屋宏樹さんにも協力して頂きました。
また草月流本部また野村花遥先生、門下の皆様にも多くのご協力を頂いてると思います。

私の個展「山水」の方にもせっかくの機会なので
3点ながら展示して頂きました。良いアクセントになっていますし、素晴らしい出来です!

また本展でヴィクトリア・カミウェイさんご本人は来られていませんが
ウクライナから陶器も届いており、それにも花を生けるとの事です。
是非私の方の「山水」と共に、ミシェルさんのいけばな展にも
足をお運び頂ければと思います。



  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:41Comments(0)