ながれナガサレ
大阪の銅版画家 泉屋宏樹氏とのコラボレーション作品です。
中央左にある赤い二つの四角がそうです。
よく見えないと思いますが指紋の様な細かい線が連続しています。
パラレル銭湯でも紹介しました写真家の今田耕太郎氏同様
泉屋氏も私がカナダ・トロントにいた頃からの友人です。
氏と知り合うまでは描写の細かい作品は観察するのが、ただ々々面倒だったのですが
氏の物作りに接し、考えを伺い、見方を教えて頂いたのです。
「自分と違った表現をしてる人こそ面白い」と感じるきっかけを導いてくれたかたです。
作品「ながれ」
時代、時間、流行、人、そんなものの流れを意識して見つめると
自分が今、その流れに流されるのか、逆流するのか
その都度見極める事が出来る。 とは今田氏の言葉。
確かに写真はその流れを切り取った物が作品に成る。
自分からの流れを作り出せるのも表現者の特権である。
泉屋宏樹氏の作品はこちらから幾つか見られます。
http://www.oooooooo.net/web_qualia/art_book/izumiya/izu_sam.html
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