SICF参加してきました。

HIROSHI UETA

2010年05月09日 02:50


展示風景

東京・青山で開催されましたSICF11に参加してきました。
様々なジャンルのアーティストが参加しており非常に楽しく参加してきました。
写真、オブジェ、家具、絵画、アクセサリー、等々。
しかし他のこういったイベントとは違い
クラフト寄りの作家は少なく、あくまでもアーティストによる作品
という様に感じました。

改めて会場のスパイラルに行ってみますと
なんとロケーションの素晴らしい事!
お客さんの多さにも11回目にも及ぶこのイベントに対する期待感が感じられました。

最終日には表彰式があり
各受賞者が発表されたのですが
審査員の方々がおっしゃっていましたのは
「こういった時代だからこそパワーのある作品を求めた」
作品の一貫性(ポートフォリオ等も参考に)」
「全体的な展示の完成度(見せ方の上手さ)」等、これらを評価したという事でした。
現在のアート業界の求める意見なのかも知れないと感じました。

今は非常にアートとデザインの距離が近くにあります。
プレゼンテーションの上手さを求められる事にも表れていますし
作家、芸術家では無く、アーティストという言い方である事にもそんな事を感じます。
作品だけで無く総合的に表現出来る力
そんな物がこれからのアーティストに求められるのかも知れません。

私は受賞には至りませんでしたが
多くの面白い方と知り合う事が出来
又、今後に繋がる出会いもありましたので
参加した甲斐があったと感じています。

最後に成りましたが
会場で足を止めて下さった多くの方々。
足を運んでくれた多くの友人、知人。
本当にありがとうございました。


関連記事