人に足を運んでもらうという事が難しくなって
今後どう展示会をやっていくのか
ここ数カ月色々実験やったり、調べモノをしたりとやっていましたが
ひとつの答えはオンライン展示。
実際に見てもらう事が一番な事は良く分かっていますが
ただオンラインだからできる事もあるのではとも感じています。
東京の美術館のトークイベントなんかも見てましたし
いま開催中の
ヨコハマトリエンナーレもオンラインで
オープニングレセプションをやってくれていましたので
最先端のアートディレクターの考えてる事が垣間見れました。
普段なら行けないので、オンラインである事の良かった事のひとつ。
ともかく色んな所で模索が続いています。
という事で今
アンスティチュ・フランセ東京 の協力で『
Nature Is Not Your Household』という日仏アーティストによる
オンライン展覧会にグラフィックデザイナーの
グレゴリー・アンボスさんと
コラボレーションさせてもらい参加させてもらっています。
「変態」「変態」と言っても昆虫がサナギから成虫になる方の「変態」ね。
哲学者エマヌエーレ・コッチャの著作『植物の生の哲学』と
『Métamorphoses(変態という意味)』からの抜粋テキストに対して、13人の日本とフランスのデザイナー
イラストレーターたちが自由に応答し、ポスターを製作したオンラインの展示会です。
ポスターは販売され、収益は森林保全団体
more treeに寄付されるとの事。
東京の友人が言っていましたが
こういう状況になって改めて都会ってモロイなあと。
それに対して田舎は外で仕事ができたり、散策できたりと
最低限気を付ける事はあるにしても、ほとんど変わりない生活があり、たくましい。
スーパーにしか出掛けられない時も、道中の草花が変わらずある事に
どんなに楽しませてもらった事か。
ともかく自然に対してこれまで以上に考える機会にもなったので
森林保全団体に少しでも関われるのは非常に嬉しい事です。
これまで海外のアーティストとのコラボは何度かやってきましたが
こうやってストレートにグラフィックの方とご一緒させてもらったのは初めてじゃないかな・・。
料理される側なのですが、これまでと味付けの仕方が違うので私としても単純に楽しい。
13のアーティストのそれぞれの表現がありますのでどうぞ楽しんで下さい。
https://natureisnotyourhousehold.org/jp/