2020年08月28日
今回の作品展での試み。”結 connection”
超短く会場全体を紹介する動画を作ってみました。

8/22より「結 connection」がスタートしました。
今回は当初から、今後の事も考え色んな角度からアプローチした作品展に
したいと思っていましたので、製作の段階から「とにかく記録」していました。
様々なオンライン上での展示も見ましたが
当然ながら本物には敵わないですよね。
なんか物足りなさを感じてフラストレーションが溜まる様な気もします。

美術館やギャラリーの空気感や本物の素材感。
やっぱりそういうモノも含めて美術を楽しんでいたんでしょうね。
ともかくそんな事は今は言ってられないので
いつも通り 「だったらできる事。だからできる事」を探します。

・製作の現場も見てもらう。
・画像だけでは伝わらないサイズ感も感じてもらう。
・現場でも見る事が難しい事をオンラインだから見られる。
みたいな事にできないかなあ・・と。
また逆に会場にはQRコードを貼って、実際の作品を見ながら製作動画を見るという事もやっています。
双方向からのアクセスですね。
今はみんな様々な方法を探っている所。
その内に正解例みたいなモノが出てくると思うんですけど
その正解も決して一個じゃないと思うんですよね。
なので私なりに色んな事を試してみようと思います。
http://www.uetahiroshi.com/connection.html
コチラの私のHP内に今回の「結 connection」のオンライン版を作っています。
良かったらコチラの方で楽しんで頂けたらと思います。
そして気付いた事、提案なんかあったら教えて下さい。
蜜は避けないといけない時ですが
会場には8/30、9/1、6、8、9居る予定です。
別日でも撮影とかで要るかも知れませんが。

ともかく会場が素敵なんで、そういう時が来たら是非体感して頂きたいと思います。

2020年08月15日
生中継!五山送り火
いや~暑い(;´Д`)真っ只中ですね。一応「夏の終わりを告げる」と言われる"五山送り火”。
今年は縮小されて行われるという事ですが、KBS京都さんでは今年も生中継が行われます。

京都の方だと毎年決まった所でご覧になる方も多いと思いますが
今年はお家で手を合わせられるのもいかがでしょう。
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生中継!京都五山送り火2020
放送日時:KBS京都テレビ・BS11にてオンエア
2020年8月16日(日) 19:00~20:30
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コチラでもその様に言っています。
KBS京都、BS11が見られないという方はyoutubeでもライブストリーミングがある様ですし
是非ご都合の良いアクセスでご覧頂ければと思います。
詳しくはKBS京都五山送り火特集HP: https://www.kbs-kyoto.co.jp/okuribi/

今年は縮小されて行われるという事ですが、KBS京都さんでは今年も生中継が行われます。

この角度からの右大文字がいわゆる五山送り火のイメージですよね。
なので"火”の文字をこの大の形に似せて書きました。(伝わります?)
一説ではこの「大」は弘法大師空海の書とも言われています。
書の世界では三筆のひとり。
書いてみるとよく分かるのですが2画目の左バライの角度がいきなり急な事と
右のハライが結構長いんです。それがこの「大」のイメージに近づける大事な要素でした。
なので"火”の文字をこの大の形に似せて書きました。(伝わります?)
一説ではこの「大」は弘法大師空海の書とも言われています。
書の世界では三筆のひとり。
書いてみるとよく分かるのですが2画目の左バライの角度がいきなり急な事と
右のハライが結構長いんです。それがこの「大」のイメージに近づける大事な要素でした。
京都の方だと毎年決まった所でご覧になる方も多いと思いますが
今年はお家で手を合わせられるのもいかがでしょう。
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生中継!京都五山送り火2020
放送日時:KBS京都テレビ・BS11にてオンエア
2020年8月16日(日) 19:00~20:30
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コチラでもその様に言っています。
KBS京都、BS11が見られないという方はyoutubeでもライブストリーミングがある様ですし
是非ご都合の良いアクセスでご覧頂ければと思います。
詳しくはKBS京都五山送り火特集HP: https://www.kbs-kyoto.co.jp/okuribi/

2020年08月06日
4人展 「結 -connection-」 の開催

感染者が増えつつあるこんな という時にわざわざ展示会の予定を入れました。
急遽決まったので今回はDMも作りませんが
こんな時だからできる事もあると思うし
きっと今後展示会を開くに際しての自分の指標にも成るかも知れない。
と思い。色んな方向から試してみます。
しかしながら今回お世話になる「The Terminal KYOTO(ザ ターミナル キョウト)」さんは
ホントに素敵な会場なんです。
元京呉服『木崎呉服店』の創業者・木崎安之助の邸宅として昭和7年に建てられた・・・という事なのですが
細部にも趣向が凝らされてて、なんとまあ趣味の良い、また広々とした京町屋です。

カフェスペースからの眺め
打合せや、下見で会場に行く度にほっこりさせてもらえるw。
実際に見て頂くのが良いに決まってるので
是非お出で下さい! と言いたい所ですが今はそうは言いにくい。
なのでデジタル得意とは言えないのですが
私なりにこのBlogやHP、SNS、youtubeなんかと連携しながら
実際の展示とオンライン展示を併用で試してみようと思います。
そして今回ご一緒させて頂くのは
宮川光さん(画家)/ティナ・ケントナーさん(陶芸家)/ORIOBI作家 磨美さん(帯造形)
平面に立体に彩ってみようと思います。
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「結 -connection-」
期間: 2020年8月22日(土)~9月9日(水)
時間: 9:00~18:00
今の上田在廊予定/22,23,24,30,9/1,6,8,9
会場: The Terminal KYOTO
京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
TEL : 075-344-2544
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ご来場でも、オンラインでもご都合の良いアクセスでお楽しみ下さい。

2nd room - Spherical Image - RICOH THETA
2020年08月02日
日仏アーティストによるオンライン展覧会『Nature Is Not Your Household』

人に足を運んでもらうという事が難しくなって
今後どう展示会をやっていくのか
ここ数カ月色々実験やったり、調べモノをしたりとやっていましたが
ひとつの答えはオンライン展示。
実際に見てもらう事が一番な事は良く分かっていますが
ただオンラインだからできる事もあるのではとも感じています。
東京の美術館のトークイベントなんかも見てましたし
いま開催中のヨコハマトリエンナーレもオンラインで
オープニングレセプションをやってくれていましたので
最先端のアートディレクターの考えてる事が垣間見れました。
普段なら行けないので、オンラインである事の良かった事のひとつ。
ともかく色んな所で模索が続いています。
という事で今
アンスティチュ・フランセ東京 の協力で『Nature Is Not Your Household』という日仏アーティストによる
オンライン展覧会にグラフィックデザイナーのグレゴリー・アンボスさんと
コラボレーションさせてもらい参加させてもらっています。
「変態」「変態」と言っても昆虫がサナギから成虫になる方の「変態」ね。
哲学者エマヌエーレ・コッチャの著作『植物の生の哲学』と
『Métamorphoses(変態という意味)』からの抜粋テキストに対して、13人の日本とフランスのデザイナー
イラストレーターたちが自由に応答し、ポスターを製作したオンラインの展示会です。
ポスターは販売され、収益は森林保全団体more treeに寄付されるとの事。
東京の友人が言っていましたが
こういう状況になって改めて都会ってモロイなあと。
それに対して田舎は外で仕事ができたり、散策できたりと
最低限気を付ける事はあるにしても、ほとんど変わりない生活があり、たくましい。
スーパーにしか出掛けられない時も、道中の草花が変わらずある事に
どんなに楽しませてもらった事か。
ともかく自然に対してこれまで以上に考える機会にもなったので
森林保全団体に少しでも関われるのは非常に嬉しい事です。
これまで海外のアーティストとのコラボは何度かやってきましたが
こうやってストレートにグラフィックの方とご一緒させてもらったのは初めてじゃないかな・・。
料理される側なのですが、これまでと味付けの仕方が違うので私としても単純に楽しい。
13のアーティストのそれぞれの表現がありますのでどうぞ楽しんで下さい。
https://natureisnotyourhousehold.org/jp/

Posted by HIROSHI UETA at
18:12
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