Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2009年06月19日

屏風作品



作品「よくこそ」 
縦140×横80×2(cm)



をクリックしてもらいますと画像大きく成ります。
  文字が分かり良い様に色分けしてみました。





「よくこそ」という言葉が変化して現在の「ようこそ」という言葉に成りました。
「よくこそお出で下さいました」という事ですね。

このサイトを見て
遠方にも関わらずご依頼くださったのです。

依頼主は玄関入って直ぐ目に入る所に
この屏風を置きたいという事でしたのでこの言葉を選びました。

コンセプトは
・来られたお客さんのここまでの道中という意味合いと
・その方が今まで歩んで来られた山あり谷ありの人生の道のり
その両方の道を表現する。事。

和風モダンなご自宅でしたので
屏風の枠は光沢のないマットな黒で
襖に使われているという揉み紙を
屏風の裏面に張って頂き、家との調和をはかり
シンプルでカッコイイ屏風が出来上がりました。


今回は思い切って贅沢な空間を使った物を制作しました。

屏風は2面ありますがでも一つの作品。
これは額作品の作り方とは違ってきます。

面で見ているのと、折り曲げて屏風を立たせた時では
明らかに横が狭く成った様に感じますから。
何度も仮屏風に張り、空間を調節しました。

こういう仕事はなかなか出来る事ではありませんから
やらせて頂いたご依頼主様と私に付き合って下さった表具屋さんには大変感謝致しております。

制作に長らく時間を掛けてしまいましたが
やっと先月嫁入りを果たしました。














  
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Posted by HIROSHI UETA at 03:07Comments(2)作品/Works

2009年06月12日

おとなな楷書



教室で用いました題材です。
孔子廟堂碑という中国の古い碑文より抜粋した物を書いて頂きました。

この碑文の文字は楷書で書かれており
楷書の教科書として代表的な物の一つです。

特徴的なのは例えば
「地」の上にハラウ様なハネ方や
「平」の横線の様に起筆がチョンと置いてそのまま右へ
グーと圧を加えながら書くという書き方。

一般的な楷書と比べ派手さが無いですよね。
その分スッキリとした落ち着きのある大人な感じ(漢字)がしませんか?

こういったのをじっくり見ながら書いてますと
文字の線の組み合わせの上手さに「なるほど」と感心してしまいます。

下は私が書いた物。






書道教室 http://hiroshiueta.kyo2.jp/e84455.html







  
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Posted by HIROSHI UETA at 15:08Comments(4)書道教室

2009年06月05日

筆とハーモニカ


先日youtube の方に
4月に行いましたライブの映像を3曲アップしました。

ファンキーなサウンドの「見えない」
ジャジーな「ガス灯」
何処かで聞いた事ある様な「ネオンサイン」です。

楽しんで頂ければと思います。

次のEBIZ(エビス)のライブは7/20(月)!
いつもの京都・丸太町大宮を北に上がった「拾得」にて行います。

お気に召しましたら是非足を運んで頂きたいと思います。

また、EBIZのドラマー岩瀬さんの所属されてる
もう一つのバンド「MOJO SAM」が今週末6/6にライブをされます。

私も伺わせて頂こうと思っていますので
是非結成30周年の実力派のファンキーなサウンドを一緒に楽しみましょう。
詳しい情報は「MOJO SAM」のHPをご覧ください。


MOJO SAM HP http://www2.odn.ne.jp/my.studio/
拾得 HP http://www2.odn.ne.jp/jittoku/index.htm


       






  
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Posted by HIROSHI UETA at 02:44Comments(0)書道とブルースの境。