Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2016年03月30日

海外の方に書道ワークショップ


少し前の話ですが
青年海外協力隊(JOCA)のプロジェクトで
オーストラリアとニュージーランドからの大学生104人に向けての
書道ワークショップを2日に掛けて行いました。
少しパデモンスレーションと書道の歴史、漢字の成り立ちをクイズを交えながら見てもらって
ワークショプのスタート。
筆の持ち方から
半紙に筆運びの練習を簡単にしてから漢字の練習。
リクエストにも答えて手本も色々書きましたが
最近は携帯があるので
自分で調べて、半紙に書いている人もチラホラ
なぜか「冷蔵庫」や「きつい」って書いている人も・・・なぜ?



とにかく和気藹々な雰囲気で
皆さん楽しんで下さっている様子でした。

書道のイベントと言えばデモンストレーションを見てもらう事が多いのかも知れませんが
絶対体験する方が楽しい!

6m×6mの紙を用意し大きく俳句を書いて頂きました。
俳句は「初時雨 猿も小蓑をほしげなり」(芭蕉)や「探梅や 枝のさきなる 梅の花」(高野素十)
俳句の解説や季節を感じ取る日本のセンスのお話をし 
さあ書いていただきましょう!



仲間からの声援をあびながら
書く時は真剣に
書き終われば拍手と笑い声も上がる。
大いに盛り上がり無事終える事が出来ました。

この時の様子はJOCAのサイトでもご覧頂ける事ができます。
http://www.joca.or.jp/information/h27/0205.html
綿密な企画と段取り、当日のサポートも頂いたJOCAの皆様の
気配りや、人を巻き込んでいく盛り上げの素晴らしさもワークショップの成功に大いに繋がったと思います。
ありがとうございました。

私も大いに楽しませて頂きました。
学生達にはまたオーストラリアで展示する時には遊びに来てと言ってありますので
実現しないといけません!
写真提供:Imada photo service
  
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