Contemporary Japanese calligraphy artist Hiroshi Ueta

2022年09月27日

ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」

ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」

ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」
―ウクライナの戦火を逃れて―
草月流 野村花遥門下 ミシェル・ネーワル いけばな展

陶器:ヴィクトリア・カミウェイ(from ウクライナ)
会期:2022年10月1日‐2日 11:00~17:00
会場生活あーと空間 ぱるあーと
    京都市上京区西洞院通下立売南入東裏辻町408
    TEL  075-231-5479
    地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口より徒歩7分    
    京都市バス「府庁前」より徒歩3分
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ミシェルさんは3年ほど前、1年間京都に暮らし
午前は日本語学校、午後は着付け、いけばな、私の所で書を習いに来ておりました。

ウクライナに帰国後もオンラインでいけばな、書を学びつつ
いけばなや着付けのワークショップをウクライナのオデッサで精力的に行っていました。
そして7月に初のいけばな展の個展をオデッサで行うと
そのタイトルをウクライナ語で書く練習をしていた最中起こった戦争。

オーストラリア人の御主人の所には事前に政府から非難の呼びかけはあったそうですが
「私達は信じていなかった」そうです。私も日本のニュースで戦争が始まるかもと言ってるよと話していました。
しかしオデッサにもロケットが飛んで来た。
次の日には車でお嬢さん、お孫さんを連れてモルドバへ出たそうです。
その後友人、知人の所をドイツ、UKと転々とし
この際大好きな京都に行く!と決め私の所に連絡が来ました。
国際交流会館の言う宿泊施設に連絡したり、マンスリーマンションに問い合わせたり。
ともかく3ヵ月の滞在期間ながら京都に無事に着き、再び書道教室再開しました。

7月にできなくなったいけばな展を京都で開催したいという話になり
今回の展示になりました。展示会場のぱるあーとさんにもご協力頂き、また
DM制作もiD.の泉屋宏樹さんにも協力して頂きました。
また草月流本部また野村花遥先生、門下の皆様にも多くのご協力を頂いてると思います。
ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」

私の個展「山水」の方にもせっかくの機会なので
3点ながら展示して頂きました。良いアクセントになっていますし、素晴らしい出来です!

また本展でヴィクトリア・カミウェイさんご本人は来られていませんが
ウクライナから陶器も届いており、それにも花を生けるとの事です。
是非私の方の「山水」と共に、ミシェルさんのいけばな展にも
足をお運び頂ければと思います。
ウクライナの戦火を逃れて「ミシェル・ネーワルいけばな展」



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Posted by HIROSHI UETA at 02:41│Comments(0)
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